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新宿駅から名古屋駅まで鉄道で移動してみた

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新宿駅から名古屋駅まで鉄道で移動してみましたので、お伝えします。天気悪いですね。

新宿⇒小田原

今回は青春18きっぷは利用せずに新宿から名古屋まで移動してみることに。家の掃除に凝っていたらあっという間に午後3時過ぎとなります。新宿駅に出て名古屋まで行くのに考えてみます。

塩尻経由であすざ+しなのな中央線で行くなら2回の乗り継ぎで、乗り換え回数は新幹線で行くのと変わらないですが、特急代が高いJRはやはりないかなととりあえず、小田急で小田原に出で見ます。

小田急といえばロマンスカーであり、列車名はさがみ61号でした。改装したとはいえ、古いEXE αであります。

といっても車内はカーペット敷でシートも湘南新宿のグリーン車よりは快適であります。新宿から小田原まで74分という旅でした。

この時間帯はJRも結構競合しているのか15:30新宿発の快速・平塚行きに乗れば、平塚で7分乗り換えの沼津行の普通列車に乗り換えられば、小田原には16:59に到着するので、青春18きっぷだとこっちだったかもしれません。

さがみ61号 15:40→16:54

小田原⇒熱海

そんな競合する沼津行きに小田原駅で5分で乗り換えるべく、切符の購入をします。と行っても名古屋までではなく、豊橋まで購入します。

乗車券は小田原=名古屋だと5,170円であり、小田原=豊橋だと3,740円と1,400円の違いがあります。JRの乗車券は一筆切符のように距離が長くなるとお得なようにも感じますが、この領域では結構高いのかもしれません。

カード払いで購入し、ホームに行くと沼津行の普通列車が遅れ9分という急いだ甲斐がないところでした。18きっぱーだと沼津で最短の乗り継ぎを乗り損なっていたところかもしれません。

結局10分遅れで熱海駅に到着します。熱海に到着すると18きっぱー期待の星の313系8000番台が17:38発の島田行きとして入線していました。

これでもいいかなと思い車内を撮影してみます。転換クロスシートであり、名古屋あたりのクロスシートよりも少し良さそうに感じます。

しかし、今日は特急券を足せば乗車できる普通運賃であり、熱海駅からは新幹線に乗ります。次は空いているときに乗るぜという感じです。

普通325M 16:59→17:21  17:09→17:31

熱海→豊橋

熱海から豊橋まで新幹線を利用することに。小田原から利用すれば良いのですが、小田原からだと新幹線特急券は豊橋まで自由席で3,400円、熱海からだと2,530円であり、三島、新富士、静岡から乗っても変わらないので、熱海まで普通として、ここから新幹線でワープします。小田原=熱海は普通でもそんなに長く感じません。

通過線がない熱海駅は通過する新幹線が近く、ダイナミックな通過を見ることができます。と言っても山陽区間の通過線を最高速で通過する迫力にはかなわないですが。

それでも熱海の乗り換えは面白いと感じました。またしてもN700Sとすれ違いでした。

のんびりこだま号で行きます。豊橋までは三島、新富士、静岡、掛川、浜松と5駅停車していきます。しかも、ほとんどの駅で通過待ちがあるので、80分もかかる道中であります。

と言うことで、晩酌をすることとします。JR東海の駅構内はほとんどこのワインであり、持ち込むといっても冷たくないと飲む気にならないので結局買ってしまいます。

そんなことを考えつつも、日本一安定した時間を過ごせる空間は結構貴重でありました。

ようやく浜松駅に停車であり、残りひと区間となります。そして、豊橋駅に停車であります。のぞみで名古屋から戻るわけにもいかない距離の豊橋はこだまで下車する人も多かったです。ぷらっとこだまの設定はないのですが。

こだま743号 17:43→19:02

豊橋⇒名古屋

花のまち豊橋であり、駅前はイルミネーションとともに花が植えられ、咲いていました。交通系のYな人たちも豊橋起点で撮っている人も多いですが、あまり花の絵をとっている人が少ないのはちょっとかもしれません。

