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ANAビジネスクラス搭乗記 ミュンヘンからの朝帰り

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ANAミュンヘン線のビジネスクラスでミュンヘンから羽田まで搭乗してみましたので、お伝えします。

ANAミュンヘン線

ANAミュンヘン路線は現在、下記のとおりで運航されています。

路線 羽田(HND) ⇔ミュンヘン(MUC)

便名 NH217/218

運航日 日本発(NH217) 木・金・日

                ドイツ発(NH218) 月・金・土

スケジュール NH217 HND 22:45 > MUC 6:50

                         NH218 MUC 11:15 > HND 6:55

区間マイル  5,866 マイル

運航機材  B787-9

ANAのドイツ路線はフランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフと結構、アグレッシブに開設したところであります。フランクフルトはダブルデイリー体制で機材はTHE Roomのボーイング777-300ERも導入していました。

しかし、現在はフランクフルト線はほぼ、ダブルデイリーに復活したものの、機材はB787-9のままとなっています。また、ミュンヘン線については、以前はボーイング777-300ERも投入するまで行きましたが、その後、運休し、2023年夏ダイヤから週3便で復活しています。

区間マイルこそ、ANAのヨーロッパ便では最も短いですが、現在の飛行ルートでは羽田発の場合は東に飛んで行くのでもっともフライト時間が長いルートであり、15時間を超えるフライトとなっています。一方で、ミュンヘン発は中央アジアを飛んで行くため、飛行時間は欧州発では最短の12時間台となっています。

そして、飛行時間帯はいわゆる深夜便であります。羽田発はモロにそうであり、深夜に飛んで早朝到着、ミュンヘン発は昼に出発して早朝に羽田到着となっています。

今回はその最短のNH218便に搭乗しました。

搭乗記

MUC

ミュンヘンのチェックインカウンターはANAとユナイテッドで独立しているため、結構静かな空間でした。早めに行ったのですが、ガラガラであり、拍子抜けであり、セキュリティチェック、パスポートコントロールを抜けて、LHのラウンジは直ぐでした。ラウンジはまた別の話しで。

1,2,3のポールもANA便では特徴的であります。ダイヤモンドはあまりおらず、余裕で一番乗りの機内でした。

ドイツにおいて、よくフライトする人はルフトハンザのマイレージ会員が多いのかもしれません。

週3便という事も有ってか結構な乗客がいました。ただ、ビジネスクラスのアップグレードは発券直後に落ちてきており、フランクフルトみたくチェックインカウンターに行くまで落ちないのとは対照的でした。不思議です。

一番乗りで機内に向かいます。ドイツは飛行機までのPTBが長い感じがします。

ビジネススタッガード

ドイツ路線はB787-9が続いていますので、当然ながら機内はビジネス・スタッガードシートであります。随分慣れたものであります。

辛うじて空いていた窓側の10Aシートであります。ビジネスクラスはほぼ満席であり、アップグレードが早々に落ちてきたのはダイヤモンドパワーだったのかもしれません。

見慣れた景色であります。B789のビジネスクラスの座席は真ん中以外はほぼ、座りつくしているので飽きると言うか、落ち着くという感じであります。

B787のTHE Roomとか見てみたいところであります。カタール航空とかは中型機で新たなプロダクトを出しているのでランキングとともに気になるところです。

戦利品については薄型のグローブ&トロッターであります。かき氷のブルーハワイ色であります。バッグインバッグとしては色が目立つほうが、お洒落で、良さそうであります。ブルーハワイの味が思い出せず、気になってしまいました。

ルフトハンザ一色のミュンヘンであります。羽根田空港みたいな感じでもありますが。

さらばヨーロッパ

プラカップのスパークリングワインが出てくるともう離陸であります。JFKから弾丸でレイキャビックに行き、ヨーロッパでは5泊して、日本に戻る旅程でありました。5泊もした印象はありませんが、とにかく、寝不足な旅程でした。

フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港は4,000mの滑走路が2本と結構大きな空港であります。ドイツはアウトバーンといい、平地で有利なのか不明ですが、インフラは野太い印象です。

今回はアイスランドとグリーンランド、宿泊ではオスロとミュンヘンというなかなかの弾丸旅程でありましたが、大きなトラブルもなく、それでいて、その土地を感じられた旅行でありました。

あっという間でしたが、さらばヨーロッパであります。次はいつ来ることになることやら。

機内食は肉にく

まずはワインからであります。ワインリストは以下のとおりです。

ワインリスト
シャンパン
シャンパーニュ・デュヴァル・ルロワ・ブリュット・レゼルヴ シャンパーニュ、フランス赤ワイン
シャトー・カスティジャン 2016 ボルドー、フランス
マックス・レゼルヴァ レッド・ブレンド 2017 アコンカグア・ヴァレー、チリ白ワイン
ドメーヌ・ヴァッハウ グリューナー・ヴェルトリーナー・フェーダーシュピール・テラッセン ヴァッハウ、オーストリア
イーランズ・エステート ランド・メイド ピノ・グリ 2016 マールボロ、ニュージーランド

ワインについてはシャンパンはいつも通りなので、スルーしてまずは白ワインからスタートします。オーストリア産はなく、ニュージーランド産でした。ピノ・グリでありました。

メニューは以下のとおりです。

アミューズ
パプリカとコーンのタルト
生ハムとメロン

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アペタイザー
シーフードのサラダ仕立て サウザンドアイランドドレッシング

セクション 2 のコンテンツがここに表示されます。

メインディッシュ
・ 牛肉の煮込み ポテトグラタン添え [339 kcal]
・ 鱸のロースト トマトとクルミのヴィネグレットとともに [319 kcal]

セクション 3 のコンテンツがここに表示されます。

ということで、カロリーもあまり変わらないので、肉肉で牛肉の煮込みをオーダーしました。

外れのない、生ハムと赤肉メロンであります。そして、パプリカとコーンと言うどこにでもありそうな食材でチーズと塩で誰でも受け入れられるタルトにしているのは経営的に凄いのかもしれません。

そして、前菜であります。サラダが主体という事で葉物野菜がメインであります。最近は値上がり激しいタコとかも盛られており、鮮度が命の葉物野菜をたくさん載せているのは個人的にはポジティブであります。

メインは肉なので赤ワインをオーダーします。とりあえず、ボルドーのものにしてみます。チリのアコンカグアも惹かれましたが、ヨーロッパなのでボルドーにしてみました。

牛肉の煮込みであります。ステーキとは違った味わいであります。牛肉の独特の風味と赤ワインの渋みが合体して、濃厚でありました。煮込みは意外とスパイシーな味わいを出せないため、まったりしていますが、隣のイモグラタンのソースにもなり、肉とイモとワインが進むメニューでありました。ここで結構飲んだのかもしれません。

デザートは頂かず、〆の白ワインで横になりました。良い歳なので、糖質はセーブであります。糖質よりアルコールをセーブが先決と言われそうであります。

ぐっすり

5泊7日と結構余裕は有るように見えますが、北極圏滞在を含めた世界一周であり、かつ、現地時間の夜中はテレワークもしたことも有り、旅程が最後の方は結構、疲労感がありました。そんなことも有り、トルコ辺りで眠くなってしまい。寝落ちてしまいました。

機内も消灯され、途中、目覚めた時のシートパネルの証明が何か印象的でもありました。

黒海は上空を飛ばず、トルコ沿岸を飛び、カスピ海は真ん中を横断するものの、本当に忌ロシアルートであります。香港や中国大都市であれば、こうしたルートはメジャーですが、日本路線はなかなか貴重であります。

ああ、カザフスタン上空であります。このまま、パラシュートで降りたいくらいです。世界地図塗りつぶしでは結構大きな国なのでアルトマイかアスタナは行きたいところです。イスタンブールにANAが就航するとちょっとは行きやすくなるかもしれませんが。

目が覚めてしまい、ワインを頼みます。結局、飛行機に搭乗すると最初にワインを頼むと着陸ギリギリまでワインになってしまう病を改善しようとしてもそれが出来ず、このまま朽ちていくこととなりそうです。

サンセットと言うかサンライズな景色は長距離便ではよく見る景色であります。長距離便の醍醐味でもあります。次はいつなのかなあ。

ワインと景色に浸っていると朝食オーダーであります。以前は離陸前にすべてオーダーしていたのですが、今は、起きた多タイミングでも可能です。

朝食は下記のとおりです。

メインディッシュ
チョリソと野菜のフリッタータ ポークソーセージ添え [329 kcal]
ブレッド
2種のブレッドをバターとともに
フルーツ

朝食と言えども結構、濃い目であります。結局、味に合わせてワインを頼んでしまいました。CAさんに「お酒、強いですね。」とたぶん嫌味を言われてしまいました。反省。

朝の羽田

朝食後、ワインを結構飲み、再び寝落ちてしまうと着陸体勢でようやく目覚めました。コンタクトレンズがパキパキ状態の眼で何とか朝富士を撮影しました。羽田らしい景色であります。

数分後にはギアを出し、羽田であります。順調すぎるフライトであります。酔いが抜け切れるままの着陸でありました。フランクフルト便の時は結構遅れましたが、今回は定時よりも早く到着でありました。

沖止めではなく、ゲート到着であります。水際対策が何だったのかと言うくらいの変貌ぶりであります。一応、DXの一環として税関申告はオンライン事前申告が出来ているのですが、あまり時間は変わらないようです。

手書きの申告書に書く字が劣筆で恥ずかしいので、オンラインは助かりますが。

朝7時前の浜松町行のモノレールはまだまだガラガラであり、余裕であります。さすがに山手線の駅まで来ると混んでいましたが、ミュンヘンからの朝帰り成功であります。

この後は帰宅して、風呂に入り、9時からテレワークでした。疲れた。

最後に

搭乗していそうで搭乗していなかったミュンヘン線に遂に搭乗しました。夜行便でありますが、ミュンヘン発は昼前であり、夜行便を感じませんが、体は夜行便であり、食後はグッスリ眠り、早朝の羽田到着できました。

ここまでは良かったのですが、飲み過ぎてしまったため、自宅に計画通りに戻るものの、飲み過ぎたため、二日酔いで、終始、パフォーマンスが出ない事態でした。

しかしながら、夜行便は時間をうまく使えるので、便利であります。

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