コロンビアの首都であるボゴタに一泊した次の日、夜便で出発するまでボゴダの観光名所を廻ってみたので、お伝えします。
ボゴタで移動に利用したのはUber
コロンビアでもUberは普及しており、白タクやタクシーよりは身元が判明しているため、安全と言えます。ピックアップされる時間も市内であればタクシーと遜色なく到着します。市内移動の運賃は400円弱であり、空港までは800円程度であります。ただし、市内から空港に行く場合は、出発階の車寄せへの規制や渋滞が激しく、非効率のためか駐車場入り口までで良いか言われました。駐車場入り口から到着フロアの入り口までは200メートルほどであり、渋滞で出発階の車寄せに到着するよりも合理的と言えます。
モンセラーテの丘に
アクセスは時間帯で山頂アクセスは異なる
まずは、ボゴタを一望できるモンセラーテの丘に行くこととしました。市内を一望できるため、観光客には人気のスポットです。新市街からUberで行くと所要時間は15分であり、運賃は400円程です。道路事情は比較的安定していますが、たまに荒い運転の車がいるため、急減速はありますが、それほど気になりません。
モンセラーテの丘に登るのは徒歩でもできますが、時間がかかるため、ロープウェイを利用することとしました。モンセラーテの丘に登るシステムは面白く、午前中はケーブルカーであり、午後はロープウェイとなります。午前と午後で運用を分けている理由はわかりませんが、いずれにしても丘の山頂まで辿り着けるため、問題はないと言えます。
ちなみに、運賃は往復で400円弱であり、とてもリーズナブルと言えます。支払いはカートでも可能であり、弾丸滞在であれば、コロンビアペソが不要と言えます。
命の危険を感じる
ロープウェイで標高差500mの山頂に到着し、協会がある見晴らしの良い場所に向かいます。ロープウェイの山頂駅から教会まではそれほど距離はなく、いつも通りに歩いていると途中から明らかに脈数が上がっていることを意識し、呼吸が荒くなり、視界がボヤケ、危険を感じました。
冷静に考えるとボゴタ市内は2,600mであり、モンセラーテの丘は標高差500mあり、標高で言うと3,160mであり、日本でいうと屈指の名山と山頂と同一であり、高山病に近い症状が発生したと言えます。心不全でこのまま地球の裏側で一生を終えるかと思いましたが、途中の階段でしばらく休むと回復し、一命をとりとめました(個人的感想)。
平常を取り戻し、巡ると仲見世的なお土産が購入できる場所や日本では観られない鳥類が観られるスポットなど狭い頂上でありながら結構見どころがあるのに驚きます。
なによりもコロンビア市内を一望できるため、コロンビアに着た実感ができます。また、おすすめの観光スポットの旧市街も俯瞰できるため、モンセラーテの丘に登頂後、旧市街を巡る場合、位置関係を把握するには良いと言えます。
旧市街へ
モンセラーテの丘からロープウェイで降りた後は旧市街まで徒歩でも行くことができます。徒歩10分程歩くと平坦な場所にたどり着きます。旧市街が始まります。ボゴダは大学が多い都市であり、大学の付近は勉学に励む若い人が多く、身の危険を感じるようなことはありません。むしろ、学生が多いため、新鮮と言えます。
旧市街は政府関係の建物が多く、それを警備する警官も多く、治安的に問題を感じることはありません。観光客向けにガイド案内や呼び込みをする人もおらず、フリーに観光する場合は安全と言えます。
旧市街のメインの見どころともいえるボリーバル広場は旧市街では一番の見どころとも言えます。最高裁判所や国会議事堂が集積しているため、警備は万全であり、安心して撮影したりできる場所であります。昔のコロンビアであればキナ臭い場所であったかもしれませんが、現時点では安全に観光できる場所と言えます。
同広場の後は黄金博物館に行きたかったのですが、残念ながら休館日であり、訪問できませんでした。人間がなぜ金に対して執着する鍵を見つけることができるかもしれないため、行きたかったのですが、残念と言えます。
旧市街を散策
旧市街を散策すると近代的に高層ビルもあり、写真だけ見ているとシンガポールや香港のような今では洗練された都市のようですが、一画だけであり、基本的には南米の都市のように素朴な部分が多いと言えます。
危ない所に行かなければ、旧市街でも新市街でも街歩きの合間に食事をしたり、カフェで休憩が可能なため、ゆったりと過ごすことができます。最後は荷物を預けたホテルに戻り、Uberでエルドラド空港に無事に到着。
最後に
コロンビアの首都ボゴタと言うと、危険と言うイメージはあると思いますが、安全な場所を選択すれば、危険に合うことはまずないと言えます。特に外国からの観光客が行くスポットに関してはかなり安全であり、問題ないと言えます。ただし、標高が高いために、持病がある方や高山病も場合によっては生命に危険もあるため、体調管理は必要と言えます。個人的には標高差は今回勉強したため、それを基に再度訪問してみたいと感じました。