ANA上級会員を目指す人は意識するプレミアムポイント、そしていかに安くより多くプレミアムポイントを獲得するための指標であるPP単価。
最近はビジネスクラスでこのPP単価が良いものが少なくなっていますが、7円台のPP単価のスターアライアンス・ビジネスクラスを見つけましたので、お伝えします。
ターキッシュエアラインズ ビジネスクラス マニラ=ロサンゼルス往復
同ルートでは、イスタンブールで乗り継ぎ往復することとなります。
マイル数
各区間のマイル数は下記のとおりです。
マニラ=イスタンブール 5,685マイル
イスタンブール=ロサンゼルス 6,871マイル
どちらも10時間を超えるロングフライトであり、ビジネスクラスでなければきついルートでありますが、ビジネスクラスだからこそ、乗りたくなるルートでもあります。
運賃・予約クラス
運賃 1,939.74USドル(日本円 約213,113円)
予約クラス 全区間Jクラス
(ANAプレミアムポイント積算率100% 搭乗PP400付与)
往復でのプレミアムポイントは26,712PPとなります。プラチナ会員になるための半分を稼いでしまいます。(あと半分はANA便でプレミアムポイントを貯めるだけです。)
PP単価は
213,113円 ÷ 26,712= 7.98円
と7円台とビジネスクラスでは驚異的な単価となっています。
このチケットをどんな旅行で使うか
日本(東京)からマニラの距離は1,880マイル飛行時間で約4時間程度です。一度の旅程でマイル修行をするとなると
4時間+10時間+10時間+乗り換え時間
が片道でかかり、さらに倍となるとある程度の時間がかかります。
世界一周を二度行う
そこで、ロサンゼルスから東京までの往復のチケットを組み合わせて、世界一周をして、日本に戻ります。
そして、しばらく日本にいて、再びロサンゼルスに向けて、フライトを始めます。行きの世界一周をマニラから足を延ばして、セブで楽しんだ後、超遠回りで戻り、今度はロサンゼルスで観光した後に再び遠回りをして日本に戻ることも可能です。
こうすれば、土日+2~3日程度で一回の旅行は完了し、夏休みを分散して取得すれば実現可能とも言えます。
ロサンゼルスから東京の往復チケットはANAの70%積算のプレミアムエコノミーで往復16万円程度、ビジネスクラスにアップグレード可能なエコノミーHクラスでは20万円程度となります。
マイルが10万マイルあれば、ANAスカイコインに交換して、ANA便のチケットを購入することができるため、持ち出しは少なくなります。
そして、日本とマニラ間はエコノミーで6万円程度であり、こちらもスカイコインで購入すれば持ち出しは少ないと言えます。
ビジネスクラスで世界一周を二度できるとなるとANAマイルを貯めるのが楽しくなりますね。
最後に
ビジネスクラスでプレミアムポイント単価が7円台に遭遇するのは千載一遇とも言えます。こうしたルートを東京から利用するため、敢えて世界一周をするというのもマイラーにとっては粋な修行になるかもしれません。
マイルの有効活用と激安な海外発券により、快適にかつ、色々な場所を楽しめる海外旅行は面白いかもしれません。