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マレーシア航空&JAL ビジネスクラス デリーからニューヨーク(JFK)片道でもFOP単価10円以下

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MH A350

マレーシア航空発券のデリー発ニューヨーク・ジョン・エフ・ケネディー空港行きの片道ビジネスクラス運賃が安いためまとめてみました。

インド需要の獲得合戦で、インド発券は安い

今や人口においては中国に匹敵し、掛け算では19×19がデフォルトであり、生まれながらにしてクアッドコアのような数字に強いインドは経済発展の中でも今後の未来において、産業の上位レイヤーに位置するであろう、AIの開発などのITエンジニアや金融工学などの分野で需要が多く、世界の金融都市やシリコンバレー等との往来が予想され、航空会社はこうした需要の取り込みからかわかりませんが、インド発券はビジネスクラス等でも安いです。

こうした中で、インドの航空会社にて、世界各地に就航しているのはナショナルフラッグキャリアであるエア・インディアですが、同社だけではオーバーフローするため、インド以外の各社が需要取り込みのために鎬を削っているようです。

特に、シンガポール航空はシンガポールから金融都市であるロサンゼルス、ニューヨーク(EWR)に最新鋭機のエアバスA350-900ULRでノンストップフライトを就航しており、デリーやムンバイからのノンストップフライトよりも快適さを訴求し、特別運賃でビジネス需要を獲得しようとしているとも言えます。

マレーシア航空は米国には就航していない

マレーシア航空は現在、米国に就航しておらず、インドから北米への需要を取り込むには自社で就航させるか他社との連携が必要です。

前者の場合、クアラルンプールから北米まで就航させるには、シンガポール航空と同様にノンストップで飛行可能な旅客機を購入するか、日本や韓国、中国にてテクニカルランディングをする必要があります。いずれの方法も費用や時間がかかり、東南アジアでは場所的に近いライバルであるシンガポール航空には勝てません。

そのため、ワンワールド加盟のアジアの航空会社とコードシェアをする必要があり、接続時間や連携しやすいキャリアとしてJALを選択しているのかもしれません。

ビジネスクラス デリー=ニューヨーク片道

ビジネスクラス

 

旅程

今回は年明けの閑散期の2月を検索してみました。

ルートマップ

片道ルート

2月6日の23時10分にデリーを出発し、クアラルンプールまでフライト時間は5時間ほどですが、時差の関係で朝7時に到着します。ビジネスクラスで横になって眠るとインドとマレーシア間の時差につらさを覚えずに次のフライトに行けます。

続いて、2月7日午前9時40分にクアラルンプールを出発し、成田には夕方17時半に到着します。機材は最新鋭のエアバスA350であり、日中の時間を楽しむもよいですし、ひたすら眠るのも良いと言えます。

最後のフライトはJALのフラッグシップ機のボーイング777-300ERとなります。2時間乗り継ぎの後、19時30分に成田を出発し、約13時間のフライトでニューヨークJFK空港には当日の夕方18時半前に到着します。この旅程で最もベストフライトで、日本品質のJALのビジネスクラスで過ごせるため、コスパは高いと言えます。

ただし、成田でのストップオーバーは他社サイトで検索しても出ないため、かなりの修行ルートとなります。

運賃・予約クラス

片道運賃
基本的にすべてマレーシア航空便名が振られているため、JALマイレージバンクでの積算マイル・FOPはマレーシア航空換算となります。

運賃は日本円で約140,317円であり、予約クラスは全区間Dクラスとなります。JALマイレージバンクでは全区間125%加算となります。ただし、JAL運航便もマレーシア運航便と計算されるため、搭乗ポイントやFLY ON プログラムにおけるJAL運航便の条件は獲得できませんが、これ程の距離をビジネスクラスで利用できるのは魅力的と言えます。

積算マイル・FOPポイント

積算マイルとFOPポイントは下記の通りです。

フライト 区間マイル 積算マイル FOP
2月6日 DEL KUL 2,404 3,005 3,005
2月7日 KUL NRT 3,357 4,196 4,196
2月7日 NRT JFK 6,745 8,431 8,431
合計 12,506 15,633 15,633

積算マイルは15,633マイルであり、FOP15,633となります。FOP単価は8.98円とビジネスクラスとしては、アジア域内路線では実現できない単価であります。

デリーまでどのようにアクセスするか

デリーからの片道運賃であり、日本からデリーまでのチケットをどのようにするかが肝心と言えます。日本発券のJAL便を利用できるほか、ワンワールド他社のマイレージの特典航空券を利用するほか、LCCの乗り継ぎを組み合わせるのもいいと思います。

紫ダイヤ修行をしている人はANA便利用もありと言えます。デリーはたくさんの航空会社が就航しているため、選択肢は多いと言えます。ただし、デリーの空港はカオスであり、乗り継ぎ時間は余裕を見た方がいいと思います。

最後に

アジアにおける海外発券を見ていると安い地域はどんどん西側に動いているようです。これは経済の発展と同期をとっているのが最も近い要因と言えます。今後も、インド発券はさらに魅力的となり、ピークとなるまでには時間がかかると言え、注目の発券地と言えます。

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