ANA便のファーストクラスを利用する東京発券としては破格の運賃となるドバイ往復をまとめてみました。
ファーストクラス 羽田=ドバイ往復
今回は2020年と2021年の年末年始の年跨ぎをドバイで過ごす旅程で試算してみました。
旅程
往路は12月26日未明に羽田を出発します。便名はNH203便となり、ファーストクラスはTHE Suiteとなります。
フランクフルトには朝5時過ぎに到着し、次のフライトはルフトハンザドイツ航空のボーイング747-400となります。こちらは8時間の乗り継ぎと長いもののビジネスクラスJクラスとなります。
同路線は4クラス制の機材であるもののビジネスクラスが最高となり、開放ファーストのシートに座ることもできそうであり、早めに座席した方が良いかもしれません。
ただし、ルフトハンザ便のため、同社の上級会員向けにブロックされているかもしれませんが。ドバイには夜11時前到着となります。
復路1月2日未明にドバイを出発し、フランクフルトには早朝に到着します。フランクフルトでは6時間弱の乗り継ぎ待ちとなります。ルフトハンザオリジナルのスーツケースを物色するのも良いかもしれません。
羽田までLH4948便、すなわちNH204便のファーストクラスで羽田に向かいます。羽田には3日早朝に到着します。自宅に戻り、次の日に備えて休むのも良いかもしれません。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃と予約クラスとプレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 703,070円
予約クラス ANA区間 Aクラス(150%+400PP)
ルフト区間 Jクラス(150%+400PP)
プレミアムポイント 28,424PP
PP単価 24.74円/PP
単価的には断然でありますが、運賃を見るとファーストクラスとしては破格と言えます。しかもビジネス区間もJクラスと高貴なクラスとも言えます。
日本発ANAファーストクラス運賃
同様の日程にて東京発のANAのファーストクラス往復運賃を見てみると下記のとおりです。
北米 100万円~135万円
欧州 150万円台
と今回のドバイ往復から見ると最大で2倍近くとなります。今回はLH便発券のためお得な結果となっています。
ファーストクラスまで行くとコードシェアの制限もなくなるようです。約70万円で原価を消費できていると考えるとファーストクラスの粗利益が凄いと言うことになります。ファーストクラス満席でエコノミーガラガラでも採算が取れると言うのもなんとなく理解できるような気がします。
ANAの場合、機内食を事前に選択できますが、ニューノーマル時代にはファーストクラス事前に不要とオーダーした場合はプレミアムポイント10%増量しますとかあると面白いかもしれません。
最後に
東京発ファーストクラスは世界的に見ても、ロンドンやニューヨークと並び高額な発券地と言えます。
お金持ちが多いからかもしれませんが、そうした都市でも目的地と組み合わせを探せば安いファーストクラスもあり、こうしたところでコストを下げるのも旅行術かもしれません。