マイル修行、特に国際線において、お金が必要となる先行・予約購入とある搭乗直前にチケットを購入する直前・予約購入のどっちが良いか考えてみました。
先行・予約購入のメリット
アイスクリームの最初の一口
先行予約のメリットはファミリーサイズのアイスクリームを買ってきて、最初にスプーンを入れるようなものであり、浅くすくうこともできれば、思いっきり深くスプーンを挿し込んで、思うが儘にすくうこともできます。
しかし、国際航空券では支払期限は相当前の搭乗でも、数日内と言うことが多く、予約をとった分だけ支払いが必要なことが多いです。
先行予約の場合、キャンセル料は不要とは言え、一度上納金が必要であり、一定の支払い余力が必要です。
後で予定が合わなければ、払い戻しでほぼ解決しますが、その期間中、航空券として、お金を寝かせておくことが必要であり、結構お金が必要です。
航空券にお金を溶かす余力が必要
航空券にしておくよりもお金を有効にする方法があっても、航空券にしておけるぐらい自由にしておけるお金が必要とも言えます。
以上のように、先行予約は割引が魅力的ですが、お金がある程度、必要な楽しみです。
また、先行して多くの予約を確保するため、航空券の予約変動はあまり関係なく(むしろ変動の渦になる立場)、時間と費用をかけた場合のメリットは少ないと言えます。
直前・予約購入のメリット
目に見えないタイムセール
国内線や日本発券の国際線は厳格に購入期日が決まっているため、あまりに直前購入のメリットはありませんが、海外発券では直前でもメリットがあります。
夕方以降のスーパーの総菜を想像するとわかりやすいと言えますが、直前・予約購入のメリットは売れ残りが安くなると言う点であります。
そのため、日程や機材で自分の満足がいかないこともありますが、購入時点でのキャッシュフローに従い購入できるため、普段の生活とのバランスがとれそうです。
また、直前での決済の場合、それまでの航空券の変動の把握など、時間と手間はかかりますが、変動が理解できるようになり、慣れてくると一喜一憂せずに直前でも安いタイミングを狙うことができることが多くなります。そして、先行予約並みのメリットを手にすることもできます。
直前購入は慣れるとメリットも
世の常として、お金持ちの方が有利であり、航空券の予約においても先行予約できる方がメリットであります。
お金があって、先行予約できるのは当たり前ですが、直前購入でマイル修行できるような単価で購入できるにはノウハウは必要なものの独学でそれは体得も可能であり、お金持ちにならなくても可能となります。
結局、情報と知見があれば、資本がなくても、マイル修行ではメリットを得ることができるかもしれません。もちろん、情報と知見があり、お金もあれば鬼に金棒であり、両立を目指すのが最高かもしれませんが。
最後に
先行予約購入を一点買いして、その通りにマイル修行を行ったり、お金があってもマイル修行を楽しみとして直前でも良い単価で購入する人もいるかもしれません。
国際線、特に海外発券では直前でもマイル修行に適したチケットが空いていることもあり、熱意をもって調べて、経験を積めば、思ったときにマイル修行をスマートにできるようになるかもしれません。 これも修行の一つかもしれません。