世界一のビジネスクラスであるカタール航空のQスイートにて東京・羽田を往復する運賃が19万円台と遂に20万円以下となっているため、まとめてみました。
ビジネスクラス フランクフルト=羽田往復
今回は来年の5月の閑散期に試算してみました。いまから10か月後であり、ワクチンや特効薬が出ていることを期待しつつ、ゴールデンウィークを外して安上がりになる旅程を探してみました。
スケジュール
往路は5月11日の夕方にフランクフルトを出発し、トーバーでの翌日未明の乗り継ぎで、羽田に向かいます。機材はA350-1000と最新鋭の機材となります。羽田空港には12日22:40に到着します。
復路は5月31日の0:01に出発します。こちらも最新鋭のA350-1000のQスイートとなります。ドーハには朝に到着し、2時間の乗り継ぎでフランクフルトに向かいます。機材は77Wであり、到着時間は13:30となります。
昼過ぎの到着のため、ICEで欧州各地に向かっても良いですし、別切りで安い航空券のチケットを購入しても良さそうです。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃・予約クラス、そしてFLYONポイントは下記のとおりです。
運賃 約199,047円
予約クラス Rクラス(125%)
FLYONポイント 19,984FOP
FOP単価 9.96円/FOP
運賃は20万円切り、そして、FOP単価は10円切りとアンダーアンダーな結果となっています。しかも、発券地がヨーロッパの大空港・フランクフルト・アム・マイン空港であるため、何かと便利そうです。
Qスイートのベストシートはどこか
カタール航空のビジネスクラスの代表格であるQスイートは扉付きのビジネスクラスとなっています。その中で今回利用するA350-1000(351)シートスペックは下記のとおりです。
シート数 46席
シート配列 1-2-1
シートタイプ スイート(扉付き)
シートピッチ 103インチ
シート幅 21.5インチ
シートレイアウト1列ごとに進行方向に対して正面と反対が繰り返されるタイプであり、シートピッチを確保しつつ、左右の幅も確保しています。
スペック上はシート幅 21.5インチですが、扉までのスペースやサイドテーブルの広さなどからそれ以上にスペースを感じます。
ベストシートについてはやはり窓側が個室感もあり、その中でも座席が窓側に近く、言い換えると通路から座席が遠いA列とK列がベストシートと言えます。
このシートは進行方向に対して、反対側のシートのため、最初は、違和感を持つかもしれませんが、水平飛行に入れば意識することは少なくなり、横になってしまえばどちらに飛んでいるかさえ意識しなくなります。
最後に
カタール航空のビジネスクラスのQスイートを20万円以下で遂に利用できるのはなかなかであります。
発券地がフランクフルト、そして、目的地が東京羽田と言う点も便利であります。何よりもFOP単価が10円を下回っているのは驚異であり、マイル修行にも利用できるのは良いところです。