佐賀空港にあるラウンジの「Premium Lounge さがのがら。」を利用しましたので、お伝えします。
ロケーション
場所は出発階(2階)国内線エリアにあります。リニューアルされた佐賀空港は最近の空港らしくショッピングエリアを通って行かないと保安検査場に辿り着かない配置となっています。
ラウンジは国内線保安検査場の左側に進むと有ります。空港に早く着くと静かであります。
ラウンジの受付となります。営業時間は8:30～国内線最終出発便搭乗案内までとなります。受付は不在のことが多いので、呼鈴を鳴らして、スタッフさんを呼び出します。
ラウンジの利用方法は大きく4つに分けられます。
- 有料で利用
- ゴールド会員等のクレジットカード提示で無料利用
- マイエアポートクラブ会員
- 個室貸切
有料の場合は、大人1,100円/1時間、小人(3歳以上12歳未満)550円/1時間で利用できます。
ゴールドカード等のクレジットカードの利用の場合は以下のカードブランドが利用できます。
JCB、VJAグループ(三井住友カードなど)、ダイナースクラブ、UCカード、TSキュービック、楽天カード、MIカード、アプラス、オリコ、UCS、セゾンカード、ジャックス、dカード
本人名義のみで搭乗券など搭乗を証明できるものの提示が必要です。VJAやdカード、ダイナースクラブは2022年7月利用できるようになりました。
マイエアポートクラブは九州佐賀国際空港活性化推進協議会が実施している会員制度であります。入会費・年会費は無料であり、入会に際して佐賀空港を積極的に利用するという「マイエアポート宣言」をすることが必要ですが、届く会員証へ署名するだけで宣言は完了するとのことです。
この会員証を提示すれば、大人800円/1時間、小人(3歳以上12歳未満)400円/1時間で利用できます。
法人向けのマイエアポート宣言事業所と言うものもあり、こちらは1人500円利用でき、同行者1名(見送りでも良い)も利用できます。法人需要を囲い込みたいのが見えます。
ラウンジは個室貸し切り予約については窓側と入口側(窓無し)の個室があり、それぞれ定員4名となっています。料金は3,300円/1時間であり、2つぶち抜き(定員8名)でも利用可能(5,500円/1時間)となっています。
ラウンジ全景
ラウンジ全景です。羽田のANAラウンジのように大きな一面の窓が特徴的です。開放感がラウンジでは大事なのでしょう。
シンプルですが、清潔感がある雰囲気であります。
一面の窓側はカウンターとなっており、パソコンを開いて作業するには丁度いいスペースであります。アクリルパネルの間隔が広く、東京都心以外ではカフェの1人あたりの空間が広いのと同じく、広くていいです。
一番奥に見える壁でかこまれた空間は個室があります。
窓からの景色は駐車場ですが、工事中なのかフェンスで囲まれているため、逆にすっきりしています。佐賀平野のぬけた景色が楽しめます。
ソファと言うかチェアと言うかの席は落ち着いた色合いです。サイドテーブルがあり、スマホやタブレットぐらいは利用できそうです。Surfaceは膝上では落ち着かないので厳しいかもしれません。
ラウンジ一番奥の壁には伊万里焼の小皿らしき焼き物を敷き詰めたアートが飾られていました。伊万里は鉄道で行こうとすると遠い場所ですね。
ラウンジ内設備
ラウンジ内には出発と到着が一体化した案内があります。また、遅れています。最近は良く遅れます。
個室の入り口があり、撮影した背後側には通話ブースト喫煙室があります。個室が気になるところであります。
通話ブースはシンプルな空間であります。喫煙室は結構ウナギの寝床のように奥に長いのですが、ソーシャルディスタンスなのか3人ぐらいしか利用できない感じです。
ラウンジ内には男女別のトイレがあります。以前と比較するとかなりグレードアップしています。
電源とUSBポートがセットで各席にあります。Wi-Fiはラウンジオリジナルではなく、佐賀空港の無料Wi-Fiでした。
「空気で答えを出す会社」の空気清浄機がありました。私が近づくとランプの色が変わってフル稼働していました。飲み過ぎたっだのかもしれません。
フリードリンク
空港ラウンジによくあるフリードリンクのベンディングマシンが二つあり、一つはコーヒー系、もう一つは清涼飲料水系でした。
ウォーターサーバーは唐津市七山のものでした。
ドリンクは佐賀地元のみかんジュース(100%)とお茶がありました。九州はお茶の産地なので、どの空港に行ってもお茶は色々な種類があります。
最後に
以前のラウンジは滑走路ビューでしたが、あまり広くない印象でした。今回、新しくなった「プレミアラウンジさがのがら。」ラウンジは大幅にグレードアップしています。
ラウンジの場所は保安検査場通過前であり、飛行機の出発時間はある程度余裕を見る必要はありますが、保安検査場の真横であり、歩いたり、上下移動がなくて済みそうです。
空港全体もモダンとなっており、一度利用してみるのも良いかもしれません。
