シンガポール航空のビジネスクラスがこんなに安かったかなあと思い記事にしてみました。
コロナ禍が過ぎするのはいつか
新型コロナウィルス、正式名称(SARS-CoV-2)は世界的にみるとこれから感染のピークを迎えると思われ、各国の鎖国ともいえる入国制限が続いています。
仮に日本が緊急事態宣言を発し、外国人の入国に制限をかけると約170年ぶりの鎖国ともいえる事態になります。
各国の国土封鎖が功を奏して、各国での新型コロナが収束に至れば、経済活動はそれぞれ、収束した国同士で往来が行き来になる可能性があります。
先日、ANAでは3月29日以降の国際線の運航計画を発表しましたが、新規就航・増便では3月29日に新規就航する深圳、ミラノは開設延期となっています。ミラノ線は毎日運航に変更となる5月16日までとなり、それ以降に就航する路線(ストックホルム、モスクワ、イスタンブール等)は今回の発表では延期となっていないため、ある意味目途は6月ぐらいに設定しておくのが良いかもしれません。
ただし、新型コロナが自然由来のウィルスとは思えない感染力を考えると、もしかしたら感染してから3か月後ピッタリに突然変異し猛毒化したりするとその事態は変わるかもしれません。
ジャカルタ発券のシンガポールビジネスクラス往復
ということで、6月の週末を利用して、ジャカルタと東京を往復する旅程を試算してみましたが、意外にも結構安いことに気づきました。旅程は下記のとおりです。
6/6(土) CGK19:00→SIN21:50(B77W)
6/6(日) SIN23:55→NRT8:00+1(A38R)
6/19(金) NRT19:00→SIN1:15+1(B77W)
6/20(土) SIN 6:20→CGK7:05(B773)
A380Rのビジネスクラス利用、ジャカルタ行はチャンギ空港のシルバークリスラウンジで徹夜(搭乗時間や買い物を考えるとそんなに長居でもないかもしれませんが)もできるルートであり、ホテル費用がかからないでよいかもしれません。
運賃はIDRで18,342,700(日本円約129,609円)となり、東南アジア発券のSQ東京行きとしては最安帯に入ると思います。
プレミアムポイントは11,276PPとなり、単価は11.49円/PPとなります。日本からのアクセスでは取り回しが効き、クアラルンプールとのフライトも頻繁にあるジャカルタとしてはビジネスクラスとしてはなかなかの単価です。そして、インドが苦手(食わず嫌いも含む)な場合には良いかもしれません。
対抗のビジネスクラス路線と言えば
対抗のビジネスクラス路線と言えば、ANAクアラルンプール発券東京往復となります。SFC修行をする人はプレミアムエコノミーに特化しがちのため、このご時世でのチケットの変更はプレミアムエコノミーを先延ばししているケースが多いのか6月断面ではそれが思いのほか、高かったりします。ビジネスクラスは成田に限れば最安クラスでの利用が可能となります。
成田便のメリットとしては東京以外の都市との接続が良い点と成田発のNH815便ではフルコースの機内食が楽しめます。羽田発の便では夜中まで大量に食べて、到着したクアラルンプールでおなかの調子が優れないこともあり、成田発の方が体に良いかもしれません。
運賃は140,790円となり、プレミアムポイントは13,316PPとなります。PP単価は10.57円/PPとなります。
このご時世、限られた期間でプレミアムポイントを貪欲に獲得となれば、ストップオーバーでISG,OKAはつけるのでANAの方が圧勝です。
また、仮にプレミアムポイントボーナスキャンペーンが展開されればANA便が対象となるため、SQのメリットは薄れます。
メリットばかり追い求めるのではない方が最強のマイラーの近道
単価ばかり、追い求めると狭い世界となり、いつか飽きてしまいます。SFC獲得が目的となれば一度きりのステータス修行のため、それでいいですが、旅を楽しむとなると乗り継ぎ、ラウンジ、到着地で別切りチケットでの乗り継ぎなど様々なエクスペリエンスが待っています。
面倒や不安を感じることもありますが、一度経験すると楽しいものであり、毎回単純往復するよりも刺激であり、経験値が増します。
そして、本当に行きたい南米やアフリカの奥地に行く場合のいい練習となります。SFC獲得以外に、世界中を自由に回りたいと感じたら、あえてSQ路線も追加してみるのも面白いかもしれません。
最後に
こんなご時世、飛行機の運賃のことを考えるよりも、マスクの売っている店舗を探したり、吐きそうになるくらい変動する株価に翻弄されますが、そうしたしがらみがなければ、ポスト・コロナを考えて自分は何をしたいか考えて、次の旅先を厳選するのが良いかもしれません。