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2021年最後の旅 1400km超の鉄路 博多からTOKYO

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2021年の最後の旅は博多から東京まで、ちょっと変わったルートで営業キロ1,400km越えとなりましたのでお伝えします。

博多駅から

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ホテルの朝食が散々であり、レイトチェックアウトはせず、さっさとチェックアウトをして、博多駅に向かいます。おまけに窓側の座席を僅差で取り逃し、映画のおともにと思い、昼からお酒を買ってしまいました。

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まずは、みずほにて新大阪を目指します。8両編成なので指定席はほぼ満席であります。2-2配列が救いと言うところかもしれません。

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一人掛け席は満席表示でしたが、博多から新大阪まで終始空いていました。東日本の場合は直前でブロック解除されるケースがあるので直前で指定できることがありますが、西日本ではいつでも用意できるようにしているという事かもしれません。
映画を観ながらチューハイをかなり飲んでしまいました。映画のタイトルは砂の器です。玉川徹が絶賛していた松竹のものです。

JR西日本完乗など企てないと辿り着かない結果であり、旅は人の心を揺さぶる存在と言えます。こんなことを言っていますが、4-5回はそんなことがあり、脳みそが洗濯しやすいやすいのかもしれませんが。

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岡山駅でようやく隣席が空き、あと40分くらいは空いているかと思うと空かさず、岡山駅から新たな隣人が乗ってくるという感じでした。

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広く使えると思いましたが、そうは行きませんでした。

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折角なので、車窓をと思い、明石大橋辺りを撮影してみます。2021年は西日本もよく着た歳であり、姫路に泊まることも多く、この辺りはよく利用していたことに気づかされます。

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しばらくするとALL NIPPONなプロペラ機も見えます。伊丹から飛んだばかりのような角度でした。2021年はプロペラ機の搭乗は一回だけでした。

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今回のみずほは小倉、広島、岡山、新神戸のみの停車の最速達タイプもあって、2時間28分で新大阪に到着するため、車窓がないと言っても映画を観ているとあっという間でした。

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16両編成だと車端部まで行くのは結構ヘトヘトとなりますが、8両編成は1両ぐらいしか歩かないので、時間がなくてもさっと撮影ができるのが嬉しいところです。

大雪に遭遇のサンダーバード

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年末、中部や北陸が大雪の直撃を受けた最中での帰京ということであり、ニュースにもなっていたため、列車の中で立ち往生は嫌だと思い、東海道で帰京するかと思うものの、どこでもきっぷなのでやはりその醍醐味を味わいたく、北陸経由で帰京してみようとなります。

運行情報を見れば、北陸線については特急は遅れがあるものの動いており、北陸新幹線は平常運行という事であります。

新大阪では遅いお昼でも食べようと40分近く時間を空けていましたが、こうした時は前倒した方が良いと1本早いサンダーバートに乗り込みます。

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と言っても、10分近く新大阪到着時点で遅れてきました。どこかで立ち往生しても良い様に体が冷えないようにカップワインを購入します。開けた後にグラスとして利用できるようさらに買い込んでおきました。

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京都に到着すると自由席は満席であり、デッキに立っている人も結構降り、ここ最近ではとても珍しい景色でした。

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湖西線に入り、高速通過をこなしていきます。岐阜方面は雲がかかっていますが、この辺りはまだ、天気が良く、このまま行けるのかなと感じます。

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この夏に行った琵琶湖マリオットに行くために降りた堅田駅を通過です。曇ってはいますが、まあいい天気でした。

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しかし、通過して1-2分ぐらいから雨が降り出します。何だかんだと言っても関西は気温が高いので、雨であり、この後も濡れ雪かなと思い、ワイン2本目(180ml)に突入します。

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さらに2分ぐらい進むと半分、琵琶湖の対岸が見え、半分全く見えない不思議な光景が見えてきます。この景色も一瞬出過ぎてしまいますが。

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この景色が天気の境とも言える場所であり、通過すると1分毎に雪景色が濃くなります。4分ぐらい経過するとすっかり、銀世界となってしまいました。

この辺りから列車は減速をして、石橋を叩いて渡るような速度で進んでいきます。

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京都を出発してから既に40分が経過し、通常であれば、既に敦賀に到着しても良いのですが、ノロノロ運転は続きます。この辺りが雪の降り方が最も厳しく、ホームもかなりの積雪であります。

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敦賀駅が近くなると、ここぞとばかりのキヤ143形の姿も見えます。さすがにサンダーバードの中からはセブンイレブンのCMのようなメロディを発しているかは聞こえませんでした。

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結局、敦賀駅には30分遅れで到着となり、新大阪発よりも遅れが増してしまいました。しかし、雪のひどい箇所は通過したのか、琵琶湖畔で見た積雪はなくなっています。

この後は遅れは回復しないものの、平常時のようなスピードで進んでいきます。

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福井駅に到着です。降雪はそれ程ではないものの、冷え込んでいるためか列車側面の雪は氷となっていました。

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日が沈み、どこを走っているのかわからなくなって、ウトウトしていると終点・金沢駅に到着であります。新大阪では10分の遅れが湖西線内での大雪の影響で遅れが増して30分遅れとなりました。

しかし、結果的に新大阪の出発を30分近く前倒したため、旅の予定としてはオンタイムであります。

金沢駅前でくつろぐ

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ホームも寒いのですが、改札を出てでも厳しい寒さであります。積雪はそれほどでもありませんが、これから夜が深まるにつれて路面は凍りそうな気配です。

10か月前の冬に滞在したハイアット系ホテルが見えます。さすがに宿泊者はあまりいないようです。このまま、泊まっても良いかなと思いますが、明日は朝から予定があるため、そうも行きません。

