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ヴァージンアトランティック 香港=ロンドン ボーイング787で世界一のプレミアムエコノミー往復を体験

ヴァージンアトランティックB789

ヴァージンアトランティックの香港発ロンドン往復のプレミアムエコノミーがマイル修行に良いためまとめてみました。

ヴァージンアトランティックのプレミアムエコノミー

ヴァージンアトランティックのプレミアムエコノミー

ヴァージンアトランティックのプレミアムエコノミーは同社の本拠地であるイギリスにある調査会社のSKYTRAX社の「World Airline Awards」のレーティングで2019年には4つ星を獲得しています。とりわけ、World’s Best Premium Economy Class Airlines 2019では1位を獲得しています。同社は世界一のプレミアムエコノミーとも言えます。

ヴァージンアトランティックがイギリスの会社で、調査会社もイギリスであるアドバンテージがあるか不明です。ちなみに同国のメガキャリアであるBritish Airwaysはプレミアムエコノミーでは19位であります。

シートマップ

さらに同社のWorld’s Best Business Class Airlines 2019で3位を獲得したANAは新しいビジネスクラス「THE Room」をロンドン線に最初に就航させています。

採点者はロンドン界隈がメジャーと言うことかもしれません。

デルタ・スカイマイル・メダリオン会員でのヴァージンアトランティック便の特典

ヴァージンアトランティックはデルタが加盟するアライアンス「スカイチーム」に加盟していませんが、独自のパートナーシップを交わしており、双方の上級会員が同じような特典を受けられます。

シルバー会員では下記の特典が受けられます。

優先搭乗専用カウンターでの優先チェックイン

重量23kg(50ポンド)までの追加手荷物1個に対する手荷物手数料の免除

ダイヤモンド、プラチナ、またはゴールド メダリオン会員ではシルバーの特典に加えて、下記の特典が受けられます。

お手荷物の優先的お取扱い

優先セキュリティライン

プレミアムエコノミー 香港=ロンドン往復

ロンドン

今回は2019年と2020年の年末年始にきっちり焦点を合わせてみました。

旅程

ヴァージンアトランティックプレミアムエコノミー旅程

往路は12月28日が終わる目前の23:55に香港を出発します。機材はボーイング787-9型機となります。ロンドン・ヒースロー到着は翌朝4:50と超早朝となります。この旅程であれば、鉄道でもパリに正午前後に到着できそうです。

復路は1月3日の夜9時に出発し、香港には翌日の1月4日の夕方に香港に到着します。4日は土曜日であり、香港に滞在して翌日、日本に帰る余裕もあります。復路も機材はボーイング787-9型機であります。

運賃・予約クラス・スカイマイルステータスポイント

プレミアムエコノミー運賃

運賃・予約クラス・デルタ・スカイマイルのステータスポイントであるMQMは下記のとおりです。

運賃 約165,929円

予約クラス Kクラス(150%積算)

MQM   17,982MQM

MQM単価 9.23円/MQM

スカイチーム関連のMQM単価としては、プレミアムエコノミーであることを考慮すると正直あまり良いと今言えません。

ただし、年末年始で割と自由に立てられる計画と世界一のプレミアムエコノミーに搭乗してみたい場合は良いかもしれません。

ちなみに、上海発券の同旅程で12万円であります。MQM積算率は100%と落ちますが。

安さをとるかMQMをとるか悩ましいところでもあります。

ロンドンのラウンジのアクセスは不思議だらけ

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プライオリティパスホームページより
デルタ航空との提携はスカイチームでのアライアンスでなく、パートナーシップのため、微妙な関係のヴァージンアトランティックであります。

デルタ・ゴールドメダリオン会員以上のプレミアムエコノミー搭乗でのラウンジ利用は気になるところであります。

ロンドン・ヒースローでのデルタ・ゴールドメダリオン会員以上のラウンジの利用については、複雑でありますが、デルタの公式サイトで確認してみると以下のとおりに整理できます。

出発

デルタワン、ヴァージンアッパークラス→Virgin Atlantic Clubhouse

デルタ・ダイヤモンドメダリオン→Virgin Atlantic Clubhouse(DL、VS便に限る/PY,Yでも可能)

デルタ・プラチナ、ゴールドメダリオン→No1 Lounges (DL、VS便に限る/PY,Yでも可能)

到着

デルタ・ダイヤモンド、プラチナメダリオン→Revivals lounge (DL、VS便に限る/PY,Yでも可能)

となります。

もちろん、ターミナル4にあるスカイチームラウンジはスカイチームエリートプラス(デルタではゴールドメダリオン以上)で利用可能です。

今回のヴァージンアトランティック便のプレミアムエコノミーを想定すると香港からの到着便ではプラチナメダリオン以上でアライバルラウンジ(名称リバイバルラウンジ)が利用可能、ロンドン出発ではゴールドメダリオン以上でラウンジ利用可能となります。

ロンドン出発でサウナやジャグジーがあるクラブハウスラウンジ利用にはダイヤモンドの会員資格が必要のようです。

しかしながら、プラチナメダリオンでもClubhouseにアクセスできている情報もあるため、こればかりは利用してみないとわからないと言え、現地現物と言ったところです。監視カメラ全盛の時代でも、実際、乗ってみて確かめる十津川警部と亀さんのようなものです。

日系の航空会社ではプレミアムエコノミーではラウンジ利用前提でありますが、海外キャリアではそうでないことも多く、あまり期待しない方が良いと言えます。

ちなみに香港についてはヴァージンアトランティックのアッパークラス指定ラウンジはプラザ・プレミアム・ファーストであり、プライオリティパス会員であれば利用できるため、あまり杞憂しなくても良いかもしれません。

最後に

ヴァージン

ヴァージンアトランティックは乗ってみたい航空会社でありますが、マイル修行のしがらみを考えると日本に就航していないこともあり、チャンスはなかなかありません。

唯一アライアンスの中でアプローチができそうなデルタ・スカイマイルにおいて、ステータスポイントや優先サービスは受けられるもののラウンジ利用は複雑であり、面白そうな怖いような気分であります。

こうしたルートを開拓してみてみることも真のマイラーとしてワンランク上になるのかもしれません。 

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