サウジアラビア航空ホームページより
サウジアラビア航空のビジネスクラスのマニラ=ジェッダ往復が安いため、まとめてみました。
サウジアラビア 観光ビザ解禁
サウジアラビアでは2019年9月28日より、50か国を対象に観光ビザを解禁しました。日本も含まれており、オンラインで申請できるようになります。
日本人のパスポートに必要とされる要件は下記のとおりです。
機械可読パスポート(MRP)またはIC パスポート
パスポートに2ページ以上の余白が必要
パスポート有効期限は入国日から最低6か月以上有効
パスポートサイズの写真を添付する必要(背景は白)
ビザ代金が必要
申請画面はこちらのようです。
サウジアラビアは世界で13番目に面積の大きい国であり、世界地図の塗りつぶしでは存在感のある国であります。
色々と騒がれることもありますが、日本では多くの原油を輸入している国でもあり、切っても切れない国であり、一度訪れてみる価値はあるかもしれません。
サウジアラビア航空のアジアの就航都市
サウジアラビア航空ホームページより
サウジアラビア航空はスカイチームに加盟し、アジアにも就航しています。サウジアラビアの主要都市(ジェッダ、リヤド、ダンマーム)アジアでの就航としては下記のとおりです。
ジェッダ
広州、マニラ、クアラルンプール、シンガポール、ジャカルタ、スラバヤ、メダン、マカッサル、ダッカ、コロンボ、マレ、デリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロール、コチ、ハイデラバードなど
リヤド
広州、マニラ、クアラルンプール、ジャカルタ、ダッカ、コロンボ、マレ、デリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロール、コチ、ハイデラバードなど
ダンマーム
マニラ、ダッカ、ムンバイ、チェンナイ
ANAマイル修行をしている人であれば、クアラルンプールのマレーシア航空のラウンジで窓側に席を構えると滞在の時間帯にサウジアラビア航空の機材を見かけたことがあると思うので、認識はあると思います。
アジアではインドネシアやインド路線が多い他、マニラは多くの都市に就航しています。フィリピンからサウジアラビアに出稼ぎに行く人が多く、そうした需要をカバーしていると思われます。
サウジアラビア航空のビジネスクラス
サウジアラビア航空ホームページより
サウジアラビア航空のビジネスクラスはSKYTRAX社のレーティングでは4つ星であり、カタール航空の5つ星よりは劣位のものの、エミレーツ航空、エディハド航空、オマーンエアーと同じであります。
ジェッダ=マニラ線はボーイング777-300で運用されており、日程によって違いますが、300ER型機では、シート配列は1-2-1のヘリンボーンタイプ(エバー航空や中国東方航空の同機材と同様)であり、Wi-Fiも装着されています。
これ以外の機材では2-2-2タイプのフルフラットタイプであります。
同社の予約サイトではシートマップはWi-Fiかそうでないかで判断がつきます。
シート幅はいずれも21インチ、シートピッチは60インチとスペースには余裕が有ります。
ビジネスクラス マニラ=ジェッダ往復
旅程
今回は解禁間もない10月3連休で試算してみました。アジアではおそらく最安値になるマニラ発券となります。サウジアラビアでは就航している都市ではもっとも距離が長い、ジェッダとしてみました。
往路は10月12日15:40にマニラを出発し、ジェッダには21:05に到着します。機材はボーイング777-300ER型機となります。
復路は10月14日未明0:40に出発し、マニラには16:40に到着します。
スカイチーム便での乗り継ぎの場合、デルタの成田発となりますが、マニラではほぼ丸一日の乗り継ぎ待ちとなります。復路も一泊が必要となります。
ANAの場合、往路は羽田発便で同日の乗り継ぎか可能であり、復路はフィリピン航空とのコードシェア便で同日乗り継ぎが可能です。
運賃・予約クラス・ステータスポイント
運賃、予約クラス、ステータスポイントは下記のとおりです。
運賃 109,000円
予約クラス Iクラス(スカイマイル100%積算)
MQMポイント 10,696MQM
MQM単価 10.19円/MQM
5,000マイル超のフライト往復のビジネスで10万円というのはなかなか魅力な金額であります。積算率は100%であるものの、結構快適なビジネスクラスであります。サウジアラビアに行ってみたい場合にはとても良いルートかもしれません。
最後に
サウジアラビアには世界遺産も多くあり、今回のフライトの目的地であるジェッダは世界遺産に登録されており、弾丸旅程でも楽しめるかもしれません。
ただし、注意したいのはサウジアラビア航空ではアルコールの提供がないため、それが楽しみの方にはちょっと厳しいかもしれません。
今回はサウジアラビアを本拠地とするサウジアラビア航空をフィーチャーしました。
しかし、サウジアラビア各都市に就航する外資系のキャリアも探せば魅力的なルートがある可能性もあり、ビザ解禁により、新たなマイル修行のルートになり得るかもしれません。