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ANA海外発券 アメリカを目的地にするとしたらどこが良いか

ANA B787 @gimpo airport

海外発券において、アメリカ行き往復または片道は魅力的な運賃が多いですが、どこの都市が良いか考えてみました。

ANAアメリカ就航先とマイル数

海外発券にてアメリカ往復となると、ANAの国際線としては最多の国でもあり、東海岸、西海岸とあり、どこが良いのか迷います。就航先とマイル数をまとめてみました。

都市名 マイル数
ニューヨーク JFK 6,739
ワシントン D.C. IAD 6,762
ヒューストン IAH 6,658
シカゴ ORD 6,283
シアトル SEA 4,775
サンフランシスコ SFO 5,130
ロサンゼルス LAX 5,458

本来であれば、サンノゼ(SJC)も開設であったのですが、サンフランシスコ(SFO)の増便とJVのユナイテッドがSFOがハブであることから、見送られています。

USの路線は大手三社(ユナイテッド、アメリカン、デルタ)では結構ガチガチであり、ANAがアトランタやダラス、ミネアポリス、マイアミに就航することはかなりきびしでしょう。

ニューアークやデンバーはワンチャンは有りそうであり、ニューアークとかはユナイテッドの事情で開設も有りそうです。JFKよりはマンハッタンからも近く、UAラウンジも有り、ポラリスラウンジができると良いでしょう。

JFKで便を維持しているのは、南米や欧州への以遠便のオプションも持っておきたいと言うことかもしれませんが。

東海岸の方が遠く、最もプレミアムポイントを積算できるのはワシントンD.C.であり、区間マイル数6,762マイルに予約クラスを乗じた数値により、プレミアムポイント出てきます。東海岸はニューヨーク、ヒューストン、ワシントンD.C.ともに100マイル前後の差なので、東海岸は魅力的であります。

一方で、西海岸については最南部のロサンゼルスは5,400マイル超、サンフランシスコが5,100マイル程度となっています。

シアトル路線は日本から近くて良いのですが、シドニー路線よりもマイル数が少なく、路線倍率では1.5倍も差がついてしまうため、避けたいところであります。実際、ANA特典航空券検索ではおおよそ、シアトル路線が残り物のように〇であります。

予約クラスは積算率の中で最安のクラスの選択がベスト

プレミアムポイントと密接に関連しているのが、予約クラスであります。予約クラスは同じ積算率でも複数存在し、同一積算率のクラスでも運賃に差異がでてきます。

たとえば、70%積算率のクラスは以下のように存在します。

Q,H,U

Qクラスは最安のクラスですが、アップグレードはできません。Hは海外発券においてはビジネスクラスへのアップグレードが出来ます。UはHと同様ですが、運賃が高くなります。

従って、70%積算ではHクラスが検索で出てくるのはベストと言えます。

続いて、100%加算は下記のとおりです。

M,B,Y

もう、ここまで来るとフルフェア運賃に近く、予約変更や払い戻しもできる運賃であり、忙しい人にとってはベストな運賃であります。何よりもマイル積算率は100%であり、従って、プレミアムポイントに資する搭乗ポイント400PPも積算されます。

このクラスでは一番安いのはMクラスであり、発券地によっては存在しないかもしれませんが、Mが一番と言えます。Bクラスとの値差が低い路線も有りますが、Bで喜ぶようではまだまだと言えます。

こうした、最安のクラスを選択できるかどうかは提供座席数に依存します。以上ようなクラスは強いクラスなので、最後まで空席が残ると言えますが、座席提供数やダブルデイリーなどの1日のフライト数に依存してきます。

100%積算のプレミアムエコノミーがあるじゃないかと言う意見も有りますが、最近のプレミアムエコノミーは不思議ではありますが、高額となってしまい、Out of Sight となってしまいます。

便数と機材が鍵

シカゴ川

以上のように、最安で効率的な積算率を加算するとなると70%ではH、100%ではMとなりますが、それは供給にも影響してきます。その供給数をはかるにあたっては、路線においての便数と機材となります。

魅力的な東海岸では、ニューヨークはデイリーではないものの、深夜便のNH159/160便が追加され、機材は同社ではA380とともにフラッグシップ機である77Wであるので、供給数はあるのですが、世界の首都路線でもあり、なかなか混んでいます。

そして、目立たない存在ではありますが、シカゴ便であります。羽田は毎日運航、成田は毎日ではないものの結構フライトがあります。羽田一択に移行している中で、ユナイテッドとの関係も有りますが、羽田と成田が混在するのはレアであります。

しかも、機材はいずれも77Wであり、THE Roomも結構入っているので、魅力的であります。

やはり、ロサンゼルス便であります。1日に3便がある日も有ります。機材としては789が2便、77Wが1便と若干弱く感じますが、検索ではLAXがもっとも効率の良いクラスで結果が出てくるので、スケジュール的に余裕がない際に、プレミアムポイント修行を押し込みたい時にはロサンゼルス便がベストと言えます。

困ったら、LAXであります。鉄道が直結しているシカゴが観光も考えるとベストですが、LAXはバスが市街地まで充実していますし、市街地からハリウッド方面は便利であります。Uber(高くなっていますが)も活用できるので良いと言えます。

最後に

プレミアムポイント2倍キャンペーンのせいか、インバウンド需要のせいか不明ですが、海外発券の日本を中継するチケットもかなり混雑しているようです。

海外発券のロンドン便については、発券地においては8月は全滅であったりします。新しい羽田空港ターミナル2の国際線のANAラウンジを利用したいためかどうかは不明ですが、ロンドン線やフランクフルト線は絶望てきであります。

アメリカ路線は供給数が多いので、選択肢はありますが、以上のようにロサンゼルスを活用して、確実に効率的にプレミアムポイントの積算がベストと言えます。

 

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