カイロ発券が再び息を吹き返したようなルートが出てきたため、まとめてみました。
シンガポール航空のカイロ発券
シンガポール航空は以前、エジプト・カイロにも就航しており、ドバイ経由でチャンギ空港まで就航していましたが、現在はありません。その代わり、就航しているイスタンブール経由でターキッシュエアラインズとのコードシェアを利用して、現在もカイロ発券を継続しています。往復で20万円を下回る運賃は最近にはほとんどなく、カイロ空港まで行き、何かとカオスを感じる同空港よりも少し割高でも他の空港を考えていましたが、久々のカイロ発券らしいチケットと言えます。
カイロ=関西 ビジネスクラス往復
今回は、SFC修行orダイヤモンド修行2019のスタートアップの下支えということで、3月で検索してみました。
往路(日本行き)3月10日の日曜日の朝9時半過ぎに出発し、イスタンブールで約90分の乗り換えとなります。この区間の便名はシンガポール航空ですが、運航はターキッシュエアラインズとなります。ドリンクにはアルコールもあり、ビジネスクラスは定評が高いです。
そして、イスタンブールからは約8時間超乗り換えでシンガポールに向かいます。シンガポールまでの距離は王道のドバイ経由と比較して5,000マイル超あり、マイル修行にはうってつけと言えます。機材はボーイング777-200ER型機と少し古めですが、ライフラット仕様であり、意外と眠ることができます。同タイミングで新イスタンブール空港を利用できれば最高ですが、開港間際になり、遅れが目立ってきているため、2019年3月と言っても微妙かもしれません。
復路は3月24日日曜日の朝11時に関西空港を出発します。同機材は世界最大の機材と言えるA380-800型機であり、シンガポール航空の様々な機材のビジネスクラスを堪能できます。リニューアルした機材に遭遇するとより快適に過ごすと言えます。
チャンギ空港には夕方5時過ぎに到着し、チャンギ空港を日付の変わった丑三つ時の1:50に出発します。そのため、乗り継ぎ時間は長いですが、空港からシンガポール中心部で観光をして、空港に戻り、SQのビジネスクラスで汗を流して、ゆったりも可能であります。
シンガポールでの弾丸旅行はこちらです。
そして、イスタンブールには朝8時半前に到着し、イスタンブールからカイロまでは再び、ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで向かいます。イスタンブールでは、5時間強の乗り継ぎであり、同空港での最大レベルのターキッシュエアラインズのラウンジを利用できます。カイロには、3月25日の午後3時過ぎに到着でき、ホテルのチェックインには良い時間と言えます。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約171,509円です。予約クラスは全区間Dクラスであり、6区間とも125%加算となり、搭乗ポイント400ポイントも積算されます。イスタンブール経由となり、カイロとイスタンブール間はターキッシュエアラインズとなり、逆にサービスが良く、通例のドバイ経由よりも遠回りであり、マイル修行には涙が出るほどありがたい路線と言えます。
積算マイル・プレミアムポイント
フライト | 区間マイル | 積算マイル | PP | ||
3月10日 | CAI | IST | 762 | 953 | 1,353 |
3月11日 | IST | SIN | 5,387 | 6,734 | 7,134 |
3月11日 | SIN | KIX | 3,040 | 3,800 | 4,200 |
3月24日 | KIX | SIN | 3,040 | 3,800 | 4,200 |
3月25日 | SIN | IST | 5,387 | 6,734 | 7,134 |
3月25日 | IST | CAI | 762 | 953 | 1,353 |
合計 | 18,378 | 22,973 | 25,373 |
積算マイルは22,973マイルであり、プレミアムポイントはと25,373となります。PP単価6.8円となります。ヨーロッパから遠いカイロとはこの単価は魅力的です。
最後に
ちなみに今回はA380が飛来する関西で計算してみましたが、東京も同クラスの単価もあり、ダイヤモンド修行など積算するプレミアムポイントが多い場合は絶対に重宝するルートと言えます。一度、自分の都合にあった日程で計算してみてはいかがでしょうか。マイル修行の楽しさが開花するかもしれません。また、シンガポール航空区間のビジネスクラスは食事には定評があるため、十分マイル修行をするメリットが有ると言えます。