コペンハーゲン空港発のスカンジナビア航空の最終便に搭乗しましたので、お伝えします。
プライオリティパス・ラウンジが閉まってしまった
グリーンランドからコペンハーゲンに到着し、21時前ですが、まだ薄暮と言った感じであります。すっきりとした北欧の景色は何度来ても良いですね。
明るいと得したような感じもします。ただ、次の日の朝が辛くなるのではありますが。
そういえば、北欧三都空港では、アーランダとコペンハーゲンはプライオリティパスで利用できるラウンジがあると思い、乗り継ぎデスク(手荷物検査フリー)で搭乗券発券後にアクセスしてみます。
まずはアスパイア・ラウンジに20時でクローズとなっていました。ガーン。
続いては、デンマークのビール名が冠名となっているカールスバーグ・アビエーター・ラウンジに行ってみます。こちらも20時にクローズとなっていました。ガーンであります。
北欧の人はあまり、夜は移動しないのでしょうか。おうちで早く寛ぐ人が多いのかもしれません。
ということで、今回はSAS便でもあるので、NH*Gを活かしてSASラウンジに行きます。こちらはスカンジナビア航空便の最終便出発まで営業しているので安心であります。
今年は1月以来のアクセスであります。サタデー・ナイトという事も有り、貸し切り状態であります。とりあえず、ワインの至近に座を構えます。
ボルドー産のワインも有りました。市場価格は1,700円ぐらいでした。こちらは濃厚でトロっとしていますが、甘みがあるのでアイスクリームにかけたら結構おいしい感じでした。同ラウンジではアイスクリームは有りませんが。
甘いのは苦手なのでやはり、すっきりした辛口に変えてしまいます。ANAラウンジ風にステムレスのグラスに注いでしまいます。結局はボトル1本分ぐらいは飲んでしまいます。
2時間弱いましたが、飲むしかないので飲んでいたら、結構ふらふらしてしまい、キャリーケースを担いでのこの階段が結構、怖くなってしまいました。
サタデーナイトはやはり、静かであります。シンガポール・チャンギ空港であれば、夜こそ賑やかでありますが、コペンハーゲン空港は羽田(国内線)に近く、もう少しでクローズのやっつけ仕事感が漂います。
まあ、チャンギ空港も丑三つ時はかなり静かではありますが。
コペンハーゲン空港発最終便
本日はオスロ行のSK1474便であります。コペンハーゲン空港発の同社便としては、ストックホルム行きのSK1428便とならび、23:00発の最終便であります。と言いつつ、15分遅れています。
実は同空港の最終便はイラクのUR Airlinesのアルビール行きが23:45発であり、最後の最後はそちらでありますが、メジャーなのはスカンジナビア航空便であります。
機材は記事最初の写真のとおり、A320neoであります。スカンジナビア航空は機材の更新が著しく、結構、新しい機材が多い印象であります。シートは昔とあまり変わらない印象でありますが、やはり新しいです。
非常口座席病であるかもしれませんが、今回も非常口座席としました。NH*G効果なのか不明ですが、隣席、どころか列自体おひとりでした。韓国で着陸直前に非常口ドアを開けた輩がいたのでアジア人は警戒されるかと思いましたが、そんなことは有りませんでした。
隣には同じ時間発のストックホルム行きがいます。あちらもA320neoでした。結構新しいですね。
フライト
離陸前から結構、明るさが抑えられており、皆様寝ることを前提にしているようであります。個人的にもかなりヘロヘロであり、小一時間ではあるものの、機内販売などもいらず、まったりしていたい感じでした。
最終便だけあり、すぐに離陸となり、曇りの天気もあり、何も見えない下界でウトウトとしてしまいました。
本格的なお眠りモードであります。旅客機は四半世紀ぐらい、見かけはあまり変化していませんが、照明は随分進化したと言えます。以前はベルトサインの電球以外は消灯すると明かりは有りませんでしたが、現在ではこうしてLEDで心理的な効果を出すまでに至っています。
コペンハーゲンとオスロ間は322マイルであり、羽田と岡山間ぐらいであります。飛行時間は1時間ぐらいでありますが、23:15ぐらいにゲートを離れたので到着は日付が変わっていました。
オスロ・ガーデモエン空港もサタデーナイトな感じであり、日本であれば、蛍の光が流れそうな雰囲気でした。結構、歩かされる導線を経て、空港外に出ると意外とヒンヤリしているのは北欧感がありました。ただ、座っているだけですが、グリーンランドからの道中は結構疲れました。
最後に
オスロ空港から外に出て、怪物くんのように深夜の散歩をしてみるとスカンジナビア航空のA320neoが川の字のようにお眠についていました。
今回はサタデーナイトフライトという事でコペンハーゲンからオスロまでは8,000円ぐらいであり、もちろん底辺運賃なのでANAマイル積算は不可でありました。せめてライフタイムマイルぐらいは積算して欲しいところでありますが。それでもオスロに来る意味はありますが。
ライバルであるLCCのノルウェー・エアシャトルはコペンハーゲン発は人件費の深夜コストとかもあるのか、21時前に終わり、独占ではありますが、スカンジナビア航空最終便が安いのはダイナミック・プライシングと言うことかもしれません。サタデーナイトはねらい目かもしれません。陸マイラーには理解できない事象であるとも言えますが。