2021年のANAマイル修行について考えてみました。
11月は混雑していたが
キャンペーンが終わった後の足もとの12月の土曜日朝のプレミアムクラスの空き具合です。早朝とは言え、11月まではほぼ満席だったのが、がらりと変わっています。
当然、12月頭はオフシーズンであり、11月末まで有効な株主優待が拍車をかけていたのもありますが、プレミアムポイント2倍キャンペーンが終わる11月でマイル修行を終えた人が多いのではないかと思います。
ANAの同キャンペーンページは既に「本キャンペーンは終了いたしました。ありがとうございました。」と記載されていました。
2021年秋 プレミアムポイント2倍キャンペーン | ANAマイレージクラブ
心中はわかりませんが、キャンペーンにのっかった人で上級会員数を確保できたので、感謝という事なのかもしれません。
上級会員が減ってしまうと、上級会員にとっては文字通り、プレミア感が上がっていいのかもしれませんが、提供側から見ると回るものも回らなくなってしまうので、こういうことは来年度も続けるのかもしれません。
2022年のステイタス獲得条件は緩くなったが
2021年では獲得チャレンジと言われた、非航空以外のサービス利用(サービス利用額に連動した現金な仕組みでありますが)がフライトでのプレミアムポイント数を補うようなシステムが2022年にて正式化されています。
2021年と比較すると一部のランクでの決済額が2021年と比較すると緩くなっています。やはりハードルが高く、獲得チャレンジでの上級会員が思うように増やせなかったのかもしれません。結果、バラマキでカバーしたのかもしれません。
そのフィードバックから決済額を100万円下げると丁度いい会員数に到達するという事かもしれません。
一方で非航空サービス(ライフソリューションサービス)を利用した場合には通常の3倍マイルを付与するという事が設けられています。これがないと異業種で多くのライバルがいるサービスがいる中ではなかなか、それらの方を向いてくれないので妥当かもしれません。
こうしたサービスはいつも飛行機に乗らなくてもプレミアムとなっているスーパーフライヤーズ会員とレートが同じと言うのはダイヤモンド会員からするとちょっと不満ではあります。
ANAカードの利用で差をつけると採算に大きな影響はあるかもしれませんが、大勢に影響はなさそうなので、ダイヤモンド10倍とかやって欲しいところでもありました。
ダイヤモンド+Moreは変わらず
「ダイヤモンドサービス」+More特典が加わります!と新たなステイタスが誕生したかのようであり、デザインにも手を付けていますが、基本はフライトでのメリットはダイヤモンドと変わらずであります。
他のステイタス獲得要件ではハードルを下げていますが、ダイヤモンド+moreだけは15万プレミアムポイント、決済額600万円、7つのサービスは変えておらず、達成するハードルで聖域を作り上げたいという事なのかもしれません。
しかし、その域に達して見える景色はスカイコインの交換レートがいつでも2倍と家族会員一人にダイヤモンドステイタスを付与というものであります。
有償で家族でANA便に搭乗すれば、積算されるマイル数が家族トータルでは二倍で増えていくので、特典旅行は早く行きやすくなると言えますが、もともと特典旅行主体の家族の場合はあまり恩恵が少ないのかもしれません。
いちおう、15万プレミアムポイントと10万プレミアムポイントでは付与されるアップグレードポイントが違うのでがあると言えば、差はありますが、これまでも同様なので、もう一味スパイスを入れて欲しかったところです。
個人的には2021年の獲得チャレンジでダイヤモンド+Moreは諦めたので、来年もそうしようかなと思っています。
最後に
11月は毎週末、飛行機に乗っており、トクたびマイルも利用しましたが、有償でも搭乗しており、2倍キャンペーンが付与されれば12万PPは到達しますが、残り3万弱のPPにはチャレンジはせずにこのまま終えそうです。
来年のマイル修行においては、非航空利用がステイタスに直結するのが正式化されたので、それに則った修業をしてみたいと思います。
プレミアムポイント 50,000PP
ライフソリューションサービス利用数 7サービス以上
決済額 500万円
今度こそ、海外に行けそうと思いきや、なかなかそうはさせてくれない新コロであり、上記の目標ぐらいにしておいた方が大きく計画が狂わないと思ってしまいます。
途中からアクセルべた踏みの展開もあるかもしれませんが、ご利用は計画的な静かな2022年にしてみようかなと思います。