世界遺産であるバーレーン要塞にバーレーン出国の前に立ち寄ってみましたので、お伝えします。
バーレーンの世界遺産
バーレンには世界遺産が3つあり、以下のとおりです。()は登録年。いずれも文化遺産です。
バーレーン要塞 - ディルムンの古代の港と首都 - (2005年)
真珠採り、島の経済を物語るもの - (2012年)
ディルムンの墳墓群 -(2019年)
日本は文化・自然遺産含めて26あり、数が多いことが良いとは言えませんが、バーレンでは文化遺産が3つあり、近年に登録と言う事もあり、最近は熱いのかもしれません。
ちなみにバーレーンの国土面積は 786.5 km²で、人口は 157.7万人であり、日本は377,975.64 km²で、人口は1億2,377万9,000人であり、密度的には世界遺産が多いのかもしれません。日本は平安時代や戦国時代は歴史をみると興味深いですが、大政奉還後から昭和に至るまでの急激な人口増など見ているとこちらの方が興味深いかもしれません。
アクセス
そんな中で同国で一番早く世界遺産登録されたバーレーン要塞に行って見ました。と言っても、ペトラ遺跡のように一日か二日かかることもなく、マナーナ市内にあるので、飛行機のフライト前にホテルからチェックアウトしてから、行ってみました。
ホテルからはUberで20分程でアクセスできます。路線バスとかはよくわからないので、ライドシェアが大変便利です。
地図は以下のとおりです。
ふらりと歩いてみた
バーレーン要塞は世界遺産ですが、誰でもタダでアクセスできます。同じ中東のペトラ遺跡とかはものすごい入場料が高いですが、そんなことはなく、見られるボリュームも少ないとは言えますが、気軽に行ける世界遺産です。マナーナの摩天楼との景色が対照的です。
海風が強く、干潟のような先にペルシャ湾が見えます。そして、海鳥が多く、遺産以外にも風光明媚な景色が見えます。海岸近くだと潮と言うか磯臭いケースがありますが、風が強いこともあってか、そうした感じはありませんでした。
古の景色であり、石垣しかないのは世界遺産あるあると言った感じです。まあ、タダでみられるので文句はありませんが。ただ、古にこの場所で営みがあったことを考えると今でもそのままで残っているのは何ともであります。
三内丸山遺跡のように復元されているものがないので、文字通りの遺跡となっていますが、遠くに見える高層ビルのように再開発はないようであり、このまま続くのでしょう。
このあたりは復元した場所のようであります。当時風に再現しています。こうしてみると日本の城は如何に戦が多かったと逆に感じてしまいました。
この辺りが一番、要塞と遺跡を感じるエリアでした。大体歩いていると遭遇するので詳細は書かなくともわかります。
色々と見ていますが、15分ぐらいでエリアを見て回れるので、出向前の寄り道でも十分に時間が足ります。時間があれば、F1のバーレーン・インターナショナル・サーキットにも行って見たかったのですが、こちらは結構遠いので諦めました。
バーレーン要塞が如何に都心部にあるのを痛感しました。
最後に
今回はバーレーン中心部にある世界遺産のバーレーン要塞を訪れてみました。入場料無料であり、アクセスも簡単なのでサクッと世界遺産を訪れることができます。
比較すると姫路城とかよりもアクセスもしやすく、コストもかからないので良いかもしれません。白鷺上の天守閣を見たいと言う人にとっては有料でも価値はあると思いますが。
基本的には遥かなる過去の跡地であり、石垣しか残っていませんが、それでもその配置や海からの距離など考えると日本がまだまだ経済的に小さかった時代にこうした文明があったのは感心させられる場所でした。