ミラノ中央駅にあるハイアット系列のホテル「ハイアットセントリック ミラノ セントラーレ」に滞在しましたので、お伝えします。
ハイアットセントリックとは
ハイアットセントリックとはパークハイアットやハイアットリージェンシーなどのブランドを持つハイアットグループのホテルブランドの一つであります。
2015年に出来たブランドであり、街の中心部に位置し、ローカルの意匠を取り入れつつ、モダンで快適なアメニティが用意されています。フィットネスルームを必ず備えているなど健康志向の人に受け入れられます。
ヨーロッパではミラノ、ヴェネツィア、イスタンブール、ダブリン、ラ・ロジエール(仏)、マドリードにあります。
アジアでは銀座、香港、バンガロール(印)、カンドリム(印)あります。2020年には金沢に新規オープンします。
ちなみにハイアットセントリック ミラノ セントラーレはもともとアコーグループのラガーレ ホテル ミラノ チェントラーレ Mギャラリー バイ ソフィテルであり、最近ハイアット傘下となったようです。検索すると旧名でも結構ヒットします。
ロケーション
ミラノ中央駅前にあります。駅前と言っても500mほど歩きますが、3回交差点を曲がるだけです。
近くにはヒルトンやラクジュアリーコレクションホテルのエクセルシオール ホテル ガリア(駅の真ん前)があります。
駅前はオフィス街であり、比較的静かです。中央駅の地下にはスーパーや洋服、スポーツ用品店があり、食事やお酒、着替えなども調達可能です。
建物外観
モダンですっきりとした建物であります。
しかし、夜になるとライトアップされ、窓ごとにカクテルライトアップされます。
夜間遮光カーテンを閉めていないとライトアップの光が入ってきます。最新の飛行機機内のライトのようでもあります。
ルーム
最近のスタイリッシュなホテルにあるあまり明るくない通路を辿り、部屋に入ります。
こうしたブランドホテルではカラフルな家具が多いのですが、意外と落ち着いており、高級感もあります。これがミラノらしいデザインなのでしょうか。
デスクは大きくありませんが、セーフティボックスやケトル、ミニバーもあります。
ワインはエクストラドライなスプマンテです。テレビチャンネルについては、CCTVはありますが、日本語放送はありません。
コンセントはイタリアタイプであります。クローゼットにはスリッパはありますが、ガウンはありません。
窓からの景色は都会なミラノオフィス街であるため、フィレンツェやローマとは違い、近隣のビルが見えます。
しかし、ホテルの前にパーキングがあるため、隣のビルとの間隔があるため、ゆったりとしています。
水回りは白を基調として清潔感があり、シンプルであります。南欧らしくビデがついています。シャワーはホースタイプとレインタイプがついており、水流は日本のような強力ではありませんが、困る程弱くもありません。排水も良好です。
ルーフトップバー
最上階はバーとなっています。夜はライトアップされ、バーな感じですが、日中も開放されており、風に当たれる見通しのよい場所です。
バンコクやシンガポール程ではありませんが、結構奇抜な建築物が多いのもミラノ中央駅付近です。
スパとフィットネス
ホテルの地下にはフィットネスとスパがあります。フィットネスは24時間オープンであり、ランニングマシンとサイクリングマシンがメインです。
マシンはテクノジム製でメタルを多用した高級感がありました。
同社ホームページより
フィットネスの奥にはスパがあります。有料であり、フロントでアクセスできるようにしてもらい利用します。利用はしませんでしたが、サウナもあります。
最後に
ミラノ中央駅至近であり、高速列車でイタリア国内の移動やマルペンサ空港に行く際に便利であるのは当然ですが、落ち着いた室内とルーフトップで風にあたり、景色を見ていると清々しくなります。
泊まるだけでなく、ちょっとした体感ができる同ホテルはコスパも良く再び利用してみたいと感じました。