ユナイテッド航空のアメリカ国内線のUA639便シカゴ・オヘアからニューヨーク・ラガーディア空港まで非常口座席のエコノミープラスに搭乗しましたのでお伝えします。
ANAチケットで発券したユナイテッド便をエコノミープラス座席指定
ANAのクアラルンプール発券の東京ストップオーバーの東海岸往復エコノミーの一部となるユナイテッドアメリカ国内線でありますが、ANAのサイトから座席指定をしようとしても、後方の真ん中の座席しか空いていません。
人気路線かと思いましたが、本家のユナイテッドでは座席指定を有料で販売しており、ユナイテッド航空のサイトにANAの予約番号と姓名を入力すると、たくさん空席が出てきました。前方のシートピッチの広い座席と非常口座席は「エコノミープラス」として販売されておりました。
本来は60ドル程しますが、何かのキャンペーンにて、29ドルで販売されており、ANAで発券しているものの、ユナイテッドのサイトでカード決済をして、ボーイング737-700型機の非常口座席の窓側の21Fを確保できました。
UA639便は二つの顔を持つ
グーグルでUA639と検索するとわかると思いますが、同便は二つの顔を持っています。ひとつは朝にサンフランシスコを出発し、15時前にシカゴ・オヘア空港に到着します。そして、16時にシカゴを出発し、ニューヨーク・ラガーディア空港に19時前後に到着します。経由便のようですが、機材は異なり、分離されたフライトのようです。
往年の大陸間フライトの名残なのかよくわかりませんが、フライトだけ検索するとサンフランシスコから遅れているのでシカゴ発も遅れるので余裕しゃくしゃくと考えてしまうそうでちょっと危険であります。
搭乗
スターアライアンスゴールド且つエコノミープラスのため、優先搭乗でき、前に一人しかいない状態で搭乗できました。シートは皮張りであり、どことなく豪華さがあります。
非常口座席21列目は余裕の広さがあります。
シートモニターは大きく、DirecTVがエコノミープラスでは見ることができます。日本でも普通席座席にシートモニターが今後配備されるようなので、ゆくゆくは生放送番組とか見られるようになるかもしれません。
Wi-Fiもエコノミープラスでは無料でありますが、ANA国内線無料Wi-Fiのように、ユナイテッドアプリからスイッチオンしないと起動しないため、注意が必要です。しばらく格闘してしまいました。
離陸
3月下旬はシカゴも日本も寒い日ではありますが、晴天の日中の窓側は暑く、離陸の際は結構、汗ばんでいました。オヘア空港を離陸、ミシガン湖上空を通過し、あっという間に安定フライトです。
機内サービス
機内誌にはドリンクのメニューや金額が書いており、シカゴからラガーディアは大陸間横断ではないため、有料とか思っているとドリンクサービスが始まります。日没も近く、ワインを飲みたくなり、有料覚悟でワインを頼み10ドル札を出すと不要と言われてしまいました。同機がフライト番号で大陸横断だったためなのか不明ですが、エコノミープラスの特典として、ワインは無料でした。
ワインはハウスワインの「ラブレ・ロワ・シャルドネ2016年ヴァン・ド・フランス」であり、有料では7.99USDするものであります。プレミアムクラスとまでは言いませんが、少しプレミアムなひと時を楽しみました。
着陸
飛行機で2時間30分は長くも短くも微妙な飛行時間帯であります。
着陸が近づきます。F席ではマンハッタンビューは拝めませんでしたが、ほろ酔いのひと時を過ごすと、大西洋が見えてきます。そして、着陸態勢に入るとJFK空港を観ながらラガーディア空港に着陸します。着陸直後の機内の窓からは夕焼けのマンハッタンが印象的であります。
着陸すると到着ゲートまではスムーズであります。そして、ライドシェアも市民権を得ているのかオフィシャルな看板もあり、Uberなどの待ち合わせ場所の導線も詳しくもあります。
Uberの乗り場は駐車場内にあり、待ち時間なくピックアップされます。
世界の首都だけあり、Uberも高いですが、マンハッタンまで飛行機を降りで1時間足らず到着するのは文明の利器と言えます。途中のマンハッタンの景色はニューヨークに来たことを実感させてくれます。
最後に
シカゴとニューヨーク間は日本で言うと東京と名古屋間にも匹敵するような幹線であり、ドル箱路線でもあります。そのような路線では各社も力を入れているのかサービスは良いと言えます。プレミアムクラスとまでは言えませんが、有料で座席指定するとプレミアムなサービスがあり、結構満足できました。