2022年3月に開業したコートヤード・バイ・マリオット名古屋に滞在しましたので、お伝えします。
外観
第一印象は大きいという感じであります。ホテル全景を撮影するには超広角でないと厳しいのですが、それだと大きさ感がわからくなるので、目の前にあるコインパーキング(かなりの規模ですが)の一番後ろまで下がらないと写りきらない感じであります。
一方で奥行きはそんなにないので、館内で迷子になることは少なさそうです。
車寄せは立派であり、日本国内の同ホテルクラスとしてはかなりの規模であります。
ただし、ホテルとしては構成はシンプルであり、1階にレセプションとレストランとバーラウンジがあり、2階はフィットネスとバンケットホール、それより上階は客室となっています。
上級会員が利用できるクラブラウンジはなく、エリート特典として朝食、ポイント、ラウンジで利用できるバウチャー(利用額に制限付き)と言った感じでした。
ホテルに入った第一印象を決めるロビーラウンジであります。広いだけでなく、豪華さと飽きさせないインテリアでした。奥にはレストランがあり、連続的になっているため、それがインテリアに貢献しているというのもあります。
2階
2階はバンケットホールとなっており、広いホワイエがあります。披露宴はもちろんですが、コンベンション等で交流するにも十分な広さがあります。
フィットネスは規模が大きく、ランニングマシンと自転車系のマシン一台ずつというところが多い中、4台も設置されていました。
ルームレビュー
ビル自体が大きいためか、エレベーターホールは広めです。
客室は3~12階までであり、今回は高層階のお部屋でした。最近の日本のホテルはどこでも木を使用したところが多くなっています。建材としては加工しやすくて燃えにくくなったからなのかわかりませんが、木目はホテルによっていろいろですが、高級な方向に振った木目でした。
開業したてで、混雑していたためか上層階とはしてくれたものの、特段なアップグレードはありませんでした。そして、ツインベッドタイプであります。
部屋自体はほぼ同じ構成であるので、UGは角部屋が空いている時だけと言った感じであります。
反対から見てみます。幅はそれほどありませんが、モクシーのようなコンパクト感はなく、のびのびしています。
ベッドはツインベッドではありますが、狭さを感じることはありませんでした。枕の反発感がちょうどよく、なかなかホテルの枕は合わないのですが、首が痛くなることはありませんでした。
テレビは55インチでしょうか。4K放送にも対応していました。大浴場やコインランドリーはそもそもないので、稼働状況とか確認できませんが、ホテル館内を検索は素早くできました。
クローゼットはオープンタイプでありますが、結構奥行きがあり、ハンガーの数は結構ありました。翌日着るものをすぐに吊るしてしまう性なので、ハンガーが多いのは正義であります。
T-falの衣類スチーマーがあります。使うことはありませんでしたが、どうもシワが気になる際には役立つかもしれません。アイロンだと冷めるまで収納しにくいですが、これだとすぐに片づけられます。


パジャマはにスリッパです。開業間際のホテルの新しいためか着ていて、とても清々しいです。
茶器類は一般的と言えば、一般的です。冷たいも見ものしか飲まないので、あまり利用しませんが、グラスはステムがなくても、ワインも飲めるようなタイプの方が良かったです。


冷蔵庫はそのままだとフルボトルは入りませんが、仕切り棚を外すと3本ぐらいは行けそうです。セーフティーボックスは冷蔵庫の上ではなく、入り口近くのオープンクローゼット部分にありました。
ベッドサイドまわりです。USBポートが豊富にあります。USBタイプCが登場してかなり経ちますが、なかなかホテルでタイプCのポートは普及しないようです。
持っているガジェットがのポートがCになりつつあるのでA⇒Cの変換プラグがないと同時充電とかできなくなっています。
また、Soundcore Wakeyがあります。ルネサンス沖縄に設置されていて、寝室にカチカチしない時計を探していて、これだと思って自宅に設置したものであります。機能的にはスピーカーがメインのガジェットではありますが。
時計はもちろん、ラジオもついています。そして天板はQi充電台となっているのiPhoneを置いて使っています。スマホカバーをしていると一発で充電が定まらないところはありますが、便利であります。
ついでに言うと、時刻はこれ自体電波時計ではないので、たまにスマホと接続してやらないと時刻が進んでしまったりします。
窓からの景色
ウィンドーサイドはソファとテーブルが置かれています。カウチではなく、シングルソファが置かれているのは良い点であります。
また、窓の位置が座った視点からも低いため、明るく、パノラミックが期待できます。
堀川が見える場所であり、奥には名古屋駅付近の摩天楼が見えます。向かいは駐車場でその後ろにショッピングセンターがあり、メガドンキが入っていました。コンビニに行くよりもこちらの方が便利かもしれません。
日中に名古屋駅方面を撮影してみました。同ホテルのエリアは地下鉄は10分近く歩き、それならば名古屋駅まで徒歩となると20分はかかるところでもあります。
それぐらい離れるからこそ、摩天楼が見えるとも言えます。雨が降ると結構、移動はタクシーに依存していしまいそうです。
タクシー代を考えると泊まる日のレートの値差がないのであれば、真ん中奥の白いホテルに泊まってしまいそうです。
ウエットエリア
続いて、水回りです。ベッドルームと連続となっていますが、扉を閉めて別空間にもできます。
水回りはファンや管から伝わってくるノイズがどうしてもあるので、滞在中はほぼすべて扉を閉めて利用していました。ファンの音がうるさいと言うことはないのでが、閉めた方が落ち着く感じでした。


アメニティ関連はボディタオルがあったりと中部国際空港にあるフォーポイントと同じものでした。
ちょっと違ったのがPOLAのアメニティキットがさらにありました。


バスルームとトイレは別となっています。バスルームは十分な広さであります。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはディスペンサータイプでした。NIRVAE(ニルヴァエ)でした。フリマサイトで転売されないためなのでしょうか。
朝食
朝食は1階のレストラン"CRUST"となります。ロビーラウンジからつながっており、奥に広いスペースでした。
ブッフェ形式であり、オムレツやきしめんなどは即席で調理してくれます。種類とバラエティはかなり豊富であり、ついつい多く選んでしまいます。
和食では赤魚の焼き魚から洋食のカリカリのベーコンまであります。なるべく量を少なくしたのですが、それでも多くの種類をピックアップすると皿が増えてしまいます。この日は結局、夕方まで何もいらない感じでした。


きしめんはフォー風に仕立てられています。ライムとパクチーがアクセントとなって、朝からやさしい中にもエキゾチックな感じでした。
一方でウナタマオムレツは名前のとおり、ウナギが入ったオムレツであります。フォーポイントNGOではもろみ味噌だったので、日によってはいずれかが楽しめるのかもしれません。ソースはウナギのタレでした。
最後に
新しいホテルはピカピカで設備が良いので、泊まりたくなるものですが、実際泊まるとやはり、いいなあと感じてしまいます。
名古屋市中心部でマリオットと言うと駅直結の名古屋マリオットアソシアホテルでしたが、これからは栄方面にも近い、同ホテルが選択肢となるかもしれません。