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ANA 海外発券プレミアムエコノミー、ようやく安くなってきた

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ANA海外発券のプレミアムエコノミーの運賃について、調べてみましたので、お伝えします。

海外発券のプレミアムエコノミー運賃

上はソウル発券のロンドン行きのプレミアムエコノミー往復です。日程を見ていただくとわかると思いますが、東京でいずれもストップオーバーできる運賃となっています。

ソウル⇔東京羽田間はプレミアムエコノミー設定がないため、エコノミーとなっています。

そして、羽田⇔ロンドン往復はプレミアムエコノミーとなります。1月のロンドン1泊とはなかなかの弾丸でありますが、修行とはそういうものでしょう。そして、翌週末にはソウルに再び行くと言う旅程です。

旅程はソウル⇔羽田間がBクラス(100%+400PP)、羽田⇔ロンドン間がEクラス(100%+400PP)となります。もちろん、このクラスでは全区間ビジネスクラスにアップグレードが可能となります。

プレミアムポイントは

GMP⇔HND(往復) 3,074PP

HND⇔LHR(往復)13,228PP

合計では16,302PPとなり、PP単価は20.09円/PPとなります。

往年の単価からすると倍近いので、来年もプレミアムポイント2倍キャンペーンとかがあると良いのですが、インフレの波は避けがたいと言うことかもしれません。

ただ、ここ2年くらいではプレミアムエコノミーは売る気があるのかと言うくらいの高値でしたので、ようやくU30万円がみえてきているともいえます。

同等のエコノミー運賃では

そして、もう一つ比較対象となるのは同じマイル積算率でビジネスクラスにアップグレードできる予約クラスであります。同様の日程となります。

予約クラスは全区間Mクラス(100%+400PP)であり、プレミアムポイントは同じく、16,302PPとなります。

運賃は312,080円となります。

プレミアムエコノミーが327,500円なので、値差は▲15,420円となります。どっちにせよビジネスクラスにアップグレードするとなれば、少しでも安いMクラスの方が良い気もしますが、そうならない事情も最近は有りそうなので、それは後述します。

ロンドンはプレミアムエコノミーの座席数が多い

ロンドン線はボーイング777-300ERで1日1往復運航、その他欧州線はボーイング787-9でフランクフルトは1日2往復、他(パリとミュンヘンとブリュッセル)は週に2~3便となっています。

プレミアムエコノミーの座席数はB777-300ERでは2-4-2配列の縦3列の合計24席、B787-9では14席とその差は10席あります。この差が意外と最安運賃に響いてくるとも言えます。

まあ、フランクフルトは2往復あるので、14×2=28席とも考えられますが、便単位で予約クラスが割り当てられるとするとやはり、ロンドンの方が最安値をつかみやすいと言えます。

アップグレードにおいても座席数が多い

そして、なんと言ってもこれだけの高額のエコノミー、プレミアムエコノミーとなるとそのまま利用するのではなく、ビジネスクラスへのアップグレード必至としたいところであります。特にダイヤモンド継続修行となると大きなメリットとも言えます。

アップグレードの順番についてでも記載しましたが、ダイヤモンド会員が最優先となり、続いては予約クラスが優先されているようであり、そうするとクラスとしては格上のプレミアムエコノミー(G,E)がエコノミーの(Y,B,M,U,H)よりも優先されることとなります。金額ベースではYの方がG,Eよりも高いケースはありますが、運賃額は発券地により、さまざまであり、各空港のスタッフがそこまで見極められるかを考えるとプレミアムエコノミーの方が良さそうであります。

先述のプレミアムエコノミーの座席数と同じくビジネスクラスの座席数を比較するとB777-300ER(THE Room仕様)は64席、B787-9は40席となります。その差は24席もあり、座席数だけではアップグレードにはかなりの差がつきます。さらに、B777-300ERはビジネスクラスからファーストクラスへのアップグレード抜けもわずかながらもありますので、さらにアップグレード機会は大きくなります。

ロンドン、フランクフルトともに金融都市であり、高所得の人が多く、ビジネスクラスを利用する人が多いと言えますが、金融都市としてはロンドンの方が多いのではありますが、ビジネスクラスの座席提供数を考えるとやはり、ロンドンの方がビジネスクラスへのアップグレードへの期待は高いところであります。

以前はフランクフルト路線でもB777-300ERが就航していた時期は割と早めにビジネスクラスが落ちて来たりしましたが、現在のB787-9では空港のカウンターに行くまでハラハラすることが多く、B777-9が投入されるまではそうした日々が続くのかもしれません。

最後に

海外発券において、プレミアムエコノミーというと日本リターンのクアラルンプール発券が過去には有名であり、今後もその兆しが出てくるかもしれません。

一方で、長距離路線で一気にプレミアムポイントを獲得しようとなると北米発券でありますが、プレミアムエコノミーはまだまだ高嶺の花でありますが、ソウル発券などではプレミアムエコノミーもようやく安くなってきた兆しが出て来ています。

プレミアムエコノミー自体に座ることはアップグレードしてしまうとないかもしれませんが、万万が一のアップグレード失敗でもエコノミーよりは快適なシートであるというリスクヘッジやアップグレードでは属性の中では最優先されるケースが多いようなので、プレミアムエコノミーの意味は有ると言えます。

 

 

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