リヨン・サン=テグジュペリ空港にあるラウンジ・モンブランを利用してみましたので、お伝えします。
ロケーション
場所はリヨン・サン=テグジュペリ空港の第2ターミナルの手荷物検査通過後、さらに、パスポートコントロール通過後にあります。それほど大きな空港でなく、国際線出国エリアはシェンゲン内エリアの上にあるのでそれほど歩くことはありません。
ただ、パスポートコントロールのオープンする時間は結構遅く、ラウンジに行こうと思ってもパスポートコントロール手前で足止めを食らう事となります。
アクセス基準
基本的には有料でお金を支払えば、国際線搭乗者であれば、誰でも利用できます。
大人1人 33.90ユーロ
子供1人 14.90ユーロ 2歳以下は無料。
プライオリティパスでは利用できなく、ビジネスクラス利用など航空会社のインビテーションがあれば利用できます。
ラウンジチケットはオンラインで購入できます。スマホでQRコードを表示すれば簡単にアクセスできます。
営業時間
営業時間は以下のとおりです。
月曜日 6am ~ 8:30pm
火曜日 6am ~ 8pm
水曜日 6am ~ 9pm
木曜日 6am ~ 8:30pm
金曜日 5am ~ 9pm
土曜日 5:45am ~ 9pm
日曜日 5:45am ~ 8:30pm
ラウンジリポート
ラウンジ全景であります。朝9時過ぎと言う事もあってかガラガラであります。広さもあり、結構新しいラウンジであります。ダイソンの扇風機みたいなテーブルライトが特徴的でもあります。
写真の右上側にラウンジ内トイレもあり、いちいち外に出る必要はありませんでした。
こちらはグループで利用できそうなソファ席であります。独特な吊り下げ照明が特徴的であります。スタイル的にはモダンな雰囲気であります。
ラウンジの一番奥には足を投げ出せるオットマン付きのシングルチェアがあります。長時間滞在だと落ち着きます。フランスではありますが、北欧チックでもあります。
また、カウンター席があり、パソコン操作などはこのカウンターが一択となりそうです。外人仕様の椅子の高さであり、足元が少し落ち着きません。右側はダイニングエリアと言ったところであります。
窓からの景色は一応飛行機が見えます。ガラス破損防止のためか金網が設置されており、カメラで焦点を合わせるのがちょっと大変でした。
コンセントは国際線エリアではありますが、ヨーロッパのタイプCであります。USB-Aも完備されています。やっばり、旅行ではまだまだAタイプは持ち歩かないと充電の一極集中となってしまいそうです。
Wi-Fiについてはラウンジオリジナルのものがありますが、うまく接続できずに空港共用のものを利用しました。特に遅いと言う事はありませんでした。
昔のTGVのカラーをイメージしたようなオレンジ色のチェアもあります。シート的には昔のファーストクラスのようでもあります。
フード・ドリンク
続いてはフードとドリンクであります。午前中と言う事もあり、朝食仕様であります。電磁保温器の上にはパンしかありませんでした。あとは冷製のハムやサラダのみでした。夕方になるとホットミールが出てきそうであります。
白一色で清潔感がありました。清潔感と言えばステンレスむき出しでありますが、あえてホワイト一色にしているのはフレンチのエスプリかもしれません。頻繁に拭き掃除は必要そうでありますが。
それでも冷蔵庫の中にはスモークサーモンやチーズなどがありました。朝からでも一杯は行けそうであります。
ラウンジによっては朝はアルコールを置いていないところもありますが、さすがフランスと言ってよいのかアルコールがありました。白と赤と泡がそれぞれ一種類でした。胃の調子が悪く、あまり飲めませんでしたが、それでも舌を通過する時はアジアのラウンジのワインよりは美味しさを感じました。
体調は崩さないで、ベストコンディションが一番の美味しさかもしれません。
最後に
フランス第2の都市であるリヨンの空港であるリヨン・サン=テグジュペリ空港のラウンジを利用してみました。空港規模としてはオルリー空港やコート・ダジュール空港の方が大きく、こじんまりとしていますが、ラウンジ自体は新らしいところであります。
プライオリティパスは利用できず、NH*Gとかもインビテーションの有無でも利用できないところでありますが、金は物を言うで、お金さえ払えば利用できるというところでもあります。
パスポートコントロールの後にあるので国際線のみの利用であり、しかも朝はパスポートコントロールの空く時間が遅かったりするため、AM出発便で張り切って行くと待ちぼうけを食らったりします。そうした事からも有償で利用する場合は、約5千円近い利用料の同ラウンジを利用するかは滞在時間と天秤にかけた方が良いかもしれません。
パスポートコントロール前にはフードコートなど結構あり、それでも満足ではないかと感じてしまいました。