ルアンパバーンに訪問の際に、バンコクエアウェイズを利用しましたのでレポートします。
バンコクエアウェイズ
バンコクエアウェイズは、バンコクを拠点にタイ国内および、近隣の諸国に定期便を就航しているリージョナル航空会社です。2レターコードは、PG。
SKYTRAX「World's Best Regional Airline」
サービスには定評があるようで、航空産業の格付け会社である英国SKYTRAX(スカイトラックス)社が実施している「World Airline Awards 2016」において、「World's Best Regional Airline」と「Best Regional Airline in Asia」とを受賞されています。
上級会員でなくてもラウンジ利用可能
バンコクエアウェイズの特徴としては、マイレージ上級会員でなく、エコノミークラス搭乗でも自社のラウンジ「Boutique Lounge」が利用可能です。このあたりも「World's Best Regional Airline」に貢献しているのでしょうね。今回は、バンコクの空港到着がぎりぎりとなってしまったので、残念ながら行けませんでしたが、行く機会がありましたら、レポートします。
ルアンパバーン空港のバンコクエアウェイズのラウンジ
タイ国際航空との提携
2017年4月10日より、タイ国際航空とコードシェアを開始しています。バンコクエアウェイズ運航の国内線とバンコク発のシェムリアップ、ダナン、ルアンパバーン、マレ便の国際線にてTG便名でコードシェアをしています。逆にタイ国際航空運航便では、バンコク/シンガポール便にてPG便名でコードシェアをしています。TG運航区間でのコードシェアは今後協議の上、増やしていくようです。BKK/SIN区間については、どちらの便名でも運賃を確認してみましたが、ほぼ同じような運賃でした。
マイレージ加算
バンコクエアウェイズは航空会社連合に加盟していませんが、エティハド、JAL、キャセイパシフィック、エアベルリン、ジェットエアウェイズと提携しています。JALマイレージバンクでは、マイル加算ができます。ただし、「FLY ON プログラム」のFLY ON ポイント積算および搭乗回数のカウント対象外とのことです。ANAマイレージクラブでは、提携していないため、タイ国際航空とのコードシェア便でもマイルもプレミアムポイントも加算されません。
搭乗記
今回はタイ国際航空のクアラルンプール発券の片道運賃で発券しました。
Flight No. |
Duration |
Class |
Mile |
TG2420 |
KUL-BKK |
H |
754 |
TG7540 |
BKK-LPQ |
H |
438 |
搭乗機材はATR72というプロペラ機でした。写真のように機体後部から搭乗です。タラップはなくドアを兼ねた階段を上り搭乗。
機内は天井に頭が届くくらいの高さです。シート配列は2-2で、シートはレザーシートでした。
シートピッチは広くなく、短距離フライトでなければ厳しいと思います。
リージョナルエアラインですが、機内誌や機内販売の冊子もきちんとあり、フルサービスです。
機内食も短距離フライトですが、きちんとあります。ポテトサラダにカレービーフンとチョコチップケーキです。ドリンクもお酒も選べ、白ワインとしました。ワインだけでなくお水もつけてくれます。
食事を終え、外を見るとメコン川が見えます。
到着前に入出国カードが配られます。記入欄裏面には観光地をPRされています。このほか、機内ではアライバルビザ申請書が配布されますが、日本人は滞在日数が15日以内の場合はビザ免除不要ですので、左記期間内の渡航であれば記入不要です。到着した空港でも、アライバルビザ申請カウンターに行かず、外国人用のパスポートコントロールに行けば大体空いていますので、すぐに入国できます。
山あいを縫いながら、ルアンパバーン国際空港に着陸。沖止めという程でもありませんが、快晴のルアンパバーンの日差しがまぶしい中、徒歩でターミナルに移動しました。
まとめ
バンコクエアウェイズは、2017年4月からタイ国際航空とコードシェアを開始したことにより、スターアライアンス利用者にも身近となっています。また、今回利用して感じたのが、離陸前にウトウトしていると枕をくれたり、食事の際に、ワインと一緒にお水をくれたりとちょっとしたところにサービスが行き届いており、スカイトラックス社の「World's Best Regional Airline」に選定されたことに納得しました。