シンガポールの海外発券の中国、広州発のメルボルン往復のビジネスクラスが安いためまとめてみました。
運賃は同社のセール運賃
シンガポール航空では各地において、度々セール運賃を提供しており、日本だけでなく、韓国、中国など結構展開しています。
激熱だったのはソウル発券のムンバイ往復であり、人気殺到で告知するもすぐに完売となってしまいました。福岡=シンガポールよりもはるかにすごい単価でした。
シンガポールと豪州の位置関係はマイル修行に最適
日本から豪州(オーストラリアとニュージーランド)は真南に位置しており、直行便では約5,000マイルほどの距離であります。一方でバンコクやシンガポールを経由すると、シンガポールは東京より西に位置しているため、マイル数が飛躍的に向上します。
この距離は日系の航空会社が設定しているステータスポイント2倍に匹敵するため、ANAやJALでなくてもステータスポイントを貯めると言う点では結構メリットがあります。
ビジネスクラス 広州=メルボルン往復
今回は3月の連休で試算してみました。
旅程
往路は3月20日の13:30に出発し、チャンギ空港には17:50に到着します。機材はB787-10とフルフラットのシートが楽しめます。チャンギ空港では4時間とラウンジだけでなく、買い物も楽しめる乗り継ぎ時間であります。
チャンギ空港からメルボルンまではボーイング777-300ERであり、豪華なビジネスクラスの旅が続きます。
メルボルンの滞在時間は11時間10分で広州に戻ります。夜7:25に出発し、チャンギ空港には深夜0:05に到着します。機材はA350とリージョナルでも長距離仕様でも満足が行ける仕様です。
チャンギ空港では8時間の乗り継ぎ待ちとなります。ビジネスクラスラウンジはこの時間帯でもオープンしているため、シャワーを浴びて、朝まで飲み明かしても良いかもしれません。
広州へのフライトは再びボーイング787-10であり、新しいフルフラットのシートです。広州には12:10に到着し、この時間であれば羽田行きのANA便で東京に戻れそうです。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃と予約クラスとプレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 約179,974円
予約クラス Dクラス(125%加算+400PP)
プレミアムポイント 19,908PP
PP単価 9.04円/PP
日本発券を考えてもその目的地までは飛行機のチケットが必要であり、国内線でも割高なルートもあります。国内と海外発券の比較を行い、積算するプレミアムポイントを考えるとどっちが比較してみるのも楽しい作業です。それが海外発券の醍醐味と言えます。
最後に
シンガポール航空は面白いキャリアであり、サービスは常に上位をキープしていますが、運賃はシンガポール発券以外では結構アグレッシブであり、結果的にPP単価はシンガポール発券以外では割安であります。
このギャップを楽しみ、快適で効率的なマイル修行をできるのはメリットです。ANA便がお高く留まっているタイミングでは、SQ便の活用でプレミアムポイントを積算するのがベストとも言えます。2020年はANAに傾注しないのがいい年かもしれません。