シンガポール発券の東京(成田)行きのチケットにおいてファーストクラスが利用できる旅程で10万円ちょっとのルートがありましたので、まとめてみました。
ガルーダインドネシア航空 シンガポール=成田 ファーストクラス片道
シンガポールを10月下旬の日曜日に出発するルートとなります。今回はエクスペディアで検索してみました。
旅程
チャンギ空港を16:50に出発し、一旦南下してデンパサールに向かいます。機材はガルーダのボーイング777-300ERのエコノミーとなります。
この区間がエコノミーと言うのが安さの秘訣かもしれません。19:25に到着し、約5時間半の乗り継ぎで成田行きへ搭乗となります。
ここからがファーストクラスとなり、0:45出発の朝8:50に成田に到着する7時間5分のフライトとなります。機材はボーイング777-300ERとなります。
運賃・予約クラスなど
運賃と予約クラスと各マイレージプログラムでのマイル積算率などは下記のとおりです。
運賃は119,240円
予約クラス エコノミー区間Qクラス
ファースト区間Aクラス
スカイマイル
ガルーダインドネシアはスカイチーム加盟であり、スカイチームでメジャーなプログラムであるデルタスカイマイルでの積算率やステイタスポイントは下記のとおりです。
エコノミー区間Qクラス 25%
ファースト区間Aクラス 100%
積算スカイマイル 3,734マイル
メダリオン会員資格取得必要マイル 3,734MQM
MQM単価 31.93円/MQM
スカイマイルはMQMが貯まる航空会社が多い一方で、ビジネスやファースト搭乗時でも100%積算の航空会社が多く、アッパークラス搭乗でもステイタスポイントが貯まりにくいので、ちょっと注意が必要かもしれません。
ANAマイレージクラブ
日本人の3人に1人ぐらいは加入しているANAマイレージクラブにおいてもガルーダフライトでもマイルが積算されます。
ただし、非スターアライアンス加盟のため、プレミアムポイントが積算されない他、ANAとコードシェアを実施している区間のみしか、マイルは積算されません。
今回の場合、ファーストクラス区間が積算対象となります。積算率は下記のとおりです。
ファースト区間Aクラス 150%積算
ANAマイル 5,213マイル
以上となります。スカイマイルよりもマイルが付与されると言うのは何とも不思議な結果であります。
なお、ANAミリオンマイラープログラムでは、提携航空会社を有償で搭乗されるため、積算対象となり、3,475LTマイルが積算されます。ただし、提携航空会社としてのため、100万LTマイル(ANA+提携航空会社)でもらえる青いタグの獲得に資するのみとなります。
ガルーダインドネシア航空のファーストクラス
同社のファーストクラスはボーイング777-300ERに設置され、シートは1-2-1の2列の合計8席となります。これはANAやJALのボーイング777-300ERの同じ配列であります。ファーストクラスとしては標準のスイートタイプとなっています。
サービスも当然ファーストクラスであり、同じ東南アジアのマレーシア航空が最近ファーストをやめてシートはそのままにサービスはビジネスクラスのビジネススイートクラスよりもクラスとしては格上であります。それでいてビジネススイートよりもお得なのはとても魅力的です。
最後に
ファーストクラスと言うのはなかなか乗る機会が少ないと言えます。マイルで搭乗する機会は限られているほか、マイル数もそれなりに嵩張ります。
今回はシンガポール発券と言うことで、海外発券をクローズした後の日本に帰る旅程として豪華に〆るのに良いかもしれません。