2か月くらい前来た時とは別の花が満開であり、より春らしい彩でした。これから初夏、真夏、初秋、晩秋と変化をパトロールできるかなと思ってしまいます。

花をパシャリとした後は現実に戻り、東口の左側の階段を下りた先にある格安チケット自販機を目指します。ここで、名鉄線の切符を買います。土休日に限り、通常1,140円が830円となる切符を買います。

急げば新幹線停車から13分で名鉄の特急に乗り継げるのですが、少しゆっくりしたいので、次の快速特急で名古屋を目指すことに。そして、折角なのでミュー特別席を確保します。

それでも時間があるので駅ビルにある成城石井で飲み物を調達します。

名鉄とJRが一緒のホームにある不思議な空間であります。駅名標はJR東海が主体ですが、間借りするように名鉄も駅番号を書いています。

名古屋本線だからNHということなのでしょうが、NH01と言うとワシントン・ダレス発の成田行きのANAのトップナンバーの便を思い出してしまいます。6,762マイルとかなりの長距離を飛ぶフライトでもあります。名鉄はANA HDの大株主ではありますが。

ということで、ミュー特別車に。今回は1号車であります。なんでもミュースカイではないということです。

車両はパノラマSuperであります。きたきたとっきゅうと口ずさんでしまいそうです。

パノラマ席は固定されているため、岐阜方面に行く場合は進行方向逆での着座となり、最後尾からの景色となり、車掌さんと気まずい感じにならないか懸念しましたが、完全に分離されているので、そんなことはありませんでした。

今回のシートは1A席であります。飛行機でも空いていたら、必ず確保してしまう席であります。

成城石井で買ったスパークリングワインで一服です。乗り継ぎが多いとこうして飲み物を買ってしまい、かえって高くなるかと思いますが、のぞみだと買う場所がないと思って買い込んで一気に飲みすぎてしまうので、飲料代としては変わらないようです。

豊橋を出発してからは意外と夜は暗い区間が多く、パノラマスーパーの窓までの距離とか微妙な屈折具合からか、景色は土曜ワイド劇場のオープニングみたいでした。

天気がいいのか悪いのかよくわからない日でしたが、お月様も見えました。電車からなのでブレブレでありますが。

本線というだけあり、通過線が多く、直線が多い路線でもありました。

1時間もかからずに名鉄名古屋駅に到着です。JRの特別快速といい勝負ですが、特別車があるのと運賃としては安いので、名鉄のほうがよく感じてしまいます。

列車は新鵜沼までまだまだ走り続けるようでした。

快速特急 19:32→20:22

最後に

では旅程を振り返ってみます。

種別 発駅 着駅
特急 新宿 15:40 小田原 16:54
普通 小田原 17:09 熱海 17:31
新幹線 熱海 17:43 豊橋 19:02
快速特急 豊橋 19:32 名古屋 20:22

乗り継ぎは3回、所要時間は4時間48分となります。高速バスよりは早く着きます。新宿からでもさすがにのぞみにはかなわないといったところです。ぶらっとこだまと比較しても

そして、気になる費用は以下の通りです。

  乗車券 特急券 小計
小田急 891 910 1,801
JR 3,740 2,530 6,270
名鉄 830 360 1,190
合計 5,461 3,800 9,261

何をしたかったのかわからないコストになってしまいました。いろいろな特急に乗りたかっただけかもしれません。

青春18きっぷがない時期であれば、JR東海の普通列車だけの切符で御殿場線から使えるものを使うと安そうですし、ここまで来たら渋滞覚悟でバスとなるかもしれません。

区間区間見ればフルJRよりは安いというのもあり、そうした利用シーンがあればメリットはあるかもしれません。

しかし、区間区間でJRと私鉄が競っているのも感じられ、人口密集地域ではビジネスとして鉄道が需要を奪い合っているのが感じられました。

最後に言うと、最安だったり、最速だったり、豪華だったり、際を極めることがすごいようにも思えますが、自分の好奇心を最大限掻き立ててみて、乗りたいもの、感じたいもの、行きたいところを醸成してみると、際でなくとも楽しめるかもしれません。道中のふれあいの方が、コスト度外視と感じるかもしれません。旅とはそういうものかもしれません。

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