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JAL 国際線FOPキャンペーン 予想はしていたけどキター

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JALは国際線において、FLY ON ポイント2倍キャンペーンが来ましたので、お伝えします。

JAL FLY ON ポイント 2倍キャンペーン概要

JAL FOPキャンペーンは下記のとおりです。

対象期間 2023年7月13日(木)~12月31日(日)

対象 JALマイレージバンク会員全員

対象路線  JAL国際線 JAL便名のJAL運航便 全路線

対象予約クラス  フライトマイル積算対象 全予約クラス

積算例は下図のとおりです。

詳細はJALのサイトを確認ください。(探すのは大変でした。導線とか考えているのですかね) 情報はあまり変わらないので、わかりやすいキャンペーンとも言えますが。

Dangan解説

今回のキャンペーン展開は、マイラーも寝耳に水であったANAの国際線プレミアムポイント2倍キャンペーンの発表から13日と言うタイミングの発表であり、いわゆる追従であります。

言い方を変えると出遅れた感があります。おそらくは、今年は2倍はやらずにやり過ごそうと言う2社間で雰囲気があったのかもしれませんが、ANAが出し抜いたのかもしれません。

ファクト的に言うとANAが国際線2倍プレミアムポイントキャンペーンを展開してから、如実にJALの国際線予約が減り始めたと言うのがあるかもしれませんが、長年のJAL上級会員がお天気キャスターとテニスプレイヤーの交際発表の時のように、ニコニコ生放送みたく色々とモノ申したと言えます。

そして、今回面白いのが、JALマイレージバンクの場合、通常、下記でありますが、

JL便名の臨時便・コードシェア便*を含みますが、JL便名でご予約・ご搭乗いただいた場合のみ積算対象となります。

と言うようにJALの場合は、ワンワールド含め他社が運航してもコードシェアがあり、JAL便名であれば、フライトマイル、さらにFOPも積算対象ではあります。今回のキャンペーンでは、ANA運航便しかプレミアムポイントは対象としませんと言うAMCに揃えているのが特徴的であります。

これは今後のJALのFOP積算のルールをAMCのように変えていきたいという一歩にも見えてしまいます。

ANAはこのところ、同時多発的テロ的に結構、マイレージ上級会員を含めて、大きなリリースを出しています。

羽田空港第2ターミナル 国際線エリア再開(2023/7/19)

国際線プレミアムポイント2倍キャンペーン

羽田空港国内線スイートラウンジリニューアル(2023/7/14)

以上、発表順であります。

お金がないANAにしては、最近、入金明細が多いのか積極的に攻めているのに脅威を感じたのか、予想外に追従したと言えます。

以上が今回の見立てであります。

海外発券はJALの方が魅力的でありますが

すでにANAの方が国際線においても便数や就航地が多かったりと国際線で上級会員修行をするとしてもANAの方が良さそうでありますが、ANAが勝てないと言うか追従しない路線も有ります。

それは、ソウル発券の東京経由の南行き路線であります。以下は代表的な例であります。

ソウル発券の東南アジア往復であり、代表的なバンコク路線であります。しかもねビジネスクラスであります。

運賃は日本円約201,953円であり、予約クラスはIクラス(125%+400FOP)であります。

全旅程トータル(往復)のFLY ON ポイントは通常15,200FOPであります。

そして、今回のFOP国際線2倍キャンペーンでは、倍率ドン、さらに倍であり、総計は30,400FOPとなります。FOP単価は6.64円/FOPとなり、ビジネスクラスとしては破格であります。アジア路線1.5倍とビジネスクラス125%+400FOPが効いている結果と言えます。

JALはソウル発券の東南アジアやシドニーが今もって、存在しており、魅力的と言えます。青はでありますが、羨ましいところであります。ここを活用するのがベストと言えます。JALインター修行の源泉はこの辺りにると言えます。

最後に

JAL

国際線においては、ANAに先制パンチされたJALでありますが、ANA HDの第4四半期の決算(通期含め)を揺さぶるカードはJALにあるかもしれません。それは国内線のFOP2倍キャンペーンであります。ANAにとっては源泉である国内線で一番の稼ぎ時の4Q(1-3月搭乗)で国内線でプレミアムポイントキャンペーンとかあると業績予想にも影響があるとも言えます。

ただ、9月くらいからスーパーバリューセールで先払いで座席数埋め込みの仕込みをすれば、何とか対応できると思っているかもしれません。

JALとANAは永遠のライバルなのか不明ですが、変に外資が入って来ないのは、ガラパゴスな日本の象徴かもしれません。それがいいのか悪いのか不明ですが、外資系ホテルを見ると何となく今の方が良い景色に見えるのは、老化のせいでしょうか。

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