京阪のプレミアムカーに乗車しましたのでお伝えします。
PREMIUM CAR
京阪電車ホームページより
京阪電車プレミアムカーは京都・出町柳と大阪・淀屋橋間で運行されています。
設定されている列車は快速特急、特急、快速特急に設定されており、1時間に6本ぐらいあるので、結構乗れる機会はあると言えます。
JR西日本のAシートと比較するの乗車も着席も機会が多いのがメリットと言えます。新快速と比較すると時間がかかりますが、プレミアムなシートがそれをカバーしていると言えます。
京阪電車ホームページより
今回は丹波橋から北浜まで特急のプレミアムカーに乗車してみました。
丹波橋駅まで
堅田駅で京都駅行きの普通を待っていると、クセの強い顔の117系の登場であります。過去の157系もクセが強くヘッドマークが「あまぎ」ではデカデカとしていましたが、117系の普通もデカ気味となっています。
このあと京都駅で近鉄に乗り継いで丹波橋駅に向かいます。
近鉄⇔京阪の乗り換えにちょっと距離があったなと思いつつ、5分で乗り継ぎは無理かなと思い、窓口に行くとやはり15分先となりました。
ホームに行きます。橋上駅舎のため、ホームは結構暗めであります。
過去にプレミアムカーに乗車した時はなかった、キャッシュレス券売機があり、知っていれば窓口を経由しなくて良かったことを痛感します。情弱であります。
プレミアムカー乗車
反対側のホームには出町柳行きの青いプレミアムカーがいます。飛行機は青メインなので、中身はほぼ変わりませんが、なんか残念な気持ちになってしまいました。
8000系の淀屋橋行きの1407号が到着です。30分ちょっとですが、旅の雰囲気を壊さない列車に乗車です。
丹波橋駅での乗り換えの際に、泡が飲みたいと思いつつも、コンビニぐらいしかなく、有ってもモンデのものぐらいか、最悪は缶チューハイぐらいかなと思うと、成城石井があり、泡にたどり着くことができました。京都駅で冷えた泡を探すとなると結構ないものでありますが、丹波橋は一発と言う奇跡でありました。
やっと喉が潤いました。
車内誌のK PRESSを配布されます。特集は京都の花見と言うことでしたが、今年は見られずに残念でした。写真的に良さそうな場所に来年は行ってみようかなとチェックをつけました。
丹波橋駅からだと半分も過ぎていないのですが、何となく半分な枚方市駅に到着です。
ベッドタウンというような景色が続きます。赤と白が普通なのですが、真っ白な電波塔が見えます。伊丹空港で離発着する航空機対策でしょうか。
よくよく考えるとスカイツリーも白系ですから、そうしたことでしょう。
近鉄特急に名古屋から乗車した気分でいるとあっという間に大阪中心部であります。時間にすれば40分もないので当たり前と言えば当たり前ですが。。
大阪城が架線柱の骨組みの間から偶然見えました。この後列車は地下に潜り、地下鉄区間となります。
大阪側では相互乗り入れがないため、比較的静かな印象の京阪でありますが、地下に入るとそれがさらに強くなります。
北浜駅に到着です。本日の移動はこれにてお終いであり、歩いて宿に向かいます。基本はオフィス街なので、休みの日は静かで歩いていても気持ちが良いところであります。
特急列車はすぐに終点の淀屋橋に向かって闇に消えていきます。広大な地下駅と言うわけではない北浜駅ですが、大きな道路の下にあり、出る場所を間違うと信号待ちを食らうので、早めに地上に出ます。
地上に出ると大阪取引所のホールに出ます。ここから外に出れば南北の位置関係がすぐに理解できます。
新快速にはほとんど有料座席がなく、大阪駅などの喧騒の中で乗り換えが必須なので、敢えて京阪、しかも、プレミアムカーに乗車してみました。
40分足らずの移動でありましたが、静かに過ごせたので旅の雰囲気はそのままでした。
最後に
通勤列車のグリーン車と言えばそれまでですが、優等列車に設定されているので、特急感覚で利用できるのは旅人には丁度良いかもしれません。
京都と大阪の間だけなので、時間はあっという間に過ぎますが、少しでもリラックスして移動したいプレミアム派にとっては良い乗り物でしょう。