アメリカン航空のマイレージサービスであるAAdvantageにログインしたところ、意外とミリオンマイルが積み上がっており、今後のミリオンマイル修行を考えてみました。
ログインするとミリオンマイルが想定外に積算
空前の10連休、10日間すべてどこかに行っているわけでもないため、色々なアカウントを整理。ほとんど、死蔵品となっているAAdvantageのアカウントにログインすると、ミリオンマイルが約43万マイルとなっていました。
以前の記憶では30万マイルであり、個人で管理している飛行履歴を見てもワンワールドでは43万マイルまで積みあがらないので原因は不明です。
AAの場合、以前からフライト以外も積算されていた記憶があるため、30万マイルは認識できていたのですが、ちょっと不思議であります。
運賃にもよりますが、1年以上ダイヤモンド修行(AAではエグゼクティブ・プラチナ修行)をしたほどの誤差であります。
個人で管理している総フライト距離は約134万マイルであり、うち、スターアライアンスが100万弱(結構大変でしたけど)です。さらにLCCやスカイチームの搭乗もあるため、やはり計算が合いません。
AAの100万マイル達成での特典
AAのAAdvantageでの100万マイル到達の特典は下記のとおりです。
生涯Gold会員資格を獲得(ワンワールド・ルビー)
35,000 AAdvantage ボーナスマイル
と実質より名誉に近いと言えます。JGCで初回に5万FOPを手に入れれば、JMBの方が楽であります。クレジットカードの年会費は毎年必要ですが。
以前、チリのサンチャゴ空港でかなり高齢の紳士がよれよれになったAAdvantageゴールドカードを提示し、そのまま通過していたのを覚えており、今考えるとミリオンマイラーだったのかもしれません。
ちなみに200万マイルの場合の特典は下記のとおりです。
AAdvantageプログラムの生涯Platinum会員資格を獲得(ワンワールド・サファイア)
片道4区間分のシステムワイド・アップグレード
JALのJGCの方が良いと言えますが、クレジットカードの年会費を考えると、寿命をどれぐらいに設定するのかにもありますが、魅力的と言えます。
アップグレードについてはスターアライアンスの加盟のANAアップグレードポイントの方がアクティブな活動をしている場合は、良いと言えます。
複数のミリオンマイラーとなるのは価値があるのか
このままで行くと間もなく、ANAのミリオンマイル(ピュアANAではなく、スターアライアンス込)になり、公認のミリオンマイラーとなります。ANAマイレージクラブの場合、ANA便で100万マイルの方が価値はあり、あと2年はかかりますが。
今回は50万マイルに近いマイルが積算されていたことを認識し、少し欲が出て来ました。しかし、実際は各社とも200万マイルの方が実質的な特典はあり、100万マイルは相談役や特別顧問のような存在と言えます。
しかし、肩書と言うのは影響力があるもので、ワンワールド・ミリオンマイラーとスターアライアンス・ミリオンマイラーのダブルホルダーと言うと知らない人には何か、すごそうな人にも感じられると言えます。
また、いずれも保有していると特定の年に気合を入れてマイル修行をすれば、最高2年近くにわたり、メリットはあると言え、気が向いた時にマイル修行する際も少しはメリットはあると言えます。なによりも、これまでの経験が一番役に立つと思います。
最後に
ミリオンマイラープログラムは個人を讃えているようですが、B to Bのインセンティブ施策とも言えます。やはり仕事で飛ぶ人が有利であり、私のように個人で積み上げると言っても体力(肉体・財務的に)には限界があると言えます。
プロの部門とアマの部門でカテゴライズしてもらえれば、社畜かピュアなミリオンマイラーの区別ができると思います。
アマでも結局、ボトムラインで考えるとプロとして登録するかもしれませんが、アマでミリオンマイラーと言えば、エクストリームと言うか、日本語で言うBASEという存在となり、近寄り難い稀有な存在には違いないと言えます。