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北陸新幹線の東京行きの最終は21時であり、まだ3時間あります。外は凍てつく寒さであり、昼から車内で飲んでしまったこともあり、APAホテルと一緒である日帰り入浴も可能なアパスパ金沢駅前で温まりつつ、酔いを醒まします。飲酒後は身体的にはあまりいい行為ではありますが。

露天の壺の湯は洗い場から階段で上がったところにあるのですが、急な階段を昇った後はオープンエアであり、裸足で雪を踏んでいくという苦行ではありますが、その後に待っている壺湯に浸かると幸せな世界が訪れます。

頭は冷たく、首から下は熱すぎないぬくもりが酔いを醒ましてくれます。血中のアルコール濃度がどれだけ減ったかはわかりませんが、意識的にシラフになるのは不思議です。

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サウナ込みで2時間ほど浸かり、湯上りは隣にある寿司店にしてみます。飲みはもういいかなという事で、少しだけつまむことにしました。

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地のものと蟹をつまんでみます。お茶と言うわけにはいかないので、とりあえずビールにしてみます。やはり飲んでしまいました。

やっぱり雪に強い北陸新幹線

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サウナと寿司でのんびりしていましたが、気が付けば夜9時前であり、駅に戻ります。

一応、たまにスマホで運行情報を見ていましたが、新幹線については平常運転ということで、信じ切ってホームに行きますが、信じる人は救われるのかホームには車両が既に入線していました。

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2021年最後の旅という事で、グリーン車と奮発します。グランクラス奮発にするにはまだ鍛錬が必要です。

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幸いと言うか右側全てと前後は空いていました。それでも最終という事もあり、グリーン車は結構な利用者でしたが。

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かがやきなので、富山、長野、大宮、上野と停車していきます。最初の富山も予定通り出発します。

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しかし、糸魚川では、雪落しのために停車してしまいます。なかなか珍しい光景であります。

東北・北海道新幹線の場合、新青森停車は現在のところ必須であり、運転士交換もあるため、停車時間は結構あります。それを利用してか、冬場は新青森駅では北海道から来た新幹線は雪落しをして、東京に向かっていく光景が見えます。東日本管内で雪の塊による大規模な遅延を未然に防ぎたいのかもしれません。

糸魚川停車で出遅れましたが、それでも、同付近の在来線は運休している中で平然と運転しているのは、やはり新幹線強しと言ったところです。

半分程度トンネル区間で明かり区間もほとんどが雪が貯まらないような高架橋であるので、当たり前に動くのは当たり前かもしれませんが、巨額の建設費が何ともと言うところかもしれません。

その可用性について、在来線とギャップがあり過ぎる点や巨額な建設費が新幹線と言う乗り物に対して、なかなかポジティブに見てもらえないところなのかもしれません。

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長野駅での停車もテクニカルストップと言う位であり、遅れカバーのためか、すぐに発車でありました。

残り区間は降雪の影響は少なくなりますが、冬型の天気で風が強いため、飛ばされたビニールとかが架線に付着すれば即ストップであり、最後まで気が許せません。

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しかし、そんな懸念も杞憂と終わり、東京最終便という事で後半は線路が空いていた効果もあってか、遅れを回復して東京には定刻に到着となりました。流石に東京駅となると雪化粧のフェイスではなく、夏と変わらない姿であり、糸魚川での作業のお陰かもしれません。

寒波が流石に答えたのか深夜に東京駅にいる人は少なく、静かなTOKYO・エスタシオンでで2021年の旅は終了となりました。

最後に

飛行機の旅はとっくに2021年は終えていましたが、ファイナル旅は今回の博多からの長旅で終了となりました。

博多から金沢経由で東京と言うのは時間とお金の無駄遣いと言えるかもしれませんが、東海地方が災害等で寸断された場合、リニアの建設がオンタイムで進むか見えない昨今は貴重なルート候補とも言えます。

そんな意味もあり、敢えて、2021年の最後の旅に選択してみました。北陸新幹線が新大阪まで全通するのは20年はかかるかもしれませんが、その頃の時代のオンラインとオフラインと棲み分けた社会がどうなっているのかも興味深いところであります。まあ、その頃には、at 草葉の陰かもしれませんが。いい記念でした。

今回乗車した路線

博多=新大阪  みずほ606号 12:10→14:38  644.0km

新大阪=金沢    サンダーバード27号 14:46→17:26  14:55→17:55  332.4km

金沢=東京  かがやき518号 21:01→23:32  450.5km

2021年に行った都道府県

北海道、秋田、宮城、山形、栃木、茨木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、長野、静岡、富山、石川、福井、愛知、岐阜、三重、滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫、岡山、広島、鳥取、島根、山口、愛媛、高知、徳島、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

であります。

青森、岩手、福島、山梨、香川は足を下ろすことが出来なかったので、2022年は是非滞在してみたいところです。

注)鉄道では改札を出たり、バスでは降車した都道府県

良く泊まった都道府県は北海道(20泊)、東京(10泊)と東京が多いのは意外でした。ハイアット系ホテルに年初で都内に良く泊まっていたようです。

そして、北海道は南は函館からニセコ、千歳、札幌、留萌、富良野、旭川、網走、釧路、根室と大きく廻った年でもありました。

2021年のテーマであったJR完乗はラスイチですが、それが終わったら、次のテーマを何にしようかなと言うところであります。

もう海外でも良さそうですが、ポストOが悪く振れて、プランBとしては日本国内も考えておこうかなと思っております。

もちろん、プランBの日々が来たら、15個目のダイヤモンド修業において、泣き面に蜂で特別対応がなかったら、薄利な地上サービスを駆使してやろうかと思います。飛行機は少なめで。

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