KLMのワールドビジネスクラスのコペンハーゲン発券が安いため、まとめてみました。
ワールドビジネスクラスとは
ワールドビジネスクラスは長距離国際線のビジネスクラスであり、ファーストクラスがないKLMでは最上級クラスとなります。
KLMでは長距離便ではボーイングの機材が多く、
ボーイング777-300ER
ボーイング777-200ER
ボーイング787-9
ボーイング787-10
がアジア路線では乗る機会が多いと言えます。
シートはボーイング777シリーズでは2-2-2配列、ボーイング787シリーズではヘリンボーン配列の1-2-1配列のプライバシーに配慮されたシートとなっています。
ワールドビジネスクラスではアメニティの他にジンの入った陶器製のミニチュアハウスを貰うことができます。ミニチュアハウスはデルフトブルーハウスと呼ばれ、搭乗毎に集めている人も多く、色々なビジネスクラスがある中で異才を放っています。
コペンハーゲン発券
北欧発券は欧州では安く、コペンハーゲンも安い都市のひとつです。地元のスカンジナビア航空と言うよりはワンワールドやスカイチームの方が安く、アジア向けも安くなっています。
以下は台北往復であり、8月中旬から下旬にかけての旅程と運賃です。
アムステルダムでの乗り継ぎも程よく、機材はボーイング777-200と777-300であり、台北発の時間は深夜、到着は15時と日本との接続も同日可能な旅程となります。
運賃は約178,241円であり、マイル数は往復で12,756マイルとなります。
マイル修行関連では予約クラスはOクラスであり、デルタ・スカイマイルでの積算率は100%とちょっと渋いですが、安さは魅力です。MQM単価は13.97円/MQMとスターアライアンスやワンワールドの70%加算ビジネスよりはましかもしれません。
最後に
欧州ではスカイチームの路線が結構あり、各都市間をダイレクトに結ぶ路線も多く、スカイチームの上級会員「Sky Team Elite Plus」のステイタスは確保しておきたいところです。ラウンジアクセスはプライオリティパスでも良いですが、ファストトラックや優先搭乗などはやはり上級会員の方が強いと言えます。
また、JALやANAもいつも安いわけではなく、時間優先のスケジュールを組む時に他のアライアンスを利用した方がいいケースもあり、東京・大阪に就航しているKLMは利用する選択肢に入れておくのも良いかもしれません。