20万円以下のビジネスクラスでプレミアムポイントが約3万プレミアムポイント積算するルートがありましたので、まとめてみました。単純に計算してもPP単価は6円台であります。
往復で3万プレミアムポイントが積算できるということは
往復で3万プレミアムポイントが積算できると言うのは片道1.5万PPの獲得なります。ANAの場合、アッパークラスでは400PPがレグごとに加算されるため、2区間はざらであり、片道800PPを間引きして考えると片道のフライトで1.4万PPとなり、プレミアムエコノミーでは1.4万マイルのフライト、ビジネスでは1.1万マイルぐらいのフライトは必要となります。
日本からの距離を考えると欧州経由アフリカ南部、北米経由南米が主なルートとなり、壮大なルートとなります。
しかし、これは日本発の常識であり、海外発券となるとそれはタガが外れるかのように不思議と自由になります。
ターキッシュ ビジネスクラス マニラ=バンクーバー往復
スターアライアンスにおいてアッパークラスの絶対的運賃が安いのはターキッシュ、シンガポール航空、LOTポーランド航空などであります。
このうち、TKやLOではビジネスクラスでも125%加算を外し、100%加算と言うマイラーの大敵を施しているところもありますが、なぜかターキッシュの場合は、100%でも飛びすぎるため、驚異的な単価が創出されます。
旅程
今回の旅程では8月20日にマニラを出発し、バンクーバーには翌日ギリギリに到着、約2日後の24日にバンクーバーを出発し、翌々日の夜にマニラに到着する旅程です。
ほぼマイル修行のルートであり、その目的にペイするプレミアムポイントが獲得できます。
また、特徴的なのは、TK区間はA350とB787と既に最新世代の機材に移行しており、長年続いたB777-300ERの広いけど2-3-2配列から解放されることとなりそうです。
カナダ横断はエアカナダ運航となり、面倒ですが、その分マイル積算率は加速する恩恵もあります。
そんなこんなで世界最強となる一度の旅程で積算できるプレミアムポイントかもしれません。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃と予約クラスとプレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約198,662円
予約クラス 全区間Jクラス(TK=100%+400PP,AC=125%+400PP)
プレミアムポイント 29,159PP
PP単価 6.82円/PP
100%加算区間がメジャーでありつつも、PP単価6円台と驚異的な単価と言えます。
片道 12,878マイル(約20,760km)の大移動のため、これぐらい積算しないと報いが少ないかもしれませんが、驚異的な単価と言えます。
2020年は飛ぶ時間が圧倒的に足りないため、こうしたカンフル剤を混ぜないとダイヤモンド到達まで行かないかもしれません。
最後に
この旅程を利用するには日本、フィリピン、トルコ、カナダと4か国を利用するため、あと3か月後に4か国とも4か国同士からの接続が正常化していることが前提となります。
いずれも北半球であり、夏場と言うことで期待もある一方で、その後に来るかもしれない国家間での紛争や分断の影響が大きくなることも考えられます。
ある意味2010年代は地球規模で安寧な時代が続き、飛行機で世界中飛べるのは当たり前と思っていましたが、今後はそうしたことは知恵が必要となり、それが難しく、情報が必要となればそれはそれで達成するのは達成感があり、マイル修行のレベルがアップし、趣味としては高度化していいかもしれません。
この辺の見極めは実際に確かめてみないとわからず、今年はいいチャンスかもしれないので、バラマキが終息したら、実行してみようかなと思います。