弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

ソウル発券 オセアニア往復安い理由とは

スポンサーリンク

オセアニア

ソウル発券のシンガポール航空のプレミアムエコノミーのオセアニア行きがほぼすべて、安いため、まとめてみました。

ソウル発券はなぜ安いか?

ソウル発券

韓国は近年では、ハイテク機器や文化(特に若年層)では日本よりも熱く、失われた10年(20年近いかもしれませんが)が蔓延るなかで、韓国の方が最近までは勢いがあったと感じられます。

しかし、GDPで見ると日本は人口が多いこともありますが、アメリカ、中国に次いで3位であります。

上位2か国といろいろと問題はありますが、そこに依存している側面もあると言えます。

そうした中で、ソウル発券が安い理由は、一つはロケーションがあると言えます。シンガポール航空の場合、ソウルからオセアニアに行こうとするとチャンギ空港での乗り継ぎが発生します。

一方で、アライアンスの違う大韓航空では、直行便があり、強敵と言えます。

また、ソウルからシンガポールの需要以外に乗り継ぎ便を活用して、ソウル=シンガポール間の空席を少なくしようとしているのも知れません。

もうひとつは、日本よりも海外に留学をしたり、移住を考える人が多い点も理由として挙げられると言えます。

旅行ではなく、移住や留学となるとその先の生活もあり、移動コストは少しでも避けたいと考えることもあり、安いのかもしれません。

上級クラスのプレミアムエコノミーの運賃か安いのは不明ですが、エコノミー人気の中で、すでに設置されているプレミアムエコノミーのシートを埋めるために安くしているかもしれません。

海外発券では、ステータスポイントの高い上位クラスとエコノミへクラスの需給のアンバランスを突くのも一つと言えます。

ソウル発券はどれぐらい安いか

map

下記はソウル発のオーストラリアとニュージーランド行き往復のプレミアムエコノミー運賃であります。いずれもシンガポール航空であります。

オーストラリアは各都市13万円台、ニュージーランドは16万円台であります。オーストラリアではPP単価9~11円台、ニュージーランドては9.0~9.2円台であります。

これだけ安いのは、ソウル=シンガポール間の需要喚起とシンガポール=豪州間の需要喚起が考えられます。

スターアライアンス加盟のエア・ニュージーランドも同路線の再開を進めており、こうした契機にのって、上位クラスで安い運賃を設定しているようです。

マイル修行をする人にとっては絶好の機会であります。

シンガポール=オセアニア間は距離が長い

メルカトル図法の地図を見るとシンガポール=オセアニア間はより南に近づき、近いように感じます。

しかし、実際は日本より西に位置するシンガポールからオセアニアへのフライト距離は長く、感覚としては日本から北米西海岸に行くのと同等と言えます。

このことを失念して搭乗すると、時間を長く感じるため、事前にフライト時間は長いと想定した方が良いと言えます。

対策としては、動画コンテンツを事前にたくさん用意する、お酒を飲んで寝入るなど様々ですが、半日近いフライトはプレミアムエコノミーでも厳しいと言えます。

あえて、足元の広い最前列の席の空いている日を狙うと言うのも良いかもしれません。

最後に

ソウル発券は円の価値や、仁川空港の相対的価値の向上などの要因もあり、過去のように多くの目的地で日本より絶対的に安いと言う時代ではないようです。

しかし、日本から近いこともあり、まだまだ活用できると言えます。

2019年の異例な長期連休では日本発のチケットは暴騰し、海外発券を検討した人も多いと思います。

プライベートな旅行で、日本発の運賃が高いと感じたら、少し手間はかかりますが、ソウル経由でトータルの運賃を計算してみるのもいいかもしれません。

以前は海外に住む日本人向けの旅行代理店サイトなどを調べながら、検索したことが懐かしいくらいあります。

しかし、現在はGoogleフライトが一瞬で安いルートを出してくれ、それをもとに自分のスケジュールと折り合いをつけていけるため、かなり便利と言えます。 

ニュージーランド

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.