先日、羽田空港からシンガポールに旅立つ際に、羽田空港のANA SUITE LOUNGEを利用しましたので、お伝えします。
ANAの国際線ラウンジ
大まかにいうと、ANA自社で運営している国際線ラウンジは、成田、羽田、関西の各空港です。スターアライアンスゴールド以上の資格保有者、プレミアムエコノミー以上(設定のある空港に限る)のクラス以上の利用者であれば、ラウンジ利用券やマイルを使わずとも、無料で利用できます。成田と羽田では、さらに、ファーストクラス利用者、ダイヤモンド会員資格保有者、ライフタイムマイル200万マイル以上ホルダー限定のSUITE LOUNGEがあります。
スイートラウンジの混雑状況は?
同社のスイートラウンジはファーストクラスラウンジにあたり、いわゆるFラウンジでは静寂な空間が多いのですが、ここではそうでないこともあります。それはダイヤモンド会員向けにラウンジ利用券を無料で配布し、それがメルカリなどで転売されたことによる説がありますが、実際にそうしたケースもありますが、ANAの国際線プレミアム利用者が増えているのが実態ではないかと思います。
ターミナル2に国際線をプラスする際に十分なキャパをとって欲しいところであります。
羽田空港国際線ターミナルのラウンジの場所
羽田空港国際線ターミナル出発フロアでのラウンジは二か所になります。一つが、110番ゲート近くの出発フロアから1階上(4階)ともう一つが、114番ゲート近くの出発フロアから1階上(4階)にあります。オープン時間は以下の通りです。シャワーも完備されております。シャワーについては、夜間は混雑し、利用まで待たされるので、余裕をもって訪れたほうが良いと思います。2018年6月からは114番ゲート付近のSuiteラウンジも夜間利用できるようになったため、少しは緩和されるかもしれません。
各ラウンジオープン時間
110番ゲート付近 5:00~25:00
114番ゲート付近 6:30~13:30 20:00~25:00
110番ゲートは出国審査場から徒歩1分で着きます。また、110番ゲート付近のSUITELOUNGEには、ラウンジ内レストラン"DINING h"があります。
ANAホームページより
ラウンジレポート
エスカレーターを上がり、SUITE LOUNGE専用のレセプションにいきます。受付を済ませ、通路を歩くと係員がガイドしてくれます。110番ゲート付近のラウンジは、現国際線ターミナルが開業した時代からありましたが、2014年に増改築しています。レセプションを通り、通路右側(滑走路の景色が見える側)が以前からあったブースで、左側が増改築されたブースです。
以前からのブースは個室タイプで、テレビも個々に設置されています。窓側の席はレザーのリビングチェア風となり、離着陸する飛行機の光景を楽しめます。また、ラウンジ内レストラン"DINING h"もこちら側にあります。
一方、増築されたブースはオープンな空間で縦に長い空間となっています。ドリンクやスナック等のセルフカウンターがあります。さらに、オーダーしてから作ってもらえるヌードルバー(そば・うどんの麺類だけでなく、牛丼・海鮮丼やビーフバーガーも)があります。
以前からあるブースは一人旅向け、増築されたブースは家族や大勢での旅行者向けといった感じです。個室ブースは設置数が多くないのと深夜便に乗り継ぐ利用者が長時間滞在するため、夜は混雑しています。
今回は、珍しく空いていましたので、個室ブースに案内してもらいました。係員さんにドリンクをオーダーすると、席まで持ってきてくれます。
ラウンジ内レストラン"DINING h"
こちらのレストランは、混雑している場合は、順番待ちとなります。
今回の場合は、空いていたので、すぐに利用できました。メニューから好きなものをオーダー(食事・ドリンク)し、それから調理して、テーブルまでサーブしてくれます。
普通のレストランと変わりません。違う点というと、サラダやデザートはカウンターへセルフサービスという点とお会計がない点です。
食レポ
ラウンジに到着したのが、23時過ぎでしたので、限定メニューは在庫終了となっていました。それほどおなかも空いていなかったので、鱸のソテー マスタード風味と前菜を軽くいただきました。
鱸のソテー マスタード風味
最後に
マイル修行をされて上級会員資格を手にするメリットのうち、大きいのは航空会社ラウンジ利用でしょう。なかでも最上級会員資格のラウンジはレストランもあり、その場で調理してくれた本格的な料理が楽しめます。ANAのSUITE LOUNGEは、以前は静寂というような空間でしたが、同社の国際線の拡張に伴い利用者も増え、外国人利用者もたくさんいて、にぎやかに活気があります。また行きたくなる空間で、毎年修行をしてしまいます。