最早、アジアの首都になりそうなシンガポールですが、シンガポールから北米では第二の都市とも言えるロサンゼルスまでのビジネスクラスでどっちを選んだ方がいいか考えてみました。
まずは大西洋経由
大西洋経由でシンガポールからロサンゼルスまでとなるとブリティッシュ・エアウェイズかカタール航空ぐらいとなります。ブリティッシュも安いですが、アジアからアメリカとなるとやはりカタール航空となります。
旅程は今年のゴールデンウィーク期間中(4/29新嘉坡発、5/5ロス発)となります。カタール航空らしく、Qスイートが利用できるフライトとなります。ドーハでの乗り継ぎは往復ともに2.5時間であり、時間のロスがない乗り継ぎであります。
ドーハとロサンゼルス間は8,000マイル超であり、その時間をA350-1000で過ごせるのでかなりいい体験となりそうです。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃と予約クラスとJMBにおけるFOPは以下のとおりです。
運賃 約318,630円
予約クラス Rクラス(125%)
FOP 30,416FOP
FOP単価 10.48円/FOP
10円は切れないものの、一気に3万FOPを30万円ちょっとで貯められるのはニトロパワーのようです。
次は太平洋経由
次は太平洋経由です。普通に考えるとこっち方が距離は近く、合理的のようです。利用する会社は本邦のJALとなります。
旅程としてはカタール航空と同じ日に出発して、同じ日にロサンゼルスから戻る旅程です。今回はカタールと同じ比較のため、東京ではストップオーバーしないルートであります。
カタール便よりも25分早くチャンギ空港を離陸し、羽田では7時間10分の乗り継ぎとなります。とりあえずラウンジに行って、飲んで、シャワーを浴びて、飲みなおして、また、気分転換にシャワーして搭乗という腐な時間を過ごしてしまいうそうです。
ロサンゼルスの到着は10:50であり、カタールよりも3時間25分も早く到着します。偏西風Sama Samaであります。
復路はカタールよりも3時間早く出発し、羽田での乗り継ぎ時間は75分とかなりいい接続です。チャンギ空港には7日に日が変わってから20分後に到着となります。
カタール便は同日の朝9時着なので、偏西風に抗いつつも、乗り継ぎ時間の短さを活用して、早く到着します。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃と予約クラスとJMBにおけるFOPは以下のとおりです。
運賃 約323,592円
予約クラス Xクラス(125%+400FOP)
FOP 27,666FOP
FOP単価 11.70円/FOP
時間は早いものの、総額はカタールよりも上回り、単価はアジア間の1.5倍をしても、カタールに軍配と言ったところです。もちろん、JMBではJL便を積まないといけないのでそれを考えると有利とは言えます。
大西洋と太平洋経由どちらが良いのか
大西洋経由のカタールと太平洋経由のJALどちらが良いと言えば、総額が安く、単価も安いカタール一択と言えます。一方で太平洋経由のメリットとして総旅程時間が短くて済むということになります。
時間帯で見ると復路のチャンギ空港の到着はJALでは深夜0時と早いですが、未明のチャンギ空港に降ろされてもホテルが必要となります。
一方でカタールは9時間遅れですが、朝9時に到着となり、世の中が動き出す時間帯であり、ホテル代は一泊少なくなりそうです。
そうした意味でも時間はかかるものの、大西洋経由の方がよさそうです。
そして、サービス面で考えるとカタール便はQスイートであり、ANAのTHE Roomであればどっちにするかの選択肢はあるものの、JALもいいのですが、体験的にはやはり大西洋を渡りたくなってしまいます。単価もよいですし。
最後に
JMBで最高僧を目指すとなるとJALしか乗りませんですが、飛行機の旅の経験値からするとカタール航空のビジネスは搭乗したいところです。
何とも悩ましい選択ですが、ANAのようにUGポイントが自社便での積算具合で変化はないので、カタール搭乗の方が面白いかもしれません。
いみじくも、2021年はJAL上級会員にはJAL便に乗ったと同じポイントが付与されますので。