2022年3月12日のダイヤ改正後の平日に名古屋から東京まで青春18きっぷを活用して移動してみました。
名古屋⇒浜松
豊橋駅撮影
ホテルで仕事をして、レイトチェックアウトちょっと前にホテルを出て名古屋駅まで歩いてみます。
ホームに上がるると後3分で特別快速が来ます。16時台という事もあり、まだ空いている時間帯のためか隣席に一度も着席されることなく、豊橋駅に到着します。
前回は強風で遅延でドタバタしましたが、今回は心安らかに浜松行きに乗り継ぎができます。
2022/3//12のダイヤ改正後からかわかりませんが、列車のシートが転換クロスシートとなっていました。
豊橋は節目な駅であり、乗り換えでこのところよく利用する駅でもあります。青春18きっぷの季節でなければ名鉄を活用し名古屋まで、さらに近鉄の株主優待券で大阪までと考えてしまうところです。
出発時はかなりの着席率でしたが、ほとんどの人がクロスシート独り占めでありました。
と言うことで、今回は弁天島辺りで浜名湖が見えます。新幹線が通過すれば最高でしたが、そうは行きませんでした。
この後の弁天島駅から帰宅ラッシュなのか、混んできて隣席も埋まってしまいました。そして、浜松に到着すると折り返しの豊橋行きの行列もすごく、とても静岡方に在来線で行く気にはなれません、と言うことで再び新幹線を活用してみます。
浜松⇒沼津
おおよそ、この区間はこだまが当たるのですが、00分前後の到着からの接続となると毎時17分発のひかりに乗ることが出来、掛川駅飛ばしで通過待ちもなく、20分で静岡に到着できます。
ホテルで朝食を多めに摂ったので、昼抜きで作業していると流石にこの時間にはお腹がキューとなってきて堪らず、浜松駅の売店で餃子弁当を購入してみます。
自由席で通勤時間帯でありますが、座席は相変わらず迷うことなく、独り占めが出来ました。
20分と言う時間は意外と少なく、餃子弁当の餃子部分と気持ち程度のワサビ漬けのみ完食となりました。結局のビールのおつまみの餃子となりました。
静岡駅では普通列車の熱海行きに接続できますが、ここでさらに、快適コースをとってみます。
ホームライナー6号で沼津を目指します。この列車は現在、平日のみの運転となっています。
途中の停車駅は清水と富士のみであり、なかなかの特急並みの列車であります。3両編成であり、今のところ全席自由席でありますが、ホームライナー券を事前にホームで買う必要があります。ホームライナー券売機はクレジットカードでは購入できないため、最低1,000円札は持っていないと迅速に乗り換えはできなくなります。
ライナー券はヘッドレストカバーにライナー券入れがあり、車掌が目視で確認していきます。バルクヘッドな座席やコンパートメント席ではテーブルなどにライナー券を置いておけば目視して通過していきます。
同列車は特急並みのサービスと通過駅ですが、普通列車であり、青春18きっぷでも乗車できるため、330円の課金で済むのが最大のメリットであります。
富士駅で先発していて、この沼津から熱海まで利用することとなる454Mを追い抜きます。
沼津⇒東京
沼津駅に到着です。20時前なので、既に真っ暗であります。454M熱海に行きまで16分あり、南口に出てみます。
意外と時間は少なく、閉店間際の駅ビルの専門店街で値引きされて販売されていたお菓子を購入してホームに戻ります。
先に行かせつつ、追い越しての454Mに乗車です。今回の道中、唯一のロングシートであります。今回のダイヤ改正で中央線で運用されていた313系8000番台がこの辺りで運用が開始されたようであり、今回の一本後のホームライナーで沼津乗り継ぎの熱海にアクセスすればオールクロスシートも夢ではなさそうです。
時刻表的には遠く感じる沼津=熱海ですが、乗っていると時間は短いですが、熱海からの乗り継ぎが良いというか短すぎるため、次のことを考えると到着時間がやたらと気になってしまいます。
おおよそ、遅れではないものの、1分ぐらい遅く到着するため、JR東日本との壁でホームが違うためか、慌ただしくなってしまいます。
20時台のグリーン車はガラガラであります。横浜辺りからは埼玉に帰宅する人が乗りこんできますが、静かなグリーン車であります。
買ったお菓子でも食べてみます。
大船を過ぎるとすれ違いや追い越しの列車で賑やかになります。遊覧船のエビせんは有料で鴎もウェルカムですが、都会では鳥も辛らつな世界です。それでも自然な世界に住むよりも食べ物が多いので、住み着いているのでしょうが。
段々と高層マンションが増えてくると東京も近くであります。川崎、品川、新橋と停車して東京駅です。
21:59に東京駅到着です。上野東京ラインになってから終着感がなくなり、高崎線方面に乗る人が行列しており、意外と慌ただしい東京駅であります。
この筋は休日だと高崎までですが、平日は籠原止まりとなっているようです。
東京駅で下車すると既に22時を過ぎてしました。マン防体制下だったので、ビルの照明が少ないのも仕方ないところであります。
22時を過ぎても東京の空は明るく、大都会と言うところを感じます。この日は黄砂の影響もあってか明るいですが、すっきりとはしていませんでした。
行幸通り方面を見てみます。物静かな景色が流れます。通り真ん中の奥には皇居の森が見えますが、その奥には建設中の東急歌舞伎町タワーが見えます。完成すると結構目立ちゃう事でしょう。
最後に
今回の旅程は下記のとおりです。
列車名 | 発駅 | 着駅 | 記 | ||
---|---|---|---|---|---|
特別快速 | 名古屋 | 16:16 | 豊橋 | 17:09 | |
普通 | 豊橋 | 17:23 | 浜松 | 17:58 | |
ひかり516号 | 浜松 | 18:17 | 静岡 | 18:37 | 自由席 |
ホームライナー6号 | 静岡 | 19:00 | 沼津 | 19:39 | 自由席 |
普通 | 沼津 | 19:55 | 熱海 | 20:18 | |
普通 | 熱海 | 20:18 | 東京 | 21:59 | グリーン席 |
今回は5時間43分と大阪からと比較すると3時間近く短くなり、夕方に出てもその日のうちに東京に到着となりました。
乗り換えは6回でしたが、乗り継ぎ時間はそこそこあった区間もあるので、気持ち的に少し楽でした。
そして、気になる運賃は下記のとおりです。
内訳 | 料金 |
---|---|
青春18きっぷ1回分 | 2,410 |
乗車券(浜松=静岡) | 1,340 |
新幹線特急券 | 990 |
ホームライナー券 | 330 |
グリーン券(平日事前) | 1,000 |
合計 | 6,070 |
運賃はトータル6,070円と前回の大阪からと比較する1,040円安くなっています。ぷらっとこだまと比較すると2,600円安、昼の高速バスの3列席と比較するとほぼ同額となります。
なかなか、微妙な金額であり、新幹線とグリーンを使わないの18きっぱーの醍醐味という事かもしれません。
ただ、午前中に名古屋を出て、静岡で温泉に入り、ウナギを食べて、熱海から東京までひと眠りする旅程としての使い方には交通費をセーブして、その分グルメやお土産に回せるメリットがあるかもしれません。