最近よく聞く、ホテルポイントの購入キャンペーンから色々な可能性を考えてみましたので、お伝えします。
現在進行形のホテルポイント購入キャンペーン
現在進行形(2022年8月5日現在)で展開されているホテルのポイントキャンペーンは以下のとおりです。あっという間に期間は過ぎるので要チェックです。
ヒルトンオーナーズ100%ボーナス
ヒルトンオーナーズでは下記の期間で、一定以上のポイントを購入すると+100%のボーナスポイントが付与されるキャンペーンを展開しています。
期間 2022年8月2日～9月18日(アメリカ東部時間)
ボーナス 5,000ポイント以上購入で+100%のボーナスが積算
5,000ポイント購入には50USDが必要ですが、この金額でさらに5,000ポイントがボーナスとして付与されるため、50USDで10,000ポイントを得られることとなります。
IHG One Rewards100%ボーナス
インターコンチネンタルやホリデーイン、インディゴなどを展開するIHGでも一定以上のポイントを購入すると+100%のボーナスポイントが付与されるキャンペーンを展開しています。
期間 2022年8月2日～2022年8月7日(アメリカ東部時間)
ボーナス 5,000ポイント以上購入で+100%のボーナスが積算
こちらは6日間限定とかなり絞られますが、100%ボーナスは結構おいしいかもしれません。繁忙期の今の時期に仕込んでおいて、閑散期にベースが高い(高級な)ホテルででポイント数が減った時に利用するのもありかもしれません。
いずれのキャンペーンについても、ホテルへの特典として交換するのがベストでありますが、FSPのポイント消費に関するシステムの違いから同じ1ポイントでもデフレとインフレがかなり変動するので、プログラムの特性を見て、買いとするのが良いと言えます。
主なホテルポイントのANAマイルへの交換率
主なホテルポイント(マリオット、ヒルトン、IHG、ハイアット)のANAマイルへの交換率を一覧にしてみました。下記のとおりです。
3ポイント＝1マイル
※1日あたり3,000～240,000ポイント(1,000～80,000マイル)まで交換可能
※一度に60,000ポイント以上移行の場合は、60,000ポイントにつきボーナスマイル5,000マイルが積算(20,000+5,000=25,000マイル)
10,000ポイント購入時の通常レート=125USD(1マイル=0.0375ドル)
10,000ポイント⇒1,000マイル
10,000ポイント(1,000マイル)以上、10,000ポイント単位、移行上限なし
10,000ポイント購入時の通常レート=100USD(1マイル=0.1ドル)
10,000ポイント⇒2,000マイル
10,000ポイント(2,000マイル)以上、10,000ポイント単位、移行上限なし
10,000ポイント購入時の通常レート=135USD(1マイル=0.0675ドル)
2.5ポイント ⇒ 1マイル
※一度に50,000ポイント以上移行の場合は、50,000ポイントごとに5,000ボーナスマイルが積算(20,000+5,000=25,000マイル)
※5,000ポイント以上、5,000ポイント(2,000マイル)単位
※5,000ポイントを超える移行の場合、1,250ポイント(500マイル)単位
10,000ポイント購入時の通常レート=240USD(1マイル=0.0960ドル)
こうしてみるとマリオットヴォンボイが1マイル獲得するのに0.0375ドルであり、日本円に換算(134円換算)すると1マイル5.025円必要となります。マイルとしてはベストですがねホテルステイを考えるとハイアットが古典的でいいかも知れません。
今回、キャンペーンを展開しているヒルトンでは5,000ポイント以上では、1マイル=0.05ドル、IHGでは1マイル=0.03375ドル)となります。
ANAマイルに交換するということの価値だけで考えるとマリオットとIHGが並ぶこととなります。
もっとも、電気ストーブと石油ストーブでは熱効率的には石油をそのまま燃やす石油ストーブの方が暖かく、安全性や環境面、為替を無視すると効率が良いようにホテルの無料宿泊に活用するのがベストと言えます。
そうは言えども、ビジネスクラスやファーストクラスなど、キャッシュで購入しようとするとあまりに高額であり、特典航空券で引き出すことができるケースが多いアッパークラスでは、全マイルとは行かないまでも、あと一押しでマイル数に到達する時には即効性もあるので有効であると言えます。
ANAマイルを直接購入できるサイトもあるようですが、公認はされていないので、思わぬマイレージ口座凍結により、上級会員になることが二度とできなくなったりもあり得るので注意が必要です。
マイルの使い方も多様化
マイルと言うと飛行機に搭乗して貯めるものでしたが、今はロイヤリティプログラムが文字通り、赤潮なレッドオーシャンであり、効率は下がりますが、各プログラム間で交換も可能であります。運営サイドからすると、経営には現金は必須と言うことかもしれませんが、そうした時化を利用すると効率の良い変換もできる時もあります。
そうして変換したマイルをファーストクラスやビジネスクラスと言う、100万円束がホイホイ飛んで行くようなものに使い、極上の時間を過ごすのに活用する人も有れば、ANAトクたびマイルのように最低のマイル数の消費で国内移動ができることを活用して、個人の趣味に没頭する人もいたりします。
そうした中で、マイルに交換する価値も多様化しており、レートはもちろんのことタイムリーさ、キャンペーンの有効性も必要とされる価値として、重要になっているようです。
そういう意味では、どういう筋書きが個人的に満足できるかということを事前に整理しておくことが必要かもしれません。人前でシャドーイングとか恥ずかしくてできなくても。マイルとポイントの世界では一人でシャドーイングができるので、実践するのは無駄ではなさそうです。
それができれば、適時に大胆に冷静に行きたいところに効率良く、訪れることができるかもしれません。
最後に
ホテルのポイント購入ボーナスキャンペーンはブランド毎に重なるのが少ないのですが、最近は様々なデータ利活用がされているのか、タイムリーに展開されたりします。時期が短かったり、会員ごとにボーナス付与率が異なったりします。
そうなると利用する側が賢くなることが必要であり、ホテルの滞在に使うのに有効なのか、マイル交換までするのが良いかなど日頃から想定は必要かもしれません。
そんなことをしないまでも経費で飛行機利用ができ、ホテル宿泊ができるのであれば、面倒な話は不要かもしれませんが、面倒なところに蜜があるのかもしれません。
特に、自立して生きている人には大事なポイントとも言えます。
