
羽田空港 第2ターミナル国際線のオープン時間が遅くないか考察してみましので、お伝えします。
羽田空港 第2ターミナル国際線とは
羽田空港 第2ターミナル国際線 とは、文字通り、羽田空港(東京国際空港)の第2ターミナルビルに設けられた国際線エリアであります。
もともと第2ターミナルは全日本空輸(ANA)やその関連会社を中心とした国内線専用ターミナルでしたが、羽田空港の国際線需要拡大に対応するため、2020年3月に国際線の一部が第2ターミナルからも発着できるようになりました。2020年3月に開業したものの、すぐに緊急事態宣言がででその後数年間閉鎖されたという苦節もありました。
主な特徴
場所:第2ターミナルの南側(南ピア)が国際線対応施設に改修。
利用航空会社:主にANA運航国際線が対象。
設備:出入国審査場、税関、国際線ラウンジ(ANA LOUNGE / ANA SUITE LOUNGE など)が新設。
目的:第3ターミナル(旧・国際線ターミナル)の混雑を分散し、ANAの国内線から国際線へのスムーズな乗り継ぎを可能にする。
と言った特徴があります。
オープン時間
同国際線エリアのチェックインカウンターがオープンしている時間は以下のとおりです。
朝 6:05~
*SELF BAGGAGE DROP自体は5:45からとなっています。
ちなみに第2ターミナル国内線は5:15~21:25となっており、国内線よりも50分早くオープンとなっています。手荷物検査場は6:00~となっています。
エリア自体はそれ以前からオープンしているのでトイレもあり、カウンタータイプのデスクやベンチもあるので一応待つことは出来ます。
国際線から主に出発する早朝のダイヤは以下のとおりです。
NH219 イスタンブール 8:15 ※月・水・土のみ
NH889 シドニー 8:35
NH859 香港 8:50
また、東京都心部からの交通アクセス(到着時間)は以下のとおりです。
東京モノレール 5:17
京浜急行 5:29
リムジンバス(バスタ新宿) 5:05
リムジンバス(TCAT) 5:35
都心からのアクセスではバスタ新宿が一番早く第2ターミナルに到着し、5:05に到着します。これは国内線で6時台の出発に対応しているところでもあります。国内線の場合は到着してまもなくチェックインカウンターがオープンするので待ち時間は感じませんが、国際線の場合は都心からの始発便で来ると結構待たされ感があります。
もう少し早くオープンでも良いのではないか

毎日ではないもののイスタンブール便についてはオープンから1時間50分後の出発となります。飛行機の出発時間はドアが閉まり、飛行機が動き出す時間であるので、実際の搭乗時刻は30分前であることが多く、7:45となります。そうするとチェックインカウンターがオープンしてから100分で手荷物検査⇒出国手続き⇒ラウンジ・買い物など⇒搭乗となると結構忙しない時間とも言えます。
同エリアは混雑がほぼないため、遅れると言う焦り感は少ないもののラウンジ止まったりする時間はやはり少ないと言えます。
国内線と同じく5:15からオープンとした方がイスタンブールやシドニーに行く人にとって気分的にゆったりして搭乗出来ると思います。
一方で提供する側からすると、チェックインカウンター、ラウンジなどのスタッフを50分前から働かせる必要があり、人件費もかかります。また、スタッフを空港まで連れてくる手段としても先述のとおり、京急で5:29到着であります。モノレールは5:17でありますが、これは空港快速なので浜松町からアクセスできず、なかなか厳しいのでハイヤーの手配等となるとまたコストが上がります。
さらに50分早くオープンさせることでの光熱費のコストも増えると言うのもあります。まあ、何より保安検査場が6:00なのでANAの責任でないと言う事もありますが、空港会社と両社で取り決めればもっと早くオープンすることもできそうです。
利用者の利便性を考えれば5時台からオープンでも良さそうであります。
最後に

今回は羽田空港 第2ターミナル国際線のオープン時間が6時からと言うのが遅くないか雑感的にまとめてみました。アクセスする交通手段はいずれも5時台に到着であり、国内線感覚で5時台から開いていると思うと思わず早くアクセスしてしまい、待たされるかもしれません。5時台に到着となると自宅での起床は何時になるかと思うだけでもつらくなります。
それであればエクセル東急に泊まればと思いますが、そんなに早いチェックアウトだと結構なレートのするホテルでもあるので、もったいない気もしてしまいます。やはり、もう少し早くオープンしているとその後の長時間のフライトも気分的には良いのですが。本当に雑感となってしまいました。