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旅とゴミの考察

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ゴミに関して考える記事がありましたので、考えてみました。

東京メトロでゴミ箱を全廃

こんな記事と言うニュースがありました。

www.news24.jp

1月16日の終電以降にゴミ箱がすべて撤去されるという事です。最近の地下鉄の駅では都心の真ん中でも改札内での売店はほぼなくなり、ゴミ箱撤去ならゴミを出す要因をまずなくすというのも納得できると言えます。

理由としては、セキュリティ上(ゴミ箱に爆弾や毒ガス等を仕掛けられるテロの防止など)という事ですが、ゴミの処理費が一番多いというところかもしれません。

売り上げは利用者の数に比例しますが、コストは利用者に合わせてというわけではなく、対処するべき処理があろうがなかろうが費用が掛かることが多く、多くは人間でなければできない作業に対して固定費としてかかるところが採算という眼から一番矢面に立つというところでしょうか。

また、とんでもないゴミが何気ないホームのごみ箱に放り込まれていることも事業者としては頭を抱えているのかもしれません。

近年では役立たずとなったモバイルバッテリーであったり、異臭を放つ下着など特別手数料が委託先から別途発生してしまうと、本屋さんの万引きどころではない売上でコスト回収できない損失が出てしまうこと考えられます。

地下鉄線内でゴミが出るような消費行動をしないという前提であれば、ゴミを持ち帰るというのは致し方ないとは言えますが、持ち帰るごみの種別によっては車内の環境が悪化したり、悪臭に耐えきれずに嘔吐してしまい、更なるにゴミが発生という事もありえそうです。

本来ならば、運賃にゴミ処理費用を原価として加算して、値上げをするところでしょう。値上げ分を負担しても、利用者が多いと物価上昇でうまく回り、後継機への循環もあるのでしょうが、気配も感じられない何ともさみしい今の日本という需要なので、致し方ないのかもしれません。

地下鉄の代わりに、お前の家の前に無料のごみ箱を設置しろと言われたら、それができるか自信はありません。ビジネスになるか、ただの金食い虫になるかジャッジ出来ないところであります。

もう一つのごみ関連の記事

もうひとつ、ゴミ関連で面白い記事がありました。

globe.asahi.com

ゴミと深く接する機会を遭遇したことから、ゴミに関しての実情や暮らす人のレベルによって、ゴミの量が違うという記事であります。

お笑いを長年営んでいるだけあり、視点は鋭く、造詣も深く、言葉のアウトプットも素晴らしいところであります。

ただ、お金持ちの人は外食が多かったり、旅行で長期に所在地にいなかったり、コロナ化でシェフを出張させて、余った食材はシェフが持ち帰ったりとするケースもあるので、ワイン一瓶だけゴミにしているのは少ないのではないかと感じてしまいました。

ただ、なんとなく、無駄遣いしている時はゴミの量は増すかなと感じ、あてはまるかなと思います。

世界を旅すると日本のゴミの臭いが気になる

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いまから30年くらい前に日本は世界トップとも言える勢いがあり、円借款で今では世界一に近い大国の中国を援助したり、貿易摩擦があれば、米国製の飛行機を大量購入したりとお金で解決できる国でありました。

そして、領土が狭いためか、昔から視覚や聴覚や嗅覚で近隣に迷惑をかけてはいけないという観念が発達していたのか、衛生面や調和をするデザインや静音や消臭と言ったものに固執するところがあったのかもしれません。

そうした事から、ウォッシュレットなど今では世界へ普及するものや低騒音の製品や小型化した電気製品の先駆けも生み出していると言えます。

また、海外と比較すると東京は特に無臭な町でもあります。早朝の歌舞伎町とスクンビットを比較すると鼻をつまむようなゴミの香りがないのも東京の特徴かもしれません。

もちろん、特定の場所ではその限りではありませんが、世界一の街の繁華街のタイムズ・スクエアと比較しても、無味無臭な東京と言えるかもしれません。

実際に都心にしばらく生活していると、ゴミを好物としそうな生き物もあまり見ません。

人間から近い存在の順で言うと鼠、烏、ゴキブリ、蠅がそうでありますが、鼠はほぼ見ないですし、烏はたまに泣き声は聞きますが、あの黒光りした嘴はほとんど見ないです。

ゴキブリは徹底対策すれば見ないですし、夏場でもどこかで見ることはあってもレアであります。蠅は東京では最も見ない存在かもしれません。幼少の頃に獣の遺体に大量に纏わりついていたギラギラと光っていた肉厚でマッチョな蠅は見たことはなく、蜻蛉や蚊に近いと思ってしまう華奢な蠅も見かけることがなくなっているようです。

ただし、東京がきれいな街だからと言って、日本がゴミ問題を解決しているかは不明であります。何か世の中歪んでいるようにも感じてしまいます。

ゴミ・ビジネスをもっと深化しても

購買に関してはかなり進んでおり、店舗に監視カメラ以上のカメラを設置して購買契機な行動を分析するケースも増えてきていますかが、ゴミを捨てる契機や行動を観察しても同様に何か得られるものがありそうです。

廃棄ロス削減のため、余剰は生産しないという事ですが、例えが良いか悪いかわかりませんが、廃棄のビジネスも考え方によっては経済となるのかもしれません。

データドリブンを購買にあてるだけでなく、アフターマーケットやゴミを捨てる行動にフォーカスを当ててみるのも実は新たなビジネスに結びつく近道かなと感じてしまいました。

最後に

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旅先で朝まで飲んでしまい、閉店した繁華街を歩く時に感じるのが、ゴミ収集車が来る前のゴミの臭いであります。

東京をはじめとする日本はマナーなのか、分別ルールなのか、その土地独自のスパイスのせいなのか不明ですが、とても、マイルドであります。悪く言うと生活感のない無味無臭であります。

海外では先進国でも生ごみの混在した臭いや酒に混ざった何と言えない臭いが混ざっていたりします。

ゴミは人間が存在する限り付きまとう問題なので東京の地下鉄がゴミ箱全廃で一喜一憂することはないと思いますが、ゴミの存在を考えてみるのも良いかもしれません。

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