キャセイパシフィック航空のビジネスクラスのクアラルンプール発券でマイル修行を考えてみました。
クアラルンプール発券
クアラルンプール発券とはマレーシアの首都・クアラルンプールを出発地として、海外の国(日本の場合は主に東京)との往復の航空券を予約購入することであり、メリットとしては日本発の運賃より遥かに安くなるメリットがあります。
日本発券では考えられないビジネスクラスなどのチケットも手が届く運賃であるほか、予約変更がわずかな手数料で出来たりします。また、日本のシーズナリティが関係ないため、年末年始でも安かったりします。
しかし、最近は海外発券をする人が多くなったため、週末や連休は混雑しており、その限りでないことも多くなっています。
キャセイドラゴン航空のビジネスクラス
香港=クアラルンプール間ではグループ会社のキャセイドラゴン航空(KA)が運航していることが多く、キャセイドラゴン航空のビジネスクラスにフィーチャーしてみました。
キャセイドラゴン航空のA330-300のビジネスクラスはシート配列が2-2-2であり、シートピッチは45インチ、シート幅は21インチとオーソドックスですが、中距離移動では快適と言えます。今回の旅程では、すべてエアバスA330-300であり、ワイドボディ機での移動となります。
ビジネスクラス クアラルンプール=成田往復
今回は2月の日曜日発と翌々週の土曜日に東京(成田)を出発するルートで検索してみました。
旅程
往路は2月16日の朝8時に出発します。香港までドラゴン航空であり、機材はA330となります。香港では3時間乗り継ぎで、成田に向かいます。機材はトリプルセブンであり、ここからはキャセイパシフィック航空となります。成田には夜8:25に到着します。
同時刻に出発するANAの直行便であれば、午後には成田に到着しますが、経由便のため、夜の到着となります。そうは言っても、香港は直行便の経路上に近いため、同日中に日本に戻ることができます。
復路は翌々週の2月29日土曜日の朝10:25に成田を出発します。成田の10時発は羽田発がメジャーになった今ではきついですが、マイル修行なので頑張る以外ないところです。
香港まで往路と同じく、キャセイパシフィック航空のトリプルセブンです。香港では65分とかなりのヒヤヒヤする乗り継ぎでクアラルンプールに向かいます。到着は20時過ぎと市内に向かうと結構お店が閉まってしまう時間帯です。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃・予約クラス・FLYONポイントは下記のとおりです。
運賃 約127,305円
予約クラス Iクラス(125%加算)
FLYONポイント 8,544FOP
FOP単価 14.90円
単価的にはJALのクアラルンプール発券の直行便の方が良いですが、どうしても日程がこの日にしか合わない、ビジネスクラスでマイル修行したいと言う場合は、ほとんどの日程で同価格帯のCXを利用するのも方法かと思います。もちろん、日本発券と比較すると相当安いのは変わりませんが。
最後に
JGC,JGP修行の際に単価重視またはJALだけでFOPを積み上げていくと思いますが、日程が合わない時の回避策としては割安なキャセイは魅力的です。
また、サービスでは定評のあるキャセイグループのフライトを利用することで、各社のサービスの違いを経験するのも良いでしょう。