ANA1094便とは何か整理してみました。
ANA1094便とは
ANA1094便とは7月と8月の間、期間限定にて沖縄那覇路線で運行されるフライトであります。
詳細は下記のとおりです。
ANA1094便
沖縄那覇発 5:20 →羽田着 7:30
運航日 7月22日、23日、7月25日、8月1日-31日
運航機材はボーイング787-8型機の国内線機材(78P)での運航となり、プレミアムクラス(12席)の設定もあります。
飛行時間もスケジュールとして2時間10分とはかなりのエクスプレスです。
しかし、現時点で予約できるのは7月22-23日、7月25日、8/7-16日となっており、それ以外の8月の日は調整中状態となっています。
このフライトの魅力としては足元の7月連休日でもバリューの運賃が1.3万円台となっているほか、お盆時期でのスーパーバリューが9千円台となっており、かなり魅力的であります。
ただし、朝早いフライトのため、ANAでは下記のようなチェックインに対しての注意喚起をしています。
ANAのサイトでは下記のとおり、チェックインの際の注意点が記載されています。
ANA1094(5:20沖縄発)ご利用のお客様は、以下ご注意ください。
・搭乗手続きは、3:20より9番カウンターで承ります。
・保安検査場はCをご利用ください。
※ANA SUITE LOUNGE、ANA LOUNGE、ANA PREMIUM CHECK-INはご利用いただけません。
※自動チェックイン機、ANA BAGGAGE DROPはご利用いただけませんので、オンラインチェックインをご利用ください。
早朝だけに那覇空港での対応が日中とは同じにいかないというところであり、ラウンジの利用もできません。目下、沖縄県には緊急事態宣言が発令されているため、お酒の提供もないため、あまり利用の価値的にはどうかと言うところはあります。
過去のギャラクシーフライトの後継
かつて、コロナ禍が広がる以前にANAでは夏休みシーズンに深夜貨物便(座席は普通の旅客機)を活用して運航する期間限定のフライトがありました。それはギャラクシーフライトと言い、マイル修行にも活用できるものでした。
ちょうど3年前に下記のような記事を書いていました。
スケジュールとしては下記のとおりでした。
羽田発 NH 999便 HND22:55発=OKA25:35着
沖縄発 NH1000便 OKA 3:35発=HND 5:55着
羽田発往路は深夜出発、沖縄発復路は未明出発となっていました。今回の1094便は5:20発と約2時間ほど遅い出発となっていますが、以前のギャラクシーフライトの後継のようなスケジュールとなっています。
では、羽田発の往路は設定されてないかとチェックしてみるとANA1099便がそれにあたります。
スケジュールとしては下記のとおりです。
東京(羽田)20:30発→沖縄(那覇)23:10着
と定期便最終の479便の30分後の出発であり、ギャラクシーフライトとはいいがたい時間帯の期間限定便であります。運航機材はボーイング787-8型機の国内線機材(78P)となります。
7月21日、22日、24日、8月1-30日で運航されるようですが、8月5-15日以外は調整中となっています。
ギャラクシーフライトだと到着して折り返すのに2時間でしたが、今回は6時間とどこかで時間をつぶす必要があり、ギャラクシー修行とまでは行かないようです。
活用方法
特に早朝のフライトがゆえに利用される方は限定される1094便ですが、逆に考えると最安値で直前でも予約可能という事にもあります。
そうした点から先述のバリュー3Lで単価を出してみます。
運賃 13,610円
プレミアポイント 1,876PP
PP単価 7.25円/PPとなります。バリュー3Lは積算率75%で、搭乗ポイント400PPが付与されますので、現在展開されているプレミアポイント2倍キャンペーンが対象となり、それを考慮すると3.63円/PPまで単価が下がります。
加えて、日中はほぼ満席のプレミアムクラスがこのフライトでは空いているようなので2日前の0時になった瞬間に有償でアップグレードをかけるという事も他のフライトよりは実現しやすくなっています。
その場合の単価は下記のとおりです。
総額 27,610円(運賃+事前アップグレード料金)
プレミアポイント 2,860PP(2倍では5,720PP)
PP単価9.65円/PP
となります。プレミアポイント2倍キャンペーンを考慮すると4.83円/PPとともに一気に6千プレミアポイント近くまで積み上げられます。
最後に
朝5時過ぎ出発となると、ホテルの宿泊としてはホテルの滞在時間が短くなり、ホテルの費用対効果が薄くなってしまいます。また、交通機関も限られることから、那覇市内からタクシーでの移動となのるも、深夜割増がかかることから、高くついてしまいます。
ちゅらチャリを搭乗前日、観光用に借りて最後は小禄郵便局近くのポートに返却し、空港まで歩くというのが低コストで行けそうです。結構疲れそうですが。
また、深夜帯なので道路で酔って寝ている人に注意したり、交通量が少ない街灯のある道を選ぶ等の対策は必要そうです。