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シドニーは72時間ルールで往復できるのか

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飛行機

最近、72時間というワードが熱くなっていますが、東京からシドニーに72時間往復できるか考えてみました。

72時間ルールとは

72時間ルールとは8月15日から変化した日本入国の際のPCR検査陰性証明書であります。

日本から外国へ短期渡航する者が、日本出国前に日本で取得した検査証明書については、外国を出国する前 72 時間以内に取得(検体採取)したものである場合には、日本への帰国(再入国)にあたって有効な検査証明書として取り扱います。

言い換えると日本で検査(鼻に綿棒を突っ込んだり、よだれを採取した)時間から、72時間以内に日本行きのフライト(外国の空港で乗り継きだけに限り、日本行きのフライトがある空港から搭乗の場合は、元の出発地点までが72時間とカウントされるため、優遇されるみたいです。ヨーロッパからアメリカ経由で乗り継ぎだけで帰国すると随分時間が稼げる感じもします)であれば、現地でPCR検査は不要となっています。

この72時間ルールを使い、弾丸トラベルはどこまで可能か考えてみました。

もちろん、日本で発行した証明書は必要ですが。

国内でPCR検査の最速はどこか

PCR検査

厚生労働者が求める陰性証明書は検査方法など厳しく限定されており、その基準に遵守した検査方法でないといけません。

しかし、それがクリアされていれば、あとは検査した時間からいかに早く結果が出ることが重要となります。

羽田空港では木下グループのエキスプレスPCR検査やクイック(抗原定量)検査が30分で検査結果が出るということであり、市中で15分で出るところでは3万円もかかることを比較するとかなり、合理性はありそうです。いずれも有料ですが、1万円以内で収まるのはかなりメリットは有りそうです。

ちなみに、木下グループは成田にはないので、成田発だと羽田で検査してリムジンバスで成田に向かうとかの方が最終的には安いかもしれません。

以上のように、羽田空港で30分で可能だとするとチェックイン120分前に検査結果が出るとすると、比較的搭乗までは楽となり、ラウンジ利用も結構利用できるかもしれません。

ただし、そうした拠点は羽田空港では国内線専門のターミナル(T1,T2)のみであり、国際線のT3に移動する時間は考えておかないといけません。

シドニーは72時間で往復できるのか

シドニー

オーストラリアのシドニーは日本時間との時差は+1時間であります。日本の時間が22時であれば、シドニーは23時となります。

時差がほぼ少ないため、72時間ルールについても簡単に計算ができます。

仮に羽田空港で30分で検査結果がでるテストをした場合、飛行機出発の2時間前に受験した場合、下記のスケジュールとなります。

主な羽田発のシドニーフライトから逆算してみました。航空会社によっては飛んでいない日もありますが、とりあえず時間で逆算してみました。

JAL 51便 19:30出発

ANA879便 22:20出発

出発時間の2時間前とするとJALは17:30に受験、ANAは19:30に受験がギリギリとなりそうです。ちなみに検査センターはT1では20時まで、T2は19時までとなっているので初回は余裕を見た方がいいかも知れません。(しかし、早すぎると現地発の時間に影響はありますが)

以上からするとシドニー発のフライトは72時間以内出発するフライトまでとなります。従って、

JALの場合、3日後の18:30

ANAの場合、3日後の20:30

いずれもシドニー時間です。

各社のシドニー発時間は以下のとおりです。※によって運航していない日もあります。

JAL 52便  8:15発

ANA880便 21:00発

JALの場合は到着して、すぐに羽田に折り返すため、シドニーに1泊して朝早くチェックアウトして、朝のフライトに乗れば問題はなさそうですが、2泊は絶対に無理であります。

ANAの場合は1泊はもちろん可能ですが、2泊となると出発2時間前の検査では30分足りなくなります。検査センターを閉店ギリギリの20時に予約して、無理くり30分で結果を出してもらい、すぐにアプリ登録すれば間に合いそうですが、カミソリの上を歩くような感じがします。

後は空港乗継だけの場合は起点の現地空港の出発時間が起算となるため、メルボルン、ブリスベン発着を起算とするを予定にすると完璧かもしれません。

厚生労働省のこのシステムについては、どこまで厳格化されているのか不明であり、30分ぐらいでも厳格にNGを出すのか、許容するのかまだ不明であります。この機会に則り、弾丸でメルボルンブリスベンを訪れてみるのも良いかもしれません。

まあ、マイル修行と割り切るのであれば、シドニー1泊だけてして余裕で日本に戻るのがベストと言えます。

最後に

wall

世界中、72時間で行くルートを色々と妄想していると意外と行けるものであります。海外で陽性になるとメチャメチャ、コスト増になるイメージがありますが、アメリカとイギリスは既に陽性者の隔離義務はなくなっています。

もちろん、日本に戻るためにはPCR検査で陰性が必要ではありますが、アメリカやイギリスでは毎日検査してネガティブになれば即時に帰れます。(フライトが変更できるかなどの諸問題はありますが)。そうしたスキームのない国では、7日間の隔離義務があったりするので、民泊を探したり、延泊ができず、思いもよらないホテルに滞在する必要があり、帰国する際の出口の国と言うのも選択は必要かと言えます。

海外旅行はこうしたことから、面倒に感じるかもしれませんが、ビザが発給が必要な国で最短で低コストで過ごす方法や、燃油サーチャージの仕組みを考えたりすると結構、低コストで今の時代も旅行できるものであり、そうした応用ができるかもしれません。

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