ビジネスクラスは海外発券を組み合わせた方が安い例をまとめてみました。今回は、北欧・東欧発券のビジネスクラスのカリブのカンクン行き往復が安いため、まとめてみました。
北欧発券カリブ往復
ストックホルム
日程は9月の一週目(9月2日往路、9月10日復路)となります。まずは今後、日本からの直行便も計画されているストックホルム発券です。
キャリアはスターアライアンスのTAPポルトガル航空です。ストックホルム発は夜7時前出発のリスボンでは85分の乗り継ぎ、レッドアイフライトのA330neoで関空に向かいます。翌朝4時過ぎに到着します。
復路はカンクンを夜20時前に出発します。往路は朝4時着、復路は夜20時前発とA330neoはカリブの太陽を一日浴びることとなります。
こちらもレッドアイフライトとなり、リスボンには11時前に到着、ストックホルムには夕方6時過ぎに到着します。
運賃はマイル割引前で約130,411円となります。予約クラスはJクラス(125%+400PP)であり、プレミアムポイントは17,978PPとなります。PP単価は7.25円/PPと驚異的です。
コペンハーゲン
日程はストックホルムに近く、リスボンでの乗り継ぎが良い時間帯となります。コペンハーゲンは既に羽田間とスカンジナビア航空が就航しているため、こちらでの接続も想定されるルートです。
運賃はマイル割引前で約130,881円となります。予約クラスはJクラス(125%+400PP)であり、プレミアムポイントは17,162PPとなります。PP単価は7.63円/PPと驚異的です。
この他の都市では、海外発券では安いオスロはTAPが就航していないため、対象外であり、ヘルシンキはあるもののちょっと高めです。
東欧発券
プラハ
続いては東欧発券です。今回はプラハとブダペストとモスクワ(DME)となります。まずはプラハとなります。
こちらの旅程も前述のストックホルムに近く、リスボン=カンクン間はA330neoとなります。
運賃はマイル割引前で約130,906円となります。予約クラスはJクラス(125%+400PP)であり、プレミアムポイントは16,784PPとなります。PP単価は7.80円/PPと魅力的です。
ブダペスト
続いては、大陸の中では安い単価のブダペスト発券です。旅程はリスボンでの乗り継ぎは良いですが、北欧発券と比較するとブダペスト発が昼発の昼着となります。
運賃はマイル割引前で約131,093円となります。予約クラスはJクラス(125%+400PP)であり、プレミアムポイントは17,176PPとなります。PP単価は7.63円/PPと魅力的です。
モスクワ
基本的に他のヨーロッパと旅程は似ているものの、モスクワとリスボンの距離が長いため、復路はリスボンで13時間待ちとなり、リスボン発23:50→モスクワ着が翌朝4時過ぎとなります。
運賃はマイル割引前で約130,910円となります。予約クラスはJクラス(125%+400PP)であり、プレミアムポイントは19,408PPとなります。PP単価は6.75円/PPと驚異的です。
東欧については、運賃はほぼ同一でありながら、東に行くほどプレミアムポイントが伸びるため、単価は安くなります。
番外編
番外編として中東のイスラエルのテルアビブ発券となります。旅程としては、毎日運航でないため、上記の旅程とずれますが、安さは随一です。
運賃はマイル割引前で約119,341円となります。予約クラスはJクラス(125%+400PP)であり、プレミアムポイントは19,576PPとなります。PP単価は6.10円/PPと超絶的となります。
まとめ
カンクン行き往復ビジネスクラス運賃とPP単価を整理すると下記のとおりです。
ストックホルム 130,411円 7.25円/PP
コペンハーゲン 130,881円 7.63円/PP
プラハ 130,906円 7.80円/PP
ブダペスト 131,093円 7.63円/PP
モスクワ 130,910円 6.75円/PP
テルアビブ 119,341円 6.10円/PP
モスクワ、テルアビブが群を抜いていますが、北欧・東欧共に単価は安く、ストックホルムやコペンハーゲンで日本から乗り継いで利用すると結構安上がりになるとも想定され、大西洋を渡る方が何かと安いケースが増えているようです。