今の時代にPP単価6円台のプレミアムエコノミーがありましたので、お伝えします。
うらやましい大西洋路線
シカゴからストックホルムを経由して、スペインアンダルシア州のマラガまでの道のりとなります。
マイル数はシカゴからストックホルムまでが4,272マイル、ストックホルムからマラガまでが1,875マイルとなり、合計6,147マイル、往復では12,294マイルと日米往復ぐらいの飛行距離となります。
スカンジナビア航空プレミアムエコノミー
今回のキャリアはストックホルムを経由すると言うことで、どこのキャリアか容易にわかると思いますが、スカンジナビア航空であり、プレミアムエコノミーとなります。
9月10日から4日間の旅程であり、復路は深夜にストックホルムに到着するため、ホテル滞在が必要となります。
長距離区間はA330のプレミアムエコノミーとなり、欧州区間はエコノミークラスとなります。しかしながら、予約クラスはすべてAクラスとなります。
破格の運賃
運賃は総額89,120円となります。現在では航空券の運賃が高騰しており、日本から東南アジア往復のエコノミークラスでもこの金額はレアであります、ましてやプレミアムエコノミーとして往復1.2万マイル超のフライトではかなりレアであります。
予約クラスとプレミアムポイント
今回の区間は全区間Aクラスであり、ANAマイレージクラブでの積算率は100%となります。プレミアムポイントについては100%積算率の搭乗ポイント400Pが区間ごとに付与されるため、フライトマイル12,294+(400t×4)=13,894PPとなります。
プレミアムポイント単価は驚異の6.414円/PP となります。
航空券が上がってもマイル距離は伸びるわけではない、このご時世にはうらやましい路線であります。
今回はスカンジナビア航空のプレミアムエコノミーが設定されている北米路線では距離のあるシカゴ、そして欧州内も北欧から南欧までとかなり距離の出る旅程を選択しましたが、ニューアークやワシントン・ダレスなどの設定もあり、ヨーロッパ内の主要都市なども検索すると出てきます。
ニューアークなどは日本からニューヨークを経由しても時間はかかりますが、安上がりかつプレミアムポイントを大量に獲得できるかもしれません。
現状、日本から欧州への直行便はアラスカ上空、または中央アジア上空を経由していくので、時間がかかり、割高なので検討も現実的かもしれません。
最後に
日本にいると、とても羨ましい大西洋路線であります。今回はスカンジナビア航空であり、プレミアムエコノミーAクラスはアップグレードできないクラスでありますが、4200マイルほどのフライトなので、我慢できそうです。
日米往復と大西洋往復を組み合わせてみるのも良いかもしれません。