レアな存在であるスターウォーズジェットのC-3PO機(トリプルセブン)に搭乗しましたので、お伝えします。
来た機材で那覇空港を離れる
今回は直前までプレミアムクラスの窓側席がなかったので、タッチの復路はもっと遅い便にしていたのですが、羽田を出発する直前に今回搭乗の474便でプレミアムクラスに空きが出たたため、速攻で変更をかけてシートアサインをしました。
その結果、羽田から那覇に乗ってきた475便の折り返し便での復路となりました。と言っても搭乗時刻までは35分ほどあるため、スイートラウンジに行きます。
平日だったのか、それほど座る席の確保は困難ではなくなりました。アルコール消毒がドリンク・フードコーナーわ分ける区界でしたが、それもなくなっていました。
ANA側の搭乗口では一番遠い35番搭乗口であります。一方で、昔からある第1滑走路の18L(北側)からの離陸となるとあっという間なので便利と言えば便利です。
同じ機材での復路なので「お帰りなさい」と言われるかと思いましたが、行きが普通席だったので、それは言われませんでした。
新シートはやはり良いですね。787のロールスロイスエンジン仕様の機材の改装はどれくらい時間がかかるんですがね。
シートモニターでこの画面が出ていると操作ができなく、ちょっと不便であります。羽田と違いスマホの電波は良いので、退屈ではありませんが。
搭乗した時点では貨物ハッチが空いています。黄色と黒のカラーリングだけあり、とても目立ちます。ここだけ見るとスクートに搭乗しているようでもあります。
天気雨の後なのか、遠くは晴れていて、近くは雲が圧し掛かり、滑走路は日光で輝いています。何とも不思議な景色です。
瀬長島を見ながら離陸、本島南端で左に旋回して進路を北に変更します。本島の東側の海上を飛行していきます。上空に来ると綺麗な青空となります。
スパークリングワインが変わった
今日は朝から何も食べていなかったので、待望の食事です。献立は下記のとおりです。
海苔入り玉子焼き
赤魚西京焼き、はじかみ
うむくじ天ぷら、切り昆布の子和え
スナップエンドウお浸し
鶏唐揚げ甘酢ソースかけ
青パパイヤうっちん(ウコン)甘酢漬け
ウンチェーバーチャンプルー
島豆腐炒め
赤トサカ
シークワーサーわらび餅
塩昆布のゴーヤーチャンプルーと豚しょうが焼き黒糖風味
(スクランブルエッグ、ミニトマト)
あさりご飯
オクラと麩の味噌汁
合計 六二四キロカロリー
沖縄風に凝りに凝ったメニューと言えます。これほどの種類があるとは思ってもいませんでした。ボリュームは少ないですが、30品目の食材が食べられそうな勢いでした。
久しぶりに本格的な食事のプレミアムクラスに搭乗でしたが、赤魚はまだ健在のようです。そして、右側は塩昆布のゴーヤーチャンプルーと豚しょうが焼き黒糖風味であり、ゴーヤの苦みが効いており、お酒が絶対ないといけないくらいでした。
スパークリングワインをオーダーするととても既視感があります。フレシネコルドンネグロであります。家泡で近くのスーパーやホテルに滞在した際、ホテル近くのコンビニに良くあるものです。
地上で飲むとそこそこ濃く感じますが、上空で飲むとかなり薄く感じます。飛行機では味覚が薄くなるということですが、それが顕著でした。
また、家では冷凍庫に放り込むくらいキンキンに冷やすのですが、飛行機にしては温めに感じたのもそうさせたのかもしれません。
アットホームな感覚をプレミアムクラスで味わえるように路線変更したのでしょうか。
泡がイマイチだったので、白ワインを追加してみます。こちらは2022年3月に刷新されたものだけあり、こちらは満足です。結局×3本となってしまいました。
食事とドリンクに夢中になっているとさっきまでの夏空らしい青空がいつの間にか夕焼けに変わっていました。
広さを改めて実感のトリプルセブン
食事が終わり、機内は寝る人のためのか照明の明るさが弱められます。こうしてみるとやはり、トリプルセブンの広さを実感します。
日没直後は独特な色合いであり、これが有るから飛行機旅はやめられない点でもあります。787の方が窓は大きいですが、トリプルセブンの方が落ち着きます。
本日の飛行ルートはオーソドックスであり、天候も良いためか、揺れが少ないフライトでした。揺れの少なさは大きな機体のトリプルセブンだったかもしれません。
降下に入る前にC-3POジェット搭乗の記念として、ポストカードが配られます。垂直尾翼まで黄色にすればたくあんとは言われなかったのですが、やはりたくあんです。
同社のスターウォーズプロジェクトで残っているのはR2-D2と同機のC-3POであり、たくあんと言われつつも、馬主かつ風水師のように西に黄色と言うように西に飛んで行く那覇線などでは活躍できるのでラッキーカラーなのかもしれません。
着陸直前もドリンクの置き場に困らない新仕様のプレミアムクラスのシートはやはり良いです。そうなると、THE Roomも再び乗りたいところであります。
前回の福岡からの着陸もB滑走路の22でしたが、今回も同じであり、スカイツリーが見えます。ただし、どんよりしており、外に出たら湿気ムンムンだろうと推察できました。
最後に
レアかつ絶滅危惧種となりつつあるスターウォーズジェット機に搭乗できたことがどうしても先行してしまいましたが、トリプルセブンへの久々の搭乗でもあります。
国際線に搭乗する機会があれば、300ERが多くあるので珍しくないのですが、それができないので、ご無沙汰なトリプルセブンでした。
やはり、大きな機体がもたらす、余裕と安定性を感じる機材であり、飛行機に乗った感があります。次は77Wに乗りたいところであります。