フィンランドのヘルシンキ発券の羽田往復のカタール航空のビジネスクラスが安く、最新鋭の飛行機であるA350-1000を利用できるため、まとめてみました。
カタール航空ワンワールド脱退の噂
カタール航空は現在、JALなどが加盟している航空連合「ワンワールド」に加盟しており、JALの上級会員になるためのFLYONポイント(通称FOP)の積算も可能であるほか、JALのマイルでカタール航空を利用することも可能です。
しかし、カタール航空のCEOが公の場でワンワールドに加盟している他の航空会社の不満を漏らしていたりしており、2019年のうちにも脱退するかもしれない憶測もあります。そうなるとFOPを積算できなくなるほか、JALのマイルを利用して、グレード高いカタール航空のビジネスクラスを利用できなくなる可能性もあります。
カタール航空A350-1000
A350-1000はA350シリーズの中で胴体が長く、A350-900よりも多くの乗客を搭乗することが可能となっています。その胴体の長さはA350-900よりも7m長くなり、350人規模の乗客を搭乗可能としています。
カタール航空は世界で初めて、A350-1000を就航させた空港会社でもあります。
Qsuiteとは
カタール航空ホームページより
カタール航空の最新のビジネスクラスブランドであり、完全にパーティションで覆われ、個室感を高めている方、前方に向かって反対側に設置されているシートもあるため、最大4人で寛げるシートも可能というこれまでの概念を覆すようにビジネスクラスです。
SEAT GURUより
シートスペックは1-2-1の配列でシートピッチは103インチ、シート幅21インチ、A350-1000では46席のQsuiteシートが設置されています。
ビジネスクラス ヘルシンキ=羽田往復
旅程
今回は2月の連休と3月の連休を絡めた想定をしてみました。
エクスペディアより
往路は2月11日の夜にヘルシンキ・バンター空港を出発し、ドーハには翌日2月12日朝6時に到着します。約1時間の乗り継ぎで羽田空港に向けて出発し、羽田には同日の22:30に到着します。
エクスペディアより
復路は3月16日夜25:50に羽田を出発し、翌朝3月17日の朝5:50にドーハに到着します。2時間40分の乗り継ぎで、ヘルシンキに向けて出発し、ヘルシンキには13:55に到着となります。
機材はヘルシンキ=ドーハ間がA330、そして、ドーハ=羽田間の長距離区間がA350-1000と最新のQsuiteのビジネスクラスが利用できます。
予約クラス・運賃
予約クラスはRクラスでJALマイレージバンクでは125%の積算率となります。運賃は222,940円となります。
積算マイル・FLY ONポイント
積算マイル・FLY ONポイントは下記のとおりです。
フライト | 区間マイル | 積算マイル | FOP | ||
---|---|---|---|---|---|
2月11日 | HEL | DOH | 2,731 | 3,414 | 3,414 |
2月12日 | DOH | HND | 5,141 | 6,426 | 6,426 |
3月16日 | HND | DOH | 5,141 | 6,426 | 6,426 |
3月17日 | DOH | HEL | 2,731 | 3,414 | 3,414 |
合計 | 15,744 | 19,680 | 19,680 |
積算マイルは19,680マイルであり、FLY ONポイントも19,680FOPとなります。FOP単価は11.33円と欧州往復としては悪くないと言えます。
最後に
ワンワールドを脱退する可能性もカタール航空の最新鋭の機材でFLY ONポイント積算できるのは最後のチャンスかもしれません。欧州に複数回行く人は検討してみてはいかがでしょうか。