弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

チュニスエア 搭乗記 リヨンからチュニスへ

スポンサーリンク

チュニスエアでフランス・リヨンからチュニジア・チュニスまで搭乗しましたのでお伝えします。

チュニスエアとは

チュニスエアホームページより

チュニスエア(Tunisair, TU)は、チュニジアの国営航空会社です。同社は、チュニジア国内をはじめとする多くの国際路線を運航しており、ヨーロッパ、アフリカ、中東などへの便があります。チュニスエアは、チュニジアの主要な観光地への航空サービスや、チュニジアと他の国々を結ぶ航空交通の重要な役割を果たしています。もともとはエールフランスとの合弁でしたが、チュニジアが独立してからは国営企業となり、ナショナルフラッグシップキャリアでもあります。

ハブ空港はチュニス・カルタゴ国際空港(TUN)であり、機材はナローボディがほとんどですか、ワイドボディのA330-300も保有しているようです。

搭乗

チュニジアはシェンゲン協定ではない国なので、パスポートコントロールを通過した国際線エリアから出発となります。ラウンジで少しだけ滞在した後にゲートに向かいます。

ゲート前の待合フロアはそんなに混雑しているわけではないので、今日のフライトは隣がいないと良いのですが、どうでしょう。

長いポーティングブリッジを通り、いよいよ機内に。ビジネスクラスと行きたいところですが、1万円ちょっとのチケットであり、エコノミーに進みます。

海外のナローボディとしては珍しいきちんとしたビジネスクラスのシートであります。2-2配列の3列の合計12席であります。機材はA320neoであります。

後部座席から搭乗するため、ちっょと時間がかかりながらもようやく14Aの非常口座席に到着であります。座席指定は有料ですが、そんなに高くはなかったのでラッキーであります。

一応シートモニターはありますが、作動しませんでした。そんなに遠くないので特に不満はありません。

シートピッチは非常口座席にしては比較的狭いです。と言っても、一般的な座席よりはシートピッチは広いところであります。そして、非常口座席ではありますが、非常時に協力をという説明はありませんでした。

機内販売もあります。アラブの航空会社ではありますが、アルコールも販売されていました。フランスとのつながりが深いからでしょうか。

ゲートにいた時はあまり乗客がいないと思いましたが、結果的に満席であり、当然、隣席もいる状態であります。扉が閉まり、それほどの移動もなく離陸であります。

リヨン・サン=テグジュペリ国際空港は意外と言うと失礼ですが、4,000mの滑走路があります。そこから離陸したかは記憶にありませんが、なかなか大空港であります。

フランスの平原を一気に上昇していきます。リヨン(LYS)からチュニス(TUN)までは668マイルであり、羽田から稚内までの距離相当です。

しばらくすると機内食であります。LCC並みの運賃ではありますが、ナショナルキャリアと言う事もあり、機内食がきちんとあります。写真ではラップを外してしまっていますが、ラッピングはホームメードと言った感じでした。味については味覚の違いなのか、美味しいとは言えない感じでありました。右上のインゲンだけが唯一美味しく感じるくらいでした。

こうしてみるとANAやターキッシュエアラインズなどはエコノミーでも美味しく感じるので評価はある程度正しいのだと感じてしまいました。

真下は温暖な地中海でありますが、高度1万メートル上空はマイナス40度近い環境であり、窓には霜が大量についています。2時間弱のフライトであっという間にアフリカに入ります。すぐに着陸態勢となります。

そして、チュニス・カルタゴ国際空港に到着であります。フランスとの時差は1時間あり、イギリスと同じGMT+1であります。そのため、リヨンを11時に飛んでも正午到着であります。

搭乗ゲートからターミナルまでは成田空港程ではありませんが、結構歩かされます。パスポートコントロールは昔ながらの有人ゲートであります。ホテルはどこかと、何日滞在するか聞かれ、すんなりパスポートにスタンプで入国であります。入国カードや税関申告書などもありませんでした。事前の観光ビザとかも不要でした。

アラブの国らしく、空港に出入りするには手荷物検査があります。海外ローミングは対象なのですが、電波を掴まないので、空港のWi-Fiに接続して、ワンコインeSIMを購入して、電波をたてます。

そして、ようやく外に出て、アフリカはエジプト、南アフリカ、モロッコに次いでの4番目の入国であります。空港的にはCAI,JNB,CPT,GBE,ADD,FEZに次いで7空港目であります。そして訪問した国・地域としては82番目となります。

エジプトやモロッコと違い、あまりアフリカと言うかアラブの雰囲気はなく、アラビア語の文字がないとマルタやキプロスにでもいるような感じであります。カイロのようなボッタくり感もありませんでした。

最後に

地中海を縦断する形でヨーロッパ大陸のリヨンからアフリカ大陸のチュニスまでチュニスエアで移動してみました。フルサービスキャリアでありながら、運賃はかなり安く、座席も満席であり、それなりの評価を受けているようにも感じました。カルタゴに代表される歴史深い国でもあり、再び行ってみたくなるところでもあります。

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.