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イオンが近くにある空港を探してみた

イオンが近くにある日本の空港を探してみましたので、お伝えします。

イオンが近くにある空港

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イオンが近くにある空港と言うか、空港の近くにイオンができたと言った方が正解かもしれませんが、調べてみました。
グーグルマップでまずは空港を表示して、その後に「イオン」と検索してみました。イオン銀行のATMやまいばすけっとは除外しています。
また、旅行者が空港から直行の鉄道またはバスで最寄りの駅またはバス停まで1時間はかからないイオン店舗をピックアップしています。

まあ、マイカーやレンタカーがあれば3分ぐらいで行けるところは多々ありましたが、それはなしで、各地域別に一覧化してみました。

北海道

まずは北海道です。
オホーツク紋別空港 イオン紋別店 バス+徒歩
丘珠空港 イオン札幌栄町店、イオンスタイル札幌元町 徒歩
函館空港 イオン湯川店
新千歳空港 イオン千歳店 鉄道
北海道の玄関口である新千歳空港からは千歳駅は電車で二駅のところにあり、千歳駅からも近くにあります。千歳駅周辺のビジネスホテルに滞在の際は着替えなどリーズナブルに購入できるので、利用した記憶があります。
また、釧路は空港が市街地から離れていますが、釧路市内にはイオンが多数あり、それが影響したのかは不明ですが、釧路駅周辺の荒れぶりが逆に観光化しているものであります。

東北地方

続いては、東北です。
大館能代空港 イオン鷹巣店 バス+徒歩
庄内空港 イオン美川店 リムジンバス
仙台空港 イオンモール名取店 鉄道

イオンモール名取は仙台空港アクセス線「杜せきのした駅」より直結しているので、東北では最もイオンが近い空港と言えます。
秋田空港の近くにはイオンモール秋田があり、JR秋田駅からは無料シャトルバスがあり、秋田市街地には向いているものの、空港方面はイオンと空港の間にある国際教養大学までしかバスはなく、距離は近いのですが、実質的ではありません。
イオン東根店は山形空港から近いのですが、交通手段がないため、リストにはしませんでした。
イオンに最も攻略されているとも過言ではない東北ですが、空港近くは仙台がメインのようです。

関東地方

成田空港 イオンモール成田 シャトルバス

羽田についてはまいばすけっとなど川崎などにありますが、イオンモール級の施設はありませんでした。

イオンの本社が千葉だけあり、成田空港近くにイオンモールがあり、便数は少ないものの、空港からシャトルバスがあったりします。スカイライナーに乗ると160km運転で通過する車窓にイオンが見えたりします。
関東はロードサイドは強いですが、基本的には都心はなく、成田は本拠地という事も有り、成田は頑張っているようです。

甲信越地方

ありませんでした。厳密に言うと信州まつもと空港は空港の左右にイオンがあるのですが、アクセスがなく、車の脚がない旅行者には厳しいと言えます。
新潟については新潟中心部の万代にイオンスタイルがあるのですが、リムジンバスで25分はかかるのでリストにしませんでした。新潟もイオンはありますが、地場のGMSが結構、強い印象があります。

中部・北陸地方

中部国際空港 イオンモール常滑
小松空港 イオンモール新小松
セントレアは名鉄が空港直結であり、隣駅のりんくう常滑駅まで一駅であり、駅前がイオンであり、日本では一番アクセスの良いイオンと言えます。さらに日曜日には空港からシャトルバスがあるので、かなり空港を意識していると言えます。

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さすが、対岸にイオンの発祥地があると言ったところであります。
小松は微妙ですが、小松駅までの空港アクセスと駅からのイオンまでのアクセスがあるので、リストにしてみました。

近畿地方

伊丹空港 イオンモール伊丹 バス
関西空港 イオンモール日根野、りんくう泉南 鉄道
イオンモール伊丹は空港狙いではないのでありますが、空港から伊丹駅に行くまでの道中にあり、近いと言えば近いのであります。
関西空港はJRの日根野駅が乗り換えなしでイオンにアクセスできますし、南海で乗り換えはあるものの、大きなモールであるりんくう泉南があります。
りんくうタウンへの地元需要を奪われないために敢えてあるかもしれません。あとはアジアからのインバウンドが多いので、イオンブランドで格安お土産などがあるのかもしれません。

りんくうタウンエリアのホテルのオーナーがコロコロ変わったりとか不思議な地帯ですが、インバウンドさえ整えば行けそうなので、かんばって欲しいところであります。
兵庫はダイエー発祥の地であり、もはやイオン傘下ではありますが、神戸空港から近い場所には神戸駅近くまでありません。三宮や新神戸あたりでもダイエーは今も目にします。ダイエー店舗は値引きを含めて結構安くしているので、昔からの地域利用者は重視せざるを得ないかもしれません。それも王道とも言えますが。

中国地方

鳥取空港 イオン鳥取北店 バス+徒歩
中国地方については、岡山空港も広島空港も山の上みたいなところで近隣に住宅地もあまりないので、そもそもイオンがないと言えます。
また、米子空港は米子や松江にイオンは数店舗あるのですが、空港から旅行者がすぐにアクセスする場所ではないのでリスト外としました。まあ、付近に宿泊する場合は便利かもしれませんが。
また、中国地方に来ると夢グループならぬ、ゆめタウンが結構強いので、それが影響しているのかもしれません。

四国地方

四国内においては、イオン店舗はあるものの、徳島、高松、高知、松山の各空港から至近というのはありませんでした。四国発祥であり、現在はイオン傘下のマルナカの店舗が多いので、そちらがグループとしては頑張っているのかもしれません。

九州地方

福岡空港 イオンモール福岡店 バス
佐賀空港 イオン佐賀店 バス
長崎空港 イオン大村店 バス+徒歩
宮崎空港 イオン南宮崎店 鉄道
熊本空港 イオン大津店 バス
福岡空港は空港から同店までバス路線が頻繁にあるので、これは空港からの需要は一定数あると言えます。イオン佐賀店は佐賀駅と佐賀空港の中間地点よりちょっと佐賀空港に近い場所にあり、空港バスのバス停もあることから、それなりに狙いはあるようです。
熊本空港は市内からリムジンバスでアクセスすると関係ないですが、鉄道(JR)で肥後大津駅にアクセスするとイオンの存在は気にするところであります。

そして、宮崎空港は宮崎市内の鉄道のジャンクションである南宮崎駅の宮交シティがあり、そこにはイオンがあり、ほぼ直結と言って過言ではありません。宮崎空港駅も空港から直結しています。

離島も調べてみましたが、天草と壱岐(芦辺)と奄美にはイオンがありましたが、頻繁にすぐ行ける感じではなかったため、リストには入れませんでした。

沖縄

那覇空港 イオン那覇店 ゆいレール
     イオンスタイル豊崎 バス
沖縄県内にはイオングループはかなりあります。コンビニとしてはファミリーマートがほとんどであり、ミニストップは見たことはありませんが。
そうした中で、県内最大空港の那覇空港近くには大きなイオン店舗があります。筆頭としては那覇空港直結のモノレールである「ゆいレール」で空港から2駅の小禄駅と直結しているイオン那覇店です。こちらは昔からあり、モノレールの乗降も多く、地元の人の利用は相当あるようです。下着を買った記憶があります。
続いては、イオンスタイル豊崎です。こちらはアウトレットモール「あしびなー」に隣接しており、そこから徒歩で行ける場所にあります。
「あしびなー」までは空港から直通のバスがあるので、それを利用していけば、アクセスは簡単です。まあ、旅行者にとってはイオンに行くよりもまずは「あしびなー」に行ってしまいそうですが。
先島諸島の大都市である宮古と石垣についても調べてみましたが、イオンはあるものの、空港からのアクセスはバスがないか、降りてからある程度歩くため、リスト外としました。
ただし、こうしてみると地域によって強弱はあるものの、イオンの全国展開はかなりのものです。

イオンとしてのソラチカ戦略はあるのか

イオン本社

以上、日本を北から南まで空港近くのイオンを調べてみましたが、エキチカ戦略ならぬ、空港ソラチカ戦略は限定的と言えます。
基本的に空港は各都市で立地されているのは福岡や伊丹などを除くと騒音問題もあってか市街地から離れた山間地や港湾に面した場所にあります。
市街地からはアクセスが遠く、あまり商業をする場所には向いていません。ただ、周辺の抱える人口が多い都市ではそうした場所でも空港自体への人流が多く、さらには一見さんでも海外からの新規利用者があると言えます。
そうした大空港周辺では需要を取り込むことが想定されます。イオンで言うと成田、セントレア、福岡がそれに当たります。土地代が安いの広大な面積を確保して、多様な店舗を構えて、車アクセス需要にも対応できます。いずれのショッピングセンターも規模が大きく、空港からのアクセスは便利です。
そうしたことから、こうした所ではイオンでも日本人向けだけでなく、インバウンド需要を取り込もうとしているのかもしれません。

また、車で来た地元民にも空需要的なコンテンツも売り込めるのでメリットはありそうです。いずれにしても、人が多いところは魅力的のようです。

最後に

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イオンが駅前や空港近くにあると旅行者としては、何でも揃い、着替えや日用品、薬をいつもと同じ価格水準で購入でき、日によっては晩ごはんをささっと済ますこともできる便利な存在です。ただ、それが便利になったというのかは不明です。

旅はカバンを持って、意外と歩いて宿に辿り着くものだったりする、昭和な旅情も記憶に残るものであり、駅について、コンビニでトイレを済ませた後、ホテル内で飲むものを購入したりするのは快適ですが、物足りなさも有ります。不思議です。
大規模小売店舗法、シャッター通り、地方ほど軽自動車、運転手不足、地方ほど激甚災害の被災が多いということもあります。
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個人の経験としては、ネットでは探せない場所を現地で探して、見つけた掘り出し物や知見の方が面白いと言えます。

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