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ANAプレミアムクラス搭乗記 伊丹発最終の722

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伊丹発の羽田行最終便は数多乗りましたが、722は初めてでしたのでお伝えします。

伊丹発羽田最終の搭乗

一時期、よく大阪に日帰りで行った時があり、結構伊丹発羽田最終便を利用していました。その時間に間に合わない場合は関西に振り替えていたりしました。

と思って、搭乗回数を比較してみると出張で日帰りで往復していた頃とブログを始めてから搭乗する頃の頻度を比較すると実は後者の方が頻度的には高いという事に驚きました。

ブログを始めてから、愉しさも有り、その時間的なタイトスケジュールが飛んでしまっているのかもしれません。伊丹はそんな通貨でだったのかもしれません。たしかに昔と比較すると、どうでもいいことを検索したり、ラウンジにある紙媒体を見ることはなくなったりしています。

そして、機材は最終便となるとやはり、同路線では最大となる777シリーズが最多ではあり、実際の履歴を見ると約2/3がトリプルセブンであります。

しかしながら、772のインテリアを改装した722は、伊丹発羽田便最終としては初でした。というか、伊丹発でトリプルセブンは4年ぶりでもありました。その時は20便でしたので朝のフライトでした。

20:20と言う時刻を見るとNH40便を日常でも想起してしまうのは飛行機中毒かもしれませんが。

搭乗記

伊丹は不滅か

騒音問題と利便性の合間で生き延びてきた伊丹空港であります。国家プロジェクトで造られ、24時間空港であり、鉄道はJRと南海が直結し、大阪中心部にアクセスし、かつてのコンコルドが離発着した長い滑走路を持つ、KIXでありますが、失われた30年となっており、その間に飛行機は技術革新を遂げ、騒音がかなり低減されており、伊丹空港のような好立地の空港は逆に重宝されるようになっています。

そうした、伊丹もターミナルはリニューアルでだましだまし利用しているので、改装はしているものの、昭和感が漂います。出発フロアは広いですが、今の時代、こんなにスペースをとる必要はなく、アナログなチェックイン時代に溢れる搭乗客の行列を想定した造りであります。

一方で搭乗ゲート付近は天井が低く、建設時の人と貨物の導線が感じられる感じであります。羽田や成田、関空、沖縄と比較してもこのエリアの天井の低さは独特であります。

プレミアムな保安検査場を通過するとANAスイートラウンジへの導線ですが、この辺りは伊丹空港の建物の歴史の片鱗は感じません。ただ、クマケン一色であり、新千歳なのか福岡なのかわからなくなります。

ただ、伊丹のスイートラウンジは広く、片面採光ではあるものの、滑走路側にぬけているので、国内では最高峰のラウンジであります。

羽田空港の国内線のスイートラウンジが増床された後はどうかわかりませんが、伊丹空港のスイートラウンジは規律あるデザインであります。

フライトまで2時間はあるので結構飲んでしまいました。ペットボトルを空にするところを2回ぐらい遭遇してしまいました。

最初は乾きものは嫌だと思いつつも、飲み続けてくると炭水化物の塊にも食指が伸びます。おつまみが変わったかと思うとパッケージは変われども新潟県柏崎市のブルボンでした。

そして、ノーマルがアワビなら、トコブシのような小さくて硬いマネケンも伊丹スイートラウンジ名物であります。

722

722はこれまで何度か搭乗していますが、伊丹発NH40便では初の遭遇でした。当然とも言えますが、プレミアムクラスは満席でした。良いの世の中ですね。

シートモニターや操作ボタンは最近のものですが、やはり、スマホセントリックとなってしまいます。今後は思い切って、モニターはやめて、その代わりに動画サイト(エアライン提供限定ではなく)が見られるようにした方が良いと思います。

隣にはたくあんがいます。本日は伊丹でお泊りのようです。失われた3年でありましたが、結局、誰がどれだけ負担して、その効果がどれだけであったかと言うのは示さないと次の大流行でも繰り返させられるのかもしれません。

まあ、個人的には、これを最後に逃げ切りたい年齢でもありますが。

ヘルシーと言う名の機内食

離陸をしてすぐに機内食に。とうもろこし、こんにゃく、湯葉など、穀物系が多いと思いつつも、サラダや茄子があり、どんなものかと期待が少し膨らみます。

彩りはなかなかであります。ただ、パンチの効いた肉肉しいものはないので、そうしたものを求める人には残念かもしれませんが、ワインのつまみと思うとお腹に溜まらず、ちょうど良いかもしれません。

という事で、ワインはお代わりしてしまいました。冷静に考えるとあまり口に合わないワインを飲み続けるのはどうかと思いますが、飲み続けてしまうのは脳がそうなってしまい、手の付けようがないと言う状態かもしれません。

着陸は恒例の房総半島側からでありましたが、一旦、外房側の海に出てからの着陸となります。既に時間は夜なので、和光市側から都心上空ルートはないので、晴海側からの着陸でした。長年続く、オーソドックスな着陸であります。

ゲート到着前には第2ターミナルの国際線エリアのチェックインカウンター付近が煌々としています。オープンに向けての練習でしょうか。日中しか運用されないので夜間照明は不要かと思いますが、いよいよと言った感じであります。

ほぼ定刻で到着でした。伊丹空港は門限が早い代わりに羽田到着時間が早いので、到着後の地上移動の選択肢が多いのも良いところであります。この後、東京モノレールの空港快速に間に合い、タクシーレスで帰宅となりました。その方が酔いがさめて、次の日にはいいかも知れません。夏場は汗だくとなってしまい、いいのか悪いのか不明でありますが。

最後に

羽田=伊丹線は名古屋まで中央新幹線リニアが開通してもびくともしないようであります。さすがに新大阪までリニアが開通するとオセロ返しのようになるかもしれませんが、そもそもの世の中がオセロ返しのように変化しており、その時代の東名阪の人流がどうなるか不明です。

まあ、その頃には草葉の陰から、見ていることとなりそうです。あと何回、羽田⇔伊丹路線を搭乗することとなるのか。

 

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