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ミリオンマイラーは目指す価値がないのか

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遠距離地

ミリオンマイラーを目指すことについて考えてみました。

ミリオンマイラーのタグをオークションで売ることについて

ヤフオクやメルカリのサイトを見ていると、JALやANAのタグをオークションにかけている人が度々、目にします。ノベルティで貰ったタグやシンガポールかどこかで作られたと思われるクルー風のタグも見かけますが、落札価格の高い順で並び替えるとANAのミリオンマイラーに送られる青タグ(ANA+提携航空会社合計100万マイル達成)やハーフミリオンタグ(ANA運航便のみで50万マイル達成)が上位に掲載されることがあります。同様にJALでも亀タグ(JAL便の搭乗回数が多い人に提供されるタグ)も同様に出品されていたりします。面白いことにJALでもANAでも100万マイルタグは3万円前後であり、50万または搭乗回数によるタグは2万円弱とヒエラルキーがあります。オークションで手に入れたタグを荷物につけてもプライオリティはないのですが、価格差が出るのは面白いところであります。こうした出品は記憶にあるところでは、10年以上前からあります。

ミリオンマイラータグをバッグにつけることは

ミリオンマイラータグ
現在、ハーフミリオンのタグは2年前にいただいていますが、預ける荷物や手荷物につけることはありません。タグが大きく結構邪魔になるのもあり、旅行中は極力荷物を軽くしたいため、不合理なものは付けないため、つけていません。

国内線に搭乗すると機内に持ち込む手荷物にもハーフミリオンとブルーミリオンのタグをTUMIのバッグに2個つけている人もいますが、マウンティングなのか自己満足なのか、ANAに対する感謝なのかよく分かりません。手荷物につけても、あまり実質的なメリットはないのですが、つけている人は嬉しいと思料され、その気持ちはわかります。

個人的に目的とは相反して仕事で海外を飛び回り、ライフタイムマイルを積算した人にとっては、飛行機の移動は苦痛でしかなく、ライバルは、自分が飛行機の移動の最中に社内で色々と根回しをして、ポイントを上げて出世競争において、優位になったりすると世界中を飛び回ることが恥ずかしくなることもあり、航空会社からミリオンマイラーの証を送られても、好意がない場合もあり、自分の価値と比較して、タグがどれくらいの価値があるか確かめるためにも、ヤフオクやメルカリに出品している可能性もあれます。

または、色々なビシネスモデルを常に考えている富裕層が、ファーストクラス戦利品や希少性の高いミリオンマイラー提供品の価値を探るために出品していることも考えられ、事情は複雑と言えます。航空会社にとっては困ったことではありますが、安易にオークションサイトでこうした品を転売することの是非を決定するのは微妙と言えます。

ミリオンマイラーを目指すことは価値がないか

ハーフミリオン

日系の航空会社のミリオンマイラープログラムを考察すると、記録重視であり、100万マイルでの特典は薄く感じられます。自社便で100万マイル、200万マイル積算した人には、それなりの優遇はありますが、これは未来への先延ばしとも言えます。職人による特別なタグということで焦点をぼかし、本質的なライフタイムバリューを先延ばししているとも言えます。仕事で会社の費用により、会社の言うままに時間を拘束されている人にとっては、あまり感じませんが、自分の意思で自分の費用またはマイルで搭乗していると、とても違和感を感じます。

真のミリオンマイラーの価値は

ミリオンマイラーはとにかく飛行機に搭乗しており、酸いも甘いもわかっており、航空会社の接点であるスタッフがローテーションなどにより、数年で異動するよりも知見が多く、マーケティングとしては貴重なデータと言えます。物申すミリオンマイラーもいますが、そうでない人の方が多く、物を言わないミリオンマイラーのデータを分析すると、企業として持続的に成長可能なネタがあるかもしれません。データ分析にあたり、フラットに分析するのではなく、ミリオンマイラーにとって、未曽有の体験を与えてみると面白いかもしれません。

最後に

航空会社からするとミリオンマイラーは50万、100万、200万マイルと飛んだ距離による定義がされていますが、フライトした本人は色々な価値体験をしており、航空会社の想定以上の知見があると思われ、現状のミリオンマイラープログラムだけの提供では、他社への移行も検討され、もっと重要視した方が良いと言えます。インターネットで検索しても結構、希少な存在のようであり、霞をつかむマーケティングかもしれませんが、本腰を入れた方がよいかもしれません。

2019年は本腰を入れて、ANAで100万目指してみたいと思います。

ニューヨーク

 

 

 

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