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ANAマイラーなら一度は搭乗したことがあるかも、成田=沖縄便は名脇役

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OKA

ANAマイラーなら一度は利用したことがある人も多い、ANAの成田=沖縄便について、まとめてみました。

ANA 成田=沖縄便とは

フライト便

ANA 成田=沖縄便は現在ではフライト番号は

ANA2159便(成田18:25発沖縄21:35着)

ANA2158便(沖縄11:50発成田14:20着)

で一日一往復です。また、スターアライアンス各社のコードシェア便を連ねています。沖縄発は、成田発の北米や東南アジア路線への接続、成田発は北米や東南アジア着から接続役を担う国内線接続便と言えます。

搭乗した人はわかると思いますが、外国人が多く、米軍関係者が多いと思わせるフライトであり、ここ10年来ほぼ、時刻の変更なく、定期的に運行されています。

積算マイルは羽田よりは実フライトは長いと言えますが、羽田と同じく984マイルとなっています。

機材

国際線機材

以前は国際線機材が運用されており、国際線のボーイング767-300ERのビジネスクラス(2-2-2または、2-1-1配列)を普通運賃で搭乗できるため、深いリクライニングと広々とした足元にお得路線でしたが、10年位前から現在のプレミアムクラスの設定がされ、ボーイング737-800型機かボーイング767-300型機とマチマチでしたが、かなり以前から、プレミアムクラス設定のあるボーイング767-300型機(通称76P)でほぼ固定で運用されています。

76P

ANAマイラーが成田=沖縄便のお世話になる理由

ANAマイラーが成田=沖縄便のお世話になる理由は以下のとおりです。

海外発券の国内線区間として成田発着として接続が良い

海外発券において、成田・羽田・関西・中部との国内線接続の場合の国内線運賃は割安であり、片道10,000円程度で利用できるため、成田=沖縄間の国内線運賃を購入するよりも割安であるもののプレミアムポイントは日本国内線だけで売られている運賃とほぼ同等と言えます。

PP単価が良いため、国際線のマイル修行に追加してプレミアムポイントを稼ぐ手法として効率的であると言えます。そして、成田空港から羽田空港に地上移動することなく、乗り継げるため、重宝しています。

今では、運賃クラスやプレミアムポイントのルール改定により、国際線はビジネスクラスでないと国内線区間のプレミアムポイントの単価は悪いですが、クアラルンプール発券などの場合、国際線がビジネスクラスの場合、国内線区間もプレミアムポイント単価は高くなり、いまだに需要があると言えます。

国内線プレミアムクラス運賃が羽田発着よりも割安

super value 28

成田=沖縄便は先述のとおり、プレミアムクラス設定ありのボーイング767-300型機でほぼ固定で運用されています。国際線乗り継ぎ需要が好調のためか、小型機ではカバーできないため、中型機に設定していると言えますが、国際線乗り継ぎ顧客のほとんどはエコノミークラスであり、プレミアムクラスの需要を満たすことができないこともあるのか、プレミアムクラスの割引運賃が羽田便と比較しても割安に設定されています。

特に28日前に購入するプレミアムスーパーヴァリュー28では片道27,640円となります。積算できるプレミアムポイントは2,860PPとPP単価9.66円であり、中型機のゆったりとした機材でプレミアムポイントを多く積算できるところもあります。特に羽田=沖縄便はプレミアムスーパーヴァリュー28が4万円台であることを比較すると、成田から都心の交通費を加算してもお得と言え、マイル修行の影の名脇役と言えます。

成田出発の場合のラウンジも秀逸

成田発沖縄着(ANA2159便)のプレミアムクラスを利用の場合、成田空港でANA ARRIVAL LOUNGEが利用できます。このラウンジは通常の国内線ラウンジと異なり、国際線の到着ラウンジ機能もあるため、ラウンジが国際線チックであり、食事などの面でほかの国内線ラウンジよりも優れていると言えます。

ラウンジの詳細はこちら 

また、沖縄のANAラウンジも2019年2月中に改装され、座席数がアップするため、利用する価値が上がると言えます。

最後に

ANA成田=沖縄便はANAマイラーであれば一度は利用したことがある路線でもあり、その有難さを味わったことがあると思います。羽田の国際化が雨後の筍のように、興隆している中で、国際線の接続便としても、国内線のみとしてもマイル修行には重宝されるルートと言えます。長年マイル修行をしている人には、いぶし銀の効いた名脇役と言った路線であり、時が経っても、ほぼ変わらぬ運航体系は、時代の変化の激しい中、どこか癒される路線でもあります。

全日空767